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頭の中は常に忙しいが、冷静になってみると実はやることなんてそんなにない

「ああ忙しい忙しい」

「あれもこれもできてない」

「あれについても手を付けられてないし、

それについて調べなきゃいけない…」


そんな雑音に常に脳みそをジャックされているが、

人生、実はそんなにやることはない。

冷静になって、

そんなに急いで何やるの?

と自分に問いかけてみると、

ふと我に返る。


頭の中のギザギザした雑音の正体は、

「今のままでは十分ではない」

「もっともっと」

「まだまだ」

という強迫の声だ。

しかもそれは

自分の考えではなく、

人間界に社会通念として流れているBGMだ。

生まれたときから

「何かが足りない」という価値観にさらされて育ってきたために、

意識がある間中ずっと

そうやって脅迫され続けているのだ。

なぜなら

人間はみんな、

生まれ持っての「究極のいい格好しい」で、

変に思われたり、みじめな姿を見られるのは、

死ぬよりも怖いからだ。


「よく見られたい」という

あまりにも強烈な欲求が

あらゆる思考を支配して、

代わりに自由さを奪っている。


もしそんな自分を客観的に見ることが出来たら、

ずい分と生きやすくなるのではないか。



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