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過去の作品をみて「うわっ!ヘタクソやん…」って思えたら成長してる証拠

技術は量をこなすと質がともなってくる。

これはどの分野についても言える。


なぜなら自分自身の実体験として

大いに実感しているからだ。


例えば

私は美容師の仕事で

お客様のヘアスタイルが出来上がったら、

記録としてうしろ姿を写真に残している。


こうすることで

ひとりひとりの履歴を

画像で明確に残しておくことができるし、


ヘアスタイルは写真にすると

肉眼で見るよりもシルエットがはっきりするので、

自分の仕事のクセを掴むこともできる。


そうやってスマホに撮り貯めた写真は

いまや何千枚にもなっているが、

一年前に撮った写真を見返してみると、

なんだか野暮ったく見える。


ヘアアイロンの巻き方もヘタクソだし、

写真の撮り方も全くヘアスタイルの魅力を活かしたものではないし、

髪のボリュームも変なところに出ていて、

なんだか古臭い。


今思えば、

「よくこんな仕上がりでお金をもらえたものだな」

と思う。


かといって

仕事に手を抜くタイプではないという

自負もあるので、


写真を撮った当初は、

それがベストだったのだ。


いや、

なんなら自信満々だったのだ。



しかし、

今、サラッと作れるヘアスタイルのほうが、

以前、それはそれは手間ひまかけて作ったヘアスタイルよりも、

なんだかいい感じだ。


そうやって毎日の積み重ねが

自分でも気づかないうちに

仕事の質を高めてくれている。


成長を実感できるうれしい瞬間だ。






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