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副業をしたほうが案外本業も上手いく

よそに目を向けないで、

一つのことに専念したほうがいい、

という意見もある。


しかし、

副業をして適度に

本業のガス抜きをしたり、

副業で得られるスキルやものの見方を

差し込んだりしたほうが、

どちらとも新鮮に保てるような気がする。


例えば

ライターの仕事を

副業でやっている美容師が、

わたしなのであるが、


2つ仕事を持つメリットを

実感している。


30歳になるまでは、

正社員として

美容師一本でやってきた。


もちろんこれはこれで

どっぷり美容に浸かれて楽しかった。


と同時に、

なんとも言えない閉塞感も

拭えずにいた。


「美容師の常識は、世間の非常識」

という言葉がある通り、

特殊な業界に身を置くと、


自分が浮世離れしてくる感じがする。


例えば、

割と重要な公的な場で、

アロハシャツとビーサンで現れたりする。


TPOに合わせて、

なんとなくふさわしいドレスコードを

わきまえるという感覚が

圧倒的に足りないのだ。



こんな風に、

自分が当たり前だと思っていることが、

自覚なく世間から大きくズレていて、

一般的な社会人から見たときに、

「あの人なんだか変わってる……」

と思われるのはすごく嫌なことだ。


私は、

特殊な業界に居ながらも、

「普通の感覚を持っていたい」と

強く思う。


美容室に来られるお客様も、

大半は普通の感覚を持っている常識的な人なわけで、


ぶっ飛んだ感覚の美容師だと、

安心して通ってもらえないと思っている。


そのためか、

私は昔から美容師以外の仕事をしている人との

交流を好む。


感覚のズレをそうやって修正したいからだ。


また、

副業を持つことによって、

別の業界の風を感じることができ、

自分をリセットするのに

非常に役に立つ。







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