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楽しむセンスが欠けていた

しなければいけないこと以外は、

できるだけ無駄なことをしない。

これが私の根底にある人生の捉え方だ。

つまり、

仕事をして、

それ以外は大人しくしている。

私には、

楽しむセンスが少し欠けていると自覚がある。

こうしたい、よりも、

しなければならない、が圧倒的に多い。

真面目に働く。

無駄遣いはしない。

何も悪いことはないではないか。


でも、

仕事に「楽しむセンス」を取り入れて、

「軽やかに現状を突破する」という経験がない。

真面目にやるよりもはるかに、

楽で、クオリティが高くて、早くできる。

いわゆる天才肌な人がやってのける技だ。

私はどうもそれができない。

どうも肩に力が入る。

どうしてもジタバタしてしまう。

そんなこんなで20数年。

この泥臭さも、

案外楽しくなってきた。


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