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自分に自信がない人は、誰かのサポートに徹してみては

自分に自信のない人は、

「"自分自身"でなにかを成し遂げること」だけが

能力だと思っているのかもしれない。


たとえば、

逆境を物ともしないバイタリティーや、

難題もすんなり解いてしまう頭の良さ

など。


世の中を見渡せば、

能力のある人なんて

数えきれないほどいる。



組織をまとめ上げるコミュニケーション能力がある人、

一目置かれるカリスマ性のある人、

誰にもマネできない才能を持った人…




「その人たちから比べると

自分はなんて霞んでしまうんだろう」


そう思うのも仕方ない。


自分のキャパを素直に認めるなら、

彼らほどの能力がないことは

明らかである。



「自分で限界を決めてしまってはいけない」

という人もいるが、

心の底では、

自分ができること、できないことは、

自分が一番よく分かっている。


自分を鼓舞しても、

一時的な気休めだと分かっている。


それが、

本音の本音だろう。



自分の能力を生かせる舞台は、

彼らとは違うところにあるのだ。


そんなときは、

誰かのサポートに徹してみてはどうだろう。



今まで味わったことの無い、

充実感を味わえるはずだ。



私自身、今までは、


スターになりたいのに、

なり損ねてきた。


注目を浴びたいのに、

必死にアピールしても

誰にも大したインパクトを与えられずにいた。



しかし2年ほど前から、

思いもよらず母の介護をすることになり、

「自分以外のサポートをする」

という立場になった。



するとどうだろう。


何とも不思議な

充実感があったのだ。



以前よりも

自分の時間は減り、

やりたくないけどやらなければならない事が増え、

好きなこともできないのに。


なぜだか

幸福感があるのである。



「サポートをする」ということは、

なんだか2番手みたいで、

負けているようで、

大嫌いだった。


悔しくて

そちら側に回りたくなかった。



しかし、

ひょんなことから

「誰かをサポートする」ことに

意義を見出すきっかけを得たのだ。


それは、

とても新鮮な感覚だった。



「支える」という才能、能力。


それがどんなに偉大なことかが、

ようやく分かった気がする。



だから、

いま自分に自信を無くしている人は、

ひょっとして「支える才能」に溢れているのかもしれない。







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