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あてにしていい自分と、相手にしなくていい自分

不安に駆られて冷静さを失っている自分の言うことは、

相手にしなくても良い。

ぐっすり眠った休日の朝、

妙に落ち着きのある自分が言うことは

あてにしていい。

自分自身が考えることでも、

聴いた方がいいことと、

無視していいことがある。

それをすべて聞き入れるから

何を基準に判断すればいいのかが分からなくなるのだ。

落ち込んで、

パニックになって、

冷静さを欠いている自分の言うことは、

適当に流したほうが健全でいられる。

賢明な判断力を備えているときの自分のことだけ

しっかりと耳を傾ければいい。

その聞き分けは、

実はもうすでにできるはずである。

とくに身近な人に関することは、

冷静でいられないことも多い。

例えば家族に関すること。

親の介護に際して兄弟が協力的でなかったり、

自分との温度差があまりにも開きすぎていたりする場合、

一気に「被害者モード」が全開になる。

自分が中心となって事を進めている立場なら、

やり切れない思いになるのは当然のことだが、

あまりにも近眼的な発想になっているときは、

やはり自分の言うことでさえも

半分は聞き流したほうがいい。

パニックになっているときは

簡単に人間関係もめちゃくちゃにしてしまうし、

あとあと後悔するような言動を取るように脳が発令する。

そうすると

その後自分が不利になることがほとんどだ。

そんなときこそ

一呼吸おいて、

「言うことを聞いた方がいい自分」かどうかを見極めたい。

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