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ライティングは洞穴を掘るのに似ている

初心者がライティング力を習得する過程は、洞穴を掘るのに似ている。

洞穴を掘るには莫大な時間と、労力を要するが、一度掘ってしまった穴は、ラクラクと行き来できる。

初めは手で掘り始めるが、痛くてとてもじゃないが続けられない。

そこでスコップを持ち出し、掘り続けるが、どうもらちが明かない。

そこで、電動ドリルを買ってきて作業を進める。(ライティングの教本を買ったり、セミナーに参加する)

すると思った以上に掘り進めることができて、「ほうっ!」と思う。

(我流でやるより先人の知恵を拝借する方がよっぽど早く、いいものが書けると気づく。)

それでも続けていくと疲れるし、途方にもくれる。

そして投げ出しそうになったとき、ふと後ろを振り返ったとき、50cmくらいは進んだということに気づく。

世間を見渡すと、洞穴どころか、地下に豪邸まで立てている人もいる。

でもその50cmに妙に満足して、また続けてみようと思う。

その繰り返しだ。


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