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「分かってもらえる」という体験が少ない

「自分は変わっているのかもしれない。

だっていつでも

周りの人とうまくやっていけないから」


そんな風に感じるのが

私の標準的な心の状態である。


自分の

こだわりの強いところや、

人一倍怖がりなところが

誰かとのコミュニケーションを難解にしてしまうのだと思う。


さらに

人と対峙したときの疲労感の重さに

長時間耐えられないので、

誰かと真正面から向き合わず、

少しななめにして

自分の表情を読まれないような、

心の内を隠したままの 

付き合い方しかしない。


誰かが不機嫌だと、

もうそれだけで

その人の気持ちに引っ張られて

自分のやるべきことに集中できない。


そんなスタンスでいると、

周りからは少し奇妙に見えるかもしれない。

当然、

「分かってもらえる」という経験は少ない。


どこか他の人とは次元の違うところで

生きているような感覚があり、

孤独感も強いが、


もうそれは

そんなもんだと思うしかない。


かつては自分を変えようと

「演じる、鍛える、フリをする」

ことに挑戦してみたが、


感度の良いセンサーは

まったく鍛えられなかった。


小さなことに動揺する性質は、

根本的にはそのままなのだと

分かった。


ちょっとしたことで

心臓がドキドキする。


できればそのドキドキを感じたくない。

だから

そんな場面が予想できるときは

いち早く回避する。


こんなコソコソと生きているのは

自分だけなのではないだろうかと

ずい分悩んだが、

最近はHSPに関する理解が進み、

自分を客観的に見ることもできるようになった。


「分かってもらえない」と感じる人が

思った以上にたくさんいて、

「分かってもらえないあるある」で共感できる。


理解することは心を軽くする一番の方法だ。

せめて自分のことは分かってあげないと。

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