探して買う「本命の本」と、偶然出会える「一目ボレの本」

本屋には、

様々なジャンルの本が置いて合って、

書籍の形態も、

文庫、新書、辞典、図鑑、絵本など

幅広い。


しかし、

興味の観点から言えば、

探し出して買う「本命の本」と、

本屋でたまたま出会う「一目ボレ」の本。

この二種類である。


「本命の本」は、

一途な思いで

迷わず選ばれ、

読む人が望むところへ

ピンポイントの喜びを届ける。


一方

「一目ボレの本」は、

思いもよらない出会いによって

読む人に新しい扉を開かせ、

副産物的な幸せを届ける。


「本命の本」は、

知識の幹となる部分を

太く、しっかりとしたものに

育ててくれる。


「一目ボレの本」は、

自分が知らないことさえ知らなかった世界の

花の美しさを教えてくれる。


幹だけではゴツゴツして味気ない。

花だけでは根がなく短命だ。


揺るがない強い信念のような幹と、

容姿を煌びやかに見せるドレスのような花。


そのどちらも

バランスよく育てるために、

二種類の本を

手に取ろうと思う。

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