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ちはやふるを読んだ感想。(7巻~8巻)

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7巻
こぬひとを→来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身も焦がれつつ
めぐりあいて→めぐり逢いて見しやそれともわかぬ間に雲がくれにし夜半の月かな
の札、歌が気になった。紫式部の歌は、千早が「なんか新のことみたい。いっつもちょこっとしか会えない……」、「恋の歌に聞こえるけど、幼なじみの女の子との別れを歌ってるんだよね。ほんとピッタリだ」とかなちゃんに言っていたのも。
せっかくの競技かるたマンガなので、あまり三角関係に気を取られたくないんだけど。かるたしか頭にないように思えて千早は無自覚なのか、それとも単なる友情なのか分からないし、太一は、今度は同じ間違いを繰り返さないで欲しい。駒野先生(机くん)も、肉まんくんもすごいなあ。肉まんくんの説明は、図解して欲しかったけど。
かるたでも、優勝者、準優勝者、クイーンは、有名私大に推薦でいけるんだ…。
ジュニアとシニアは分けて欲しいかも。
いい先生、お母さんで羨ましい。
千早の成長も見て取れる。
チョコが高級品だった時代は、何食べてたのか気になった。かなちゃんより、机くんの方が気が利く。(水まで持ってた。)
原田先生が、試合前に固形物食べたら眠くなるって言ってたけど、だとしたら、周防名人ってかなりの困った人だな…。
A級の中にも力の差があって、自分を腐らせないようにするのは大変そうだ。何でも仲間がいれば解決するってもんでもなさそうだし。詩暢ちゃんも、新か…。
山本由美さんのこと、あんまり地味って言うな!千早と太一が派手なんだよ!って、ちょっと腹が立ってしまった。
確かに、かるたと仕事の両立は大変そう。期待に応えられないことに疲れるって、先生が優しいことでしんどいこともあるんだね。千早達が社会人になってからも読んでみたいな。かるたも、かるたで食べれたらいいのに。
山本由美さんって、何か新のかるた会の先輩に似てる。


8巻
私は短歌を詠んでいるので、歌を読む人は「読む」だと思ってた。判定が難しいケースもあるだろうけど、かるたも主張することはあまりいいこととされてないのか…。全員の試合が中断されるから仕方ないのかも知れないけど。肉まんくんの言ってた通りだと思う。(「ユーミンのかるたは、ほかの選手より、すこしだけ丁寧で、すこしだけ正確。その「すこしだけ」を手に入れるのがどれだけ大変か、ここにいる人間ならみんな知ってる(P.40~41)」)
一度、原田先生のワイフを見てみたい。ちらっと登場した?試合後、飲み物?渡してた人?
千早とユーミンの試合見て、太一は「気持ちの強さ」って言ってたけど、経験の差もあるんじゃないかな?
「忍ぶれど」も「戀すてふ」も好きな歌。着拒は、ちゃんとお断りしてからしてあげて…。
絵だけで描けてるのがすごい。山本由美さんもだったけど、先生との二人三脚が。新も広史さんも、本当に自分のこときちんと見れてて、すごい。
やっぱり、机くんいいなあ。千早は、やっぱり新かい…。かるた部のクリスマス会も見てみたかった。ここで、かささぎの歌持ってくるとは…。
何か笑い取るポイントが間違っているような…。そりゃ、あれだけスノー丸アイス食べてたら、ああなるだろうけど。この漫画家さんは、シリアスな展開に、肩の力を抜けるポイントを入れるのが上手いとは思ってたけど。女性の痩せ/ぽっちゃりで笑いをとるのは、もう古いのでは?山本由美さんの地味もだけど、このマンガ、時々そういう危ない橋渡るよな…。
ラウール?
詩暢ちゃん、子どもの頃から独特な感性しとんなあ…。京都は、やっぱり古い、固いイメージから抜けられないのか……。おばあちゃん、府議会議員やし……。(P.138)詩暢ちゃんは、やっぱり「しのぶれど」か。
詩暢ちゃんと周防さんの勝負見てみたいなあ。
あれ、クイーン戦の枚数差と同じ、わざとだとしたら、すごすぎる。
肉まんくんは、やっぱりすごいよ。千早のかるたのタイプまで知ってて、周防名人見とけってサポートまで出来て。
かるたも男子は、女子の方が注目されてるのか…。(クイーン戦の残り時間でしか放送がない……。P.182)
耳が良いということは、雑音に弱いと思うんだけど…。周防名人、ものすごい小声やし。


ちはやふる/末次由紀 (Be・Loveコミックス)


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