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ちはやふるを読んだ感想。(1巻~6巻)

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1巻
実際に読んでみないと、登場人物の抱える複雑さや話の面白さが分からない漫画だと思う。文化系も活躍の場が広がったけど、何でも順番をつけられるのは残念に思う。私はおっとりしてるので、競技カルタやってもダメだったと思うし。あと、この漫画の話になると、よく、千早とくっつくのは、太一か新か?という話になるけど、私は、太一は好きにはなれそうにないかな。(アニメ版や映画版での、その後の姿も知ってるけど。)千早に隠しちゃったことがネック。


2巻
新がかるたをやめた理由が分かるような分からないような微妙な感じだった。ショックは分かるんだけど…。性格かも知れないけど、そっちへ行くかな?と…。回想とか見てる限り、トラウマは残っても、あとを継ぎそう。これも、最近取り上げられるようになったヤングケアラーの問題?
私も、かなちゃんの百人一首解説を聞いてみたいけど、呉服屋さんの娘さんで古典オタクが競技かるたを知らないって、謎だった。
この漫画は、太一に同情している人達が多いので、3人の関係もそれに引きずられないか心配。


3巻
肉まんくんの健やかさがいいなあ。
部長もキャプテンも太一だと思うけど、新と千早の関係は難しそう。太一に1巻であんなことされてるし、2巻のこともあったし。「磁石みたいに」のコマが気になるけど。
先生方もいい感じ。机くんも。
アクション漫画描いて欲しいなあと思ってしまった。
新の存在感がデカい。


4巻
千早って、加減を知らない子だなあ…。あれやられて嫌わない新もすごい。何か太一が可哀想になってきた。
3巻の先生の言葉、伏線っぽいなと思ってたら、そうだった。
太一、本当に十代か?
学校の先生って、競技かるたもクイーンも、ニュース見てたら知ってるようなことも知らないの?
やっぱり、ヤングケアラーの問題だった。


5巻
離れてたせいもあるんだろうけど、千早が完全に乙女になってる…。
福井名物羽二重餅が気になった。
今は東京中心だから、関西は踏み台にしかされないんだろうな…。
詩暢ちゃんの服装が何故ダサイのか?考えてしまった。キャラものは難しいと思うけど、キャラ消すと割と普通かも。
たまに、太一が美しすぎて、千早と同じページが読みにくい。どっちかは分かるけど、微妙に千早とかぶる。
クイーンの試合見てて、ピアノを思い出した。(競技かるたはしたことないけど、私は趣味でピアノを弾くので。)吹奏楽部も、文化部って誤解されてるね…。面白いんだけど、千早タイプで勝てるのかは疑問。あと、こういった話って、進学校が多いから、もうとっくに学生じゃじゃなくて良かったと思う。


6巻
かなちゃんの和歌の知識はすごいと思うけど、和歌にもルールがあるってことはスルーされてる気がする。
嫌なおばさんって思ってたけど、金井桜さん、良かったなあ。彼女は、本当に強い人なんだろうなあ…。好きだけで続けて行くのが如何に難しいか…。
千早は見るとこ間違っているような気がする。かなちゃんの試合見るのも大事だとは思うけど、A級見ないの?
試合で足袋は履かないんだね。
確かに競技かるたは音かも知れないけど、音に弱いだけで、千早より、かなちゃんの方が本当の競技かるたをしている気がする。机くんの分析もすごいけど。
赤人は原歌の方が分かりやすい。
かるたも、結局、最後は運任せしかない、理不尽な試合もあるんだ…。そういう意味でも、気負わないって大事かもね。太一、千早に全然意識されてない…。
新も男の子だったんだね。(千早のお姉ちゃんのファースト写真集千早バージョン。)しかし、バイトもしててすごい。強者故の孤独も重いんだろうな。
さらっと入れてきたけど、進路の問題は難しい。かるたやってて、他にやりたいことがないなら、国文学系かな?
会によって違うらしいけど、昇級への条件が厳しい方が将来ためになるとは思うけど、どうなんだろう?

ちはやふる/末次由紀 (Be・Loveコミックス)


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