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ホトトギスの英語名

「ピーター・J・マクミランの詩歌翻遊 性別に囚われない愛の形(朝日新聞2021年6月27日(日))」で、大伴家持の歌

我が背子は玉にもがもなほととぎす声にあへ貫(ぬ)き手に巻きて行(ゆ)かむ

(『万葉集』巻17・40007)が英訳されていた。

私は、ホトトギスの英語名を知らなかったので、ピーター・J・マクミランさんが、the little cuckooと訳されていて、初めて知ったのだが、 小さなcuckoo(カッコウ)で、ホトトギスになるとは驚きだった。

ちなみに、カッコウ(学名:Cuculus canorus)は、鳥綱カッコウ目カッコウ科、英名はCommon cuckoo。ホトトギス(学名:Cuculus poliocephalus)は、カッコウ目・カッコウ科、英名はLesser Cuckooとあった。

同じ鳥綱(ちょうこう)、目、科だったんですね。


※画像は、大伴家持 パブリック・ドメイン(Wikipedia)

 

 

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