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著者の堤藤成さん参加の読書会・課題本『ほしいを引き出す言葉の信号機の法則』開催レポート

はじめに

朝5時半からはじまるオンラインモーニング読書会
1/15は著者の堤藤成さんをお迎えして開催しました。
◆著者に直接質問が可能な読書会です。
質疑応答の時間では、胸に刺さることばの連続でした。
22名参加者で創った素晴らしい読書会は
7時15分で終焉を迎えました。
その後、リーディング・ファシリテーター6人で
振り返りを8時頃までおこないました。

テーマとゴール

本書は言葉やコミュニケーションに苦手のある人に向け、『売れる言葉』『人を動かす言葉』のコツを私たちの身近な存在、信号機にたとえて解説しています。
第一回目12/11は、
序章 言葉は、人を動かす信号である
第1章 あなたが陥りがちな「言葉の3つの罠」
第2章 とどめる赤▶キャッチコピーのつくりかた
「テーマ」は「ほしいことばを作る」
「ゴール」は、ことばで自身の課題を解決するヒントを得る
今回1/15は、
第3章 すすめる青▶タグラインのつくりかた
第4章 きになる黄▶CTA(Call to Action)のつくりかた
終章 『言葉の信号機』で、かなえるきっかけを
『テーマ』は、人を動かす言葉を作る
『ゴール』は、『あなたのファンを増やす言葉』をみつけましょう!』としました。
 第一回目から一ヶ月が過ぎ、本当に「ほしいことば」を作れるようになったのか。そして、言葉で、すこしは「自身の課題」を改善できるようになったのか?そんなことを聞きたいと思いました・・。
 でも、今回はゴールを『あなたのファンを増やす言葉をみつけましょう!』としました。ファンを増やすことが「自身の課題」を解決するひとつにもなるかなと思ったからです。

著者について

堤 藤成(つつみ・ふじなり)さん
コピーライター/クリエイティブ・ディレクター

受賞・メディア掲載実績です

グループセッションはオンラインボードMiroで!

オンラインボードのMiroで作成
読んでみてね。

ONENOTEから記入しました!
伝えたいポイント
さすがプログラマー!
ポイントに焦点
リフレーミングのトレーニングとは?
考える幅!

著者の堤さんとの一問一答

かずさんに書いて頂きました!

Q 客観的に自分の書いた文を見るコツは?

3つくらい教えてください。
A 客観的にでいうと赤・青・黄色の視点がわかりやすい
 1赤:マーケットインの視点
  相手の課題に対して答えられているか?=課題を解決する言葉になっているか?(市場の課題、ここに課題がある、お客さんがいっぱいいる、困っている人に対して解決できるか?

 2青:プロダクトアウトの視点
  自分を通して、商品を通しての言葉。
  市場やお客さんだけをみていると迎合しすぎる言葉になる
  自社の商品でなくても言える
  例)言葉の本を書く。市場は伝えることに対してモヤモヤしている。
  自分(著者)だから書けることは何?私の場合は「売るための言葉を作ってください」と言われるのが苦手だったので「売る」ことに抵抗感がある方に向けての本を書きたかった

 3黄:気になる要素 赤と青を繋ぐ時にどういう言葉であれば良いか?
  私の場合は売ることに抵抗感がある方への書き方だと、正しいけど面白みがないので「言葉って信号機に例えられるよ」と伝えることで信号みたいに赤・青・黄で伝えれば良いと言えば より私の伝えたいことが届けやすくなる。
  ナッジ思考(行動経済学の言葉:肘をつつく)=ちょっとしたことで言葉が届きやすくなる。 伝えたいことだけど、小難しい感じになっていないか?=中学生でもわかる語彙へ変える・整える

Qリフレーミングのトレーニング方法は?

A例えば嫌なことが起きた時、「このトラブル、まじか?」という時に捉え直すことを意識的にやっている

 例)プレゼンで準備していたのにこの瞬間だけ固まる=運が悪いと思うけど、そこで人生は絶対なんとかなると思う

 準備してきたプレゼンは出さない方が成功確率が上がるかも?と捉え直す。プレゼンではなくホワイトボードに書くことでよりライブ感が上がることもある。起こったことをプラス変換する。

他には、色々な視点の考え方がある。5W1Hのように分解するとやりやすいこともある。

 例)状況のリフレイミング。お茶が輝く場所はどこ?サラリーマンの場合、このお茶を飲むのが 一番嬉しい瞬間はなんだろう?プレゼンで緊張して喉がカラカラの時にお茶を出してもらうとき。

おじいちゃんなら?サラリーマンと違う場所になる。

文化のリフレイミングで言うと、プラス思考の反対で究極にマイナスに捉える。 お茶であれば日本人は当たり前、日常になっている。今は、日本酒、ウィスキーが海外では高値で売れている。

お茶はそういう存在になれているか?なれていない。お茶を海外の人も「Oh!CHA]と言い出す可能性もあるので

最初にマイナスをちゃんと見ることも1つの考え方。

Q趣味でテニスをしています。

ネットでこの日のこの場所で一緒にテニスをしませんか?と募集する時がある

1回目はこの人に来てほしいと絞り募集すると来なかった。
2回目はみんなWELCOMEですると来たけどレベル差があった。
3回目はいつものメンバーにプラスアルファで来た。
今月末に4回目をする予定。

相手にとっては初めての場所にくる(ハードルが高い)方へのコピーを作る考え方を教えてほしい

Aどんなテニス会にしたいかによる。最初の設定次第。設定により伝え方が異なる。
 例えば、イチゴフェスを今日開催する。イチゴフェスのイベントを成立させるためには
 ①著者5人が参加したくなるメリットを作る。
 ②今はブックホテルに宿泊しているけど宿泊ホテルがメリットを感じること。
 ③お酒など協賛している会社に届ける。
 ④(会場で)参加者
 ⑤オンラインから参加する方へのメリット
 5人違う人へ同じ言葉では刺さらない、伝わりにくい。それぞれに対して何に困っているかは違う。

例)著者のメリット:自分の本を宣伝できる場所。著者同士で繋がれる。準備は大変なのでこちらが行う。

 例)ブックホテル:開業して1年。これまでは宿泊施設として運営。これからイベント を広げたいという話があった。 今回のイベントは最初のイベント。これをきっかけに宿泊する人がたくさん出れば WELCOME
 最初は著者だけ話すイベント→参加者も宿泊できるイベントへ変わる。

 例)参加者:本好き。ブックホテルさんに参加者が好きな本を並べることができる、参加者も書評家のように自分の書評と共に本が並ぶ機会を作る

 例)オンライン:本1冊分の金額でアーカイブが見れる。ライブ参加の方へは質問ができる。ライトに参加したい方にもメリットを作る。
 SNSで発信すると著者が応援してくれる。SNSを伸ばしたい方もライトに参加できる。など、それぞれの対象者へ対して一つ一つメリットを作っていけば、それぞれの立場の方へメリットを提供できる。
とりあえずやるから来てくださいだけだと届けにくい。

テニスの話だと、実力差がある場合。テニスの上級者にとっては教える体験をやってみませんか?テニスは好きだけどプロになるほど、コーチになるほどではない方でも自分のコツを教えたい人は一定するいる。

初心者の方(始めたばかり)はがっつりプライベートレッスンに通うほどではないと思っている場合、気軽に教えてもらう体験ができる。
 または、ラケット貸し出しますから気軽に参加してくださいや会場をアクセス便利な場所にすることで参加のハードルを下げる。

 逆にハードルを上げて、本当に参加したい人のみが参加するようにする。上級者同士だけの試合にできる。

 例)土日の朝5:30に参加はめちゃめちゃハードルが高い。そのハードルを乗り越えた方だからこそ意識の高い方同士の対話ができる。何を達成したいのかによる。どう言う人に来てもらいたいのか。

Q大学生です。就活中です。

赤信号について。就活市場の学生で言うと、こういう負が解消できるを発信する場合、負をどのくらい追求できるか?

 A不安・不満は何かのリサーチはよくする。その先に不都合もある。今の就活市場においてどんな不都合があるか?例、就活がどんどん前倒しになっている。入学したタイミングから就活を考えるのではなく、無駄を楽しめる時期が学生らしい時期。それが就活でどんどん削られている(1年生からインターンなど)大学4年間を就活づけにしないための、キャンパスプランなど需要があると思う。

就活前倒しがだるい、前倒しが不安。前倒しされているから学生ライフが楽しめないことがある。メディアの方に見てもらう。

 例)イチゴフェス、出版不況。この15年間で本屋さんが激減。本屋の視点から考える。就活に関係する不思議な言葉を考えネーミングを考えるのも面白いかも。

裏話です。

「ファンを増やす言葉がわかれば」」

Kindle出版をめざしているボクにとって、ファンを増やすことでより多くの本を買ってもらおうという魂胆から、このゴールにしてみました!
 最初は、出版できるだけでイイと思っていたのですが、書いている内にだんだんと欲がでてきて、本を読んでもらうためには少しでもボクのファンを増やせたらいいなぁと思うようになってきました。
 というのも、出版サポーターのYちゃんから、Kindle出版するだけなら誰でもできる、少しでも売れる本にしたければ、自分のファンを増やすことが大事だ。SNSで、イイネの数とか、フォロワーを増やすだけではダメだ。フォロワーをファンにしないと、本の売り上げは上がらないとも言われたことが大きいです。
 感動を与える本を書きたいと日夜、Twitterを使って書き方のトレーニングをしています。
 Twitterは、反応がすぐにわかり、どういう言葉がウケるのか、少しずつわかってきました。そして、感情の動きの一瞬を掴み言語化しているところです。共感を呼ぶ文章がかけるようになれば、困りごとを抱える人の目にとまることもあると思います。そして、望ましい未来へと背中を押すような言葉を磨いて、 そっと投げかけたい!と思っています。

「気づき」

・出会いは人生を変える
・おせっかいは、後になってありがたい
・この人が言うからが大事だ。
・言葉でなくコンテンツ
・本と自分が約束できることを考える
・言葉を育てる
・分解して誘導
・具体的にできるイメージ
・捉え方を変えると価値が変る
・自分の存在意義
・人によって適切な情報量
・まずは自分から、次に社会

「小さな一歩」

・自身のサービスの間口を狭める効果について文章化する
・自分自身の気づきとそこからの行動を、具体的な言葉で伝えていく
リフレーミング、捉え方を変えることを意識してみます
・相手の状況を1分間考える
・すぐ行動に移せるよう、砕いて一つ一つ伝える。
・不思議・不気味など、変わった「不」を考えて、自分が約束できることは何かを考える?
・『不』の解決方法を考える
・感情の動きを言語化してTwitterにあげる

おわりに

アンケートにて、沢山のメッセージが著者の堤さんに届きました。
読書会がおわってすぐたというのに!!!!!
少し、紹介したいと思います。
╲一部抜粋╱
・実際に画面越しではありますが、お会いできて本当にファンになりました!
・ここまでプロフィールとお人柄にギャップのある方に出会ったことがありません!!人の魅力を極限まで詰め込んだら堤先生になったと私は思います。これからの活動ご応援させてください🙇
・質問に丁寧に答えてくださり、本当にありがとうございました。すごく参考になることばかりで良かったです。こう、何か、視点が大きく変わった体験などあったら知りたいなと思いました。
・質問者への惜しみないアドバイスに参加して良かったなと心から思いました。ありがとうございました。
・事例豊富にお話しいただきイメージしやすかったです!本に書かれている内容でも直に著者から聞かせていただくことで、自分への入り方が変わりました。ありがとうございました!






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