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国際ニュース TOP3 (6月27日)




1位:国連、日本の人権に構造的問題があると指摘

  • 国連人権理事会(47カ国)の「ビジネスと人権に関する作業部会」は26日、日本での調査報告書についての会合を、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開いた。

  • 報告書は5月28日に公表されており、旧ジャニーズ(現スマイルアップ)の性加害問題、東京電力福島第一原発の除染作業、アイヌ民族のサケ漁制限、外国人技能実習生、などを含む。

  • 会合で作業部会は、「日本には人権に関する構造的な問題がある」と指摘。ジャニーズ問題に関しては、被害者救済の道のりは長いと述べた。

  • 日本政府代表部はこれに対し、報告書の全てに同意するわけではないが対応を進めると述べた。

【参考】
旧ジャニーズ問題、国連で訴え 性被害者「再発防止を」(日経)
国連でジャニーズめぐる報告 日本社会に「人権侵害生む構造」と指摘(朝日)
ジャニーズ問題国連で訴え 性被害者「繰り返されないための措置を」(産経)
旧ジャニーズ問題、国連で訴え性被害者「再発防止を」(47NEWS)
「日本に構造的課題」と国連人権理(47NEWS)



2位:米国防長官、ヒズボラとの衝突でイスラエルに警告

  • 米国のオースティン国防長官とイスラエルのガラント国防相は25日に会談。

  • オースティン氏は、イスラエル軍とレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの対立について、戦闘が激化すれば「地域戦争」に発展すると警告した。

  • ヒズボラの指導者ナスララ師は今月19日、イスラエルとレバノンが戦闘になった場合、キプロスが標的になるとの警告を発表した。キプロスはレバノンの西側約200km先にある地中海の島国で、2014年以降イスラエルと軍事訓練をしている。

【参考】
ヒズボラとの衝突で「地域戦争」に 米国防長官、イスラエルに警告(AFPBB)
イスラエル国防相「中東全体に影響を与える岐路」 米国防長官と会談(朝日)
対ヒズボラ全面衝突なら…米国防長官「中東にひどい結果」 イスラエル国防相に(読売)
ヒズボラ指導者、キプロスも「標的」に イスラエルと戦争始まれば(CNN)



3位:ケニア、デモを受け増税法案撤回

  • ケニアのルト大統領は26日、増税の法案に署名しないことを発表。死者が出ている反増税デモを受けての判断。法案は撤回される見通し。

  • ケニアの首都ナイロビ中心部で25日、反増税デモ隊と警察が衝突。警察の発砲によって23人が死亡した。

  • 反増税デモは若者を中心に広がっていた。

【参考】
ケニア増税法案撤回へ、大統領が署名せずと表明 反増税デモ受け(ロイター)
ケニアの反増税デモ、死者23人に(47NEWS)
ケニアで反増税デモ、「若者に未来がない」 警察と衝突で23人死亡(朝日)




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