目標設定のコツをコーチング目線で

月初は先月の振り返りや今月の目標設定することがルーティンになっています。
会社の営業職時代では毎月振り返りもきちんとできていたのに、プライベートだとなんかうまくできなかった・・・。

コーチングでは「ゴールを決める」ことが最重要とも言われており、1回のセッションゴールや契約中のゴールに対する意識やコーチとしての策定方法をしっかり学んできました。
過去はプライベートの計画はほぼ計画倒れであったけど、できるようになってきた法則を紹介していきます!


ポイントはSMARTの法則

SMARTの法則は経営コンサルタントの方が発案されている説があるもので、要素の頭文字をとっているものです。
今回はウィットモアという方がコーチング用に「良いゴール」の条件として改変したものが私としてはとてもしっくりきているために、自分なりの解釈を付け足して紹介します。この5つの要素を意識すると、目標が分かりやすくなりその手段も明確になるため達成がグッと近づきます。
では、目標設定で使える法則紹介します!



項目1:Specify (具体的である)
項目2:Measurable(計測可能である)
項目3:Agreed(合意されている)
項目4:Realistic(現実性がある)
項目5:Time phases(時間のフェーズ)



項目1:Specify (具体的である)

定性的な目標でよくあることが抽象的になっていること。
一見具体的にも思える「自分らしく生活を実現する」も「自分らしいとは?」「実現できた状態とは?」と具体的と言い切ることができないですよね。
誰がどうみてもわかる具体にすることで、自分自身も目標を明確にイメージすることができるのです。いろんな人と関わったり経験をすることで価値観や思うことは変わりますからね。

項目2:Measurable(計測可能である)

具体的にも紐づくことではありますが、客観的に判断もできる数値で設定することで曖昧さやブレを回避することにも繋がります。
項目4にも繋がりますが、その目標設定の妥当性が判断することができますよね。

項目3:Agreed(合意されている)

正直、目標が自分だけで達成できるものということだけではないのではないでしょうか。家族や職場の協力を得る必要があることもあるので、登場人物の整理まで出来ていると手段も明確になってきます。もちろん、自分自身の本当の気持ちに対しても合意は必要ですよね。

項目4:Realistic(現実性がある)

やってしまいがちなパターンは、完璧すぎたり理想すぎる目標になってしまうこと。決して、目標レベルを下げて無難な目標を勧めたいというのではなく、事実は理解することが大切と言われています。
もちろん、ストレッチな目標をあえて設定して成長感を狙うということもあるのですが、会社の給料を1ヶ月で3倍にします!も変動給ならばともかく、固定給の方だとどうなの?ということです。

項目5:Time phases(時間のフェーズ)

期限を決めるということ。例えば、5キロ体重を減らすという目標も、いつまでに痩せるのかによって日々の過ごし方や方法がガラッと変わるために、期限を設けることを意識するとより目標が明確になります。
もちろん、ゴールを一つの瞬間ではなく、5年後→1年後→半年など細かく設定することもあるでしょう。
ここまでにこうしたい、次はこうとフェーズ分けをすることでより明確で分かりやすい目標を設定することができるようになります。


年度始まりに目標設定をされる方も多いはず。
なんとなくで決めた目標であっても、振り返ったときに達成出来てたら嬉しいし、出来ていないと切ない気持ちになりますよね。。。
私自身、どちらも経験済みなので共感しかないです。

結局できなかったなぁ・・・私なんて・・・と自己否定することがあってはならない!その状況どうにかしたい!と思っていて、私なりの解釈も加えてお伝えをしました。
ご紹介したSMARTの法則を全て網羅できたら進捗の管理や周りから支援を得やすいこともありますが、考えすぎて目標が設定できなくては本末転倒ですの
緩やかに活用してみてくださいね。
全てなにかヒントになれば嬉しいです。


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