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コンパニ監督、プレシーズン開始について「成功には100%の集中が必要」

――以下翻訳(バイエルン公式サイトより)

FCバイエルンの選手たちがゼーベナー通りの練習場でのトレーニング開始に向け、必要なフィットネステストや定期的なメディカルチェックに追われる中、新指揮官のヴァンサン・コンパニ氏が新シーズンの展望について、『fcbayern.com』のインタビューに応じてくれた。

先週の過ごし方は?

コンパニ監督:「少しオフを取れたのは良かった。このチームで、このクラブでシーズンを始めるのが楽しみだし、すべてを完璧にしてプレシーズンに臨みたいね。」

監督自身や何人かの選手らは先週金曜日から既にゼーベナー通りの練習場に復帰していました。新シーズン開幕に向けた期待感は?

コンパニ監督:「すでに金曜日から来てくれた選手たちもいるね。まだオフだったが、それぞれの選手たちが自発的に早く戻ろうと決めたんだ。スタッフも同じく居たし、良いことだと思うよ。選手たちの様子を見て、感触を確かめ、話をするのが目的だった。とはいえ、今日がプレシーズン初日であり、今日が本当のスタートさ。」

プレシーズンで重要なことは?

コンパニ監督:「新シーズンが始まるということをすぐに実感し、すぐさま正しい気持ちで臨むことが重要だろう。もちろん、まだ準備期間であり、完全にフィットしているわけではないし、これから学んでいくべきこともある。とはいえ、気持ちの面では最初からフィットしていないとね。リーグ王者に返り咲くことに集中しなければならない。チームが再び成功をつかむには、100%このインテンシティと集中力を持たなければならないんだ。」

アシスタントコーチに就任した、アーロン・ダンクス氏、フロリベール・ンガルーラ氏、レネ・マリッチ氏についての紹介を。

コンパニ監督: 「アーロン・ダンクスはイングランドで最も才能のあるコーチの一人だと思う。彼は長年アシスタントコーチを務めてきたが、そのほかにも、数多くのユースチームの指導経験もある。彼は15歳の頃からコーチを務めてきたと思う。今回のEURO決勝を戦った多くの若い選手たちと、彼はイングランドサッカー協会(FA)時代にともに仕事をしていた。アンデルレヒトでも私と一緒に働いていたよ。彼がバイエルンに来てくれて、とてもハッピーさ。

フロ(ンガルーラ)はかつて選手だったこともあり、まったく異なる経験を持っている。彼はアンデルレヒトのユースチームで私とともににプレーし、一緒に大成功を収めることができた。その後、マンチェスター・ユナイテッドと契約したものの、ケガの影響でキャリアに恵まれることはなかった。彼はサー・アレックス・ファーガソンから影響を受け、ドレッシングルームで一緒に過ごす機会があった。彼の理解力と共感力というのは、コーチングスタッフにとって本当に重要なものなんだ。

また、レネ・マリッチは、私の就任前からすでにバイエルンのスタッフとして入閣が決まっていたよ。ドルトムントや、グラードバッハ、レッドブル(・ザルツブルク)ですでに働いた経験があり、多大な知識を有している。ピッチ上で私をサポートしてくれるほか、ゲームに対する非常に事細かな戦術的理解を持っている人物さ。もちろん、今は常に必要とされているような能力だね。」

選手たちとは、どの言語で話をする予定か?

コンパニ監督: 「私にとって、明確に伝えるということが非常に重要なんだ。私はドイツ語で多くのことを説明できるとはいえ、今のところサッカー用語に関してはすべて英語だよ。あらゆるものを翻訳していこうとすると、少しは時間がかかるね。だが、数年後にはそれも変わっているかもしれない。でも今のところ、"ビジネス用語 "と言えば英語なんだ。それでも、私はベルギー人だから、ドイツ語、フランス語、英語、オランダ語など、あらゆる言語でコミュニケーションをとるよ。それは問題にはならないね。最も重要なのは、選手たちにドイツ語を学ぶ意欲を持ってもらうことさ。」

▼元記事
Interview mit Vincent Kompany I FC Bayern

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