見出し画像

気になる、次期ドイツ代表監督は誰だ!?総勢6名の候補者たちの可能性を探る

—— 以下、翻訳 (ドイツ『シュポルト1』記事全文)

ヨアヒム・レーヴ氏が欧州選手権を最後に代表監督を退任することが決まった。『シュポルト1』は、彼の後任として最も有望な候補者たちを紹介しよう。

ヨアヒム・レーヴ監督は、2022年冬のワールドカップ・カタール大会までの契約にもかかわらず、欧州選手権を最後に早々と退任することを決めた。『シュポルト1』が得た情報によると、DFBは欧州選手権の前に新たな代表監督を発表する予定のようだ。

今の大きな問題は、今夏に誰がレーヴ氏の後任となるのかである。


画像1

ハンジ・フリック氏(56歳、FCバイエルン、2023年までの契約):

『シュポルト1』が得た情報によると、ハンジ・フリック氏は、レーヴ監督の後任として最有力候補だと考えられているようだ。

確かに、56歳の彼はまだ2023年までFCバイエルンとの契約が残っており、カール・ハインツ・ルンメニゲ氏は、2月5日の『シュポルト1』とのインタビューで、DFBへの移籍の可能性を排除していた。しかし今、ドイツ代表監督という、フリックにとっては魅力的なポジションが空いているのだ。

彼は、2006年から2014年までレーヴ監督のアシスタントを務めたDFBの構造を熟知している。それに加え、フリックは、ブラジルでのワールドカップ優勝に大きく貢献したと、高い評価を得ている。

また、バイエルンの監督として、「6冠」を達成するなど、クラブレベルでも全てを達成した。これに加えて、チームのトップパフォーマーであるダビド・アラバの退団がある。

スポーツディレクターのハサン・サリハミジッチ氏とは公では和解しているとはいえ、ここ数ヶ月、選手の補強方針で意見の相違が目立っていた。

フリックは間もなく代表監督になるのか?先日、ドイツ代表マネージャーのオリバー・ビアホフ氏は、「もちろん、ハンジがDFBにいた頃からよく知っており、高く評価している。その可能性を排除するのはクレイジーなことだと思う」と、語っていた。

『シュポルト1』の評価:フリックは最有力候補!


画像2

ユルゲン・クロップ氏(53歳、リバプールFC、2024年までの契約):

『シュポルト1』の投票では、大多数のユーザーがユルゲン・クロップ氏を新たな代表監督に推しているが、当面の間は何も起こらないだろう。火曜日に行われたライプツィヒ戦の前日記者会見で、53歳の彼は、こう語った。「いや、私が今夏から代表監督に就く可能性はない。私には、まだリバプールで3年間の契約がある。」

現在、クロップはレッズに深い危機感を抱いていることは認めている。しかし、野心的なスター監督は辞任を考えてはいない。彼はイングランドで成功したいと考えており、リバプールFCでのプロジェクトはまだ終わっていないのだ。彼の解任は、ほとんどあり得ない。

『シュポルト1』の評価:クロップは、当面の間は考えられないだろう。しかし、この「年間最優秀監督」は、自身にとって魅力的な、自国開催の2024年の欧州選手権を視野に入れている可能性はある。


画像3

シュテファン・クンツ氏(58歳、U-21代表監督、2023年までの契約):

U-21監督のシュテファン・クンツ氏は、協会内部では後任になりうる可能性があると考えられている。この元トップストライカーは、U21での活躍によりDFBで高い評価を受けているほか、その忠実な性格から、多くの支持者を持っているのだ。

レーヴ監督自身も、58歳の彼を自身の後任候補に挙げていた。クンツは「素晴らしい仕事」をしており、「チームへの対処方法が非常にうまい」と61歳のレーヴ監督は語っている。しかし、タレント育成を専門とするクンツが、国内のトッププレーヤーを新たな(戦術的な)レベルに引き上げることができるかは疑問でもある。

『シュポルト1』の評価:アウトサイダーだが可能性あり!


画像4

ラルフ・ラングニック氏(62歳、現在フリー):

ブンデスリーガで活躍する62歳の彼は、先見の明があり、毅然とした改革者と評価されている。ホッフェンハイムやライプツィヒでは、才能を開花させ、成功を生み出す新たな仕組みを作ることができることを証明してきた。

ローター・マテウス氏は、彼のことを「大のお気に入り」だという。また、ビアホフは最近、自分とラングニックの間で話し合いがあったことを認めた。

ラングニック本人は何と言っているのだろうか?彼は1週間前、テレビ番組『シュポルトシャウ』で、「伝統的なビッグクラブ」での「素敵で壮大な仕事」に魅力を感じていると繰り返し語っていた。『シュポルト1』によると、ラングニックはボルシア・メンヒェングラッドバッハとも交渉中とのこと。しかし、彼は海外での仕事に気持ちが傾いているようだ。

『シュポルト1』の評価:アウトサイダーだがチャンスあり


画像5

ユリアン・ナーゲルスマン氏(33歳、RBライプツィヒ、2023年までの契約):

また、ユリアン・ナーゲルスマン氏の代表監督就任を想像するファンもいる。しかし、『シュポルト1』の得た情報によると、RBライプツィヒで成功した33歳の監督は、まだこのポストには誘惑されていないという。それはあまりにも早すぎるようだ。

ナーゲルスマンは、中期的には海外のトップクラブでの仕事を視野に入れている。「この先数年は、絶対にこのクラブの監督を続けたいと思っている」と、RBの監督は『スカイ』で明言した。

『シュポルト1』の評価:現在は論外!


画像6

ローター・マテウス氏(59歳、ドイツ代表歴代最多キャップ保持者、テレビ解説者):

国際Aマッチ150試合に出場したマテウスは、代表最多出場の記録を持っている。1990年のワールドカップ王者で、現在はテレビ解説者として活躍している彼を、『ビルト』紙はレーヴの後任候補として挙げた。

しかし、マテウス自身はこのポストを否定していた。「将来はまったく異なる考えを持っている」と『スカイ』で語っていた。

『シュポルト1』の評価:論外!

▼元記事
https://www.sport1.de/fussball/2021/03/wer-wird-loew-nachfolger-bayern-trainer-hansi-flick-ist-favorit


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?