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ドイツ代表、夢のコンビを比較!ヴィルツ兄弟は9人、ムシアラの年俸は900万ユーロ

割引あり

――以下翻訳(『シュポルト・ビルト』紙の記事より)

彼ら二人は、スコットランド代表を悪夢に陥れ、ヨーロッパ中を歓喜の渦に巻き込んだ!

フロリアン・ヴィルツ(21)とジャマル・ムシアラ(21)が魔法のようなプレーを披露すると、彼らを賛える歌が大合唱になった。「解き放たれし2人の悪魔」、フランスの『AS』紙はそう称えた。カイ・ハヴァーツ(24)は「驚くべきことさ」と熱狂した。「やり手だと見せつけられたよ」と、トーマス・ミュラー(34)は誇らしげに言う。明らかだったのは、5-1と圧勝したスコットランド戦で、チームが好パフォーマンスを見せていた中でも、"ヴュシアラ "がひときわ際立っていたということだ。ヴィルツが大会オープニングゴールでドイツを歓喜の渦に巻き込むと、ムシアラは2-0となる追加点を挙げ、"マン・オブ・ザ・マッチ "に選ばれた。

2人の息の合ったプレーは、欧州選手権でも話題となっている。『ビルト』紙がこの魔法のコンビの秘密を解き明かそう!

快速ドリブル:スコットランド代表アンソニー・ラルストンをかわす、ムシアラ(右)

家族

パッチワークファミリーであるヴィルツ家は、完全なサッカー狂だ。レバークーゼンのエース、フロリアンのセカンドネームはリチャード。兄弟は9人(!)もいる。幼い頃、彼が好きだった練習は、リビングでピアノの足を目がけてボールを蹴ることだった。これは、彼がまだ1歳半のことだ。父ハンス・ヨアヒムは、地元サッカーチーム、グリュン・ヴァイス・ブラウヴァイラーで彼が初めて師事した監督であるほか、母カリン・グロースの下で短期間ではあるがハンドボールをプレーした経験もある。姉のユリアーネ(22)は、女子ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンでプレーしている。観る時間がないという理由で、一家には2016年までテレビがなかった。というのも、家族は地元のスポーツ施設で多くの時間を過ごしていたのだ。

ケルンに住むヴィルツと同じく、ムシアラも現在はミュンヘンの自宅アパートに住んでいる。何年もバイエルンの練習に車で送り迎えしてくれた母カロリンや、姉ラティーシャと弟イェレルはミュンヘン南部のシュトラスラッハに住んでおり、ほぼ毎週ムシアラに会っている。

キャリア

ムシアラは7歳のときに家族とともにイングランドに渡り、ホリデーキャンプに参加した際にサウサンプトンFCのスカウトに見いだされた。その後、チェルシーのユースチームや年代別のイングランド代表で8年間プレーした。ヴィルツは当初、レバークーゼンへの移籍を断り、より地元に近い1.FCケルンを選んだ。ところが、2020年には、同じライン地方のライバルである現在のチームへと驚きの移籍を果たし、話題となった。

憧れの選手

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