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FCバイエルン、キャンパスとトップチームの連携を更に強化

――以下翻訳(FCバイエルン公式サイトより)

FCバイエルンは、育成部門とトップチームの連携をますます強化することになる。 キャンパス(若手の育成機関)と、クラブハウスのあるゼーベナー通りの関係をさらに緊密にすることで、ここ数年間で成果が出ている若手育成の取り組みをさらに加速させる狙いだ。

マックス・エバール氏:「最高の土壌をつくる」

「このところのキャンパスの仕事ぶりは、非常に素晴らしい。 育成部門からトップチームに昇格する選手の数が増加傾向であることは、その結果が出ている証拠さ」と、スポーツ部門取締役のマックス・エバール氏は言う。 「我々の目標は、さらに強力な連携を取りながら、協力関係をより最適な形にすることだ。 ユース選手たちがプロサッカー選手への道を歩むにあたり、最高の土壌を作りたいのだ。」

ヨッヘン・ザウアー氏:「将来はさらに成功すると確信している」

ヨッヘン・ザウアー氏(ユース育成およびキャンパス責任者)も、「育成の取り組みが今、ますます実を結んでいる」と強調する。 その証拠に、1999年から2003年生まれの卒業生の約40%がプロのサッカー選手になっているのだ。 「将来はさらなる成功が待っていると確信しているよ。というのも、スポーツ部門取締役のマックス・エバール氏やスポーツディレクターのクリストフ・フロイント氏、そしてヴァンサン・コンパニ監督率いるトップチームの新たなコーチングスタッフらとともに、私たちはさらなる成功に向けて全力を尽くしているのだから」とザウアー氏は語る。

トップチームとキャンパスをつなぐレネ・マリッチ

レネ・マリッチは、7月からトップチームのアシスタントコーチも務める。

トップチームとの連携強化の一環として、新シーズンに向けた人事異動も行われた。 レネ・マリッチは、2023年秋からチームの監督育成&ゲーム戦術の責任者としてキャンパスで働いていたが、今回、トップチームのコーチングスタッフに入閣することになった。 現在31歳のレネ・マリッチは、トップチームと育成部門の橋渡し役として、従前のキャンパスでの任務も兼務する。 「キャンパスには、優れた監督やスタッフ、そして多くの優秀な選手たちが揃っている。私は、キャンパスに運ぶ架け橋になりたいと思っているんだ。また、キャンパスには、相談できるような人間も置きたい」とマリッチは言う。

クラブ内で部門間の横串を刺す役割を担う、ヴァルター・グフレーラー

ヴァルター・グフレーラーは、7月からFCバイエルンのパフォーマンスマネージャーを務める。

ヴァルター・グフレーラーは、FCバイエルンのパフォーマンスマネージャーとして新シーズンの開幕を迎える。トップチームに加えて、FCバイエルンの女子チームやキャンパス所属の若手選手たちも面倒を見る。 クラブ内での横断的な職務範囲において、「どこがポテンシャルを秘めているかを認識し、連携でシナジーを生み出す。そして、あらゆる分野で画一的なプロセスを構築することが重要だ」とグフレーラーは説明する。 それは競技面だけでなく、診断やリハビリテーション、選手たちの個別トレーニングも対象となるようだ。

アンドレアス・レスルがトップチームのGKコーチの一員に

新シーズンからアンドレアス・レスルは、ミヒャエル・レヒナーが率いるトップチームのGKコーチの一員となる。

現役時代にFCバイエルン・アマチュア(セカンドチーム)で活躍したアンドレアス・レスルは、ここ数年間、キャンパスでU-15以下の各年代チームのGKトレーニングを務めながら、キーパーのスカウト活動にも従事してきた。新シーズンから、彼はミヒャエル・レヒナー率いるトップチームのGKコーチの一員に加わることになった。

マヌエル・カインツがユースチームのGKトレーニングを担当

FCバイエルン・キャンパスのGKコーチ陣:(写真左から)シモン・イェンツシュ、マヌエル・カインツ、トム・シュタルケ

マヌエル・カインツは、レスルの後任としてユースチームのGKコーチを務めることになる。 現在22歳で、かつてユースチームやアマチュアチームでGKを務めた彼(4部レギオナルリーガ14試合出場)は、幾度となく負傷離脱を強いられ、現役生活に終止符を打つことを決めた。 カインツはこの度、トム・シュタルケ(U-19を担当)、シモン・イェンツシュ(U-17およびU-16を担当)とともに、キャンパスのGKコーチ陣に加わることになる。 ミュンヘン生まれで、バイエルンのユースチームで通算9年間プレーしたカインツは、「今回の素晴らしい新たな挑戦や、キャンパスでの長年の経験を活かして若いキーパーたちと働けることを、本当に楽しみにしているんだ」と意気込みを語った。

▼元記事
https://fcbayern.com/de/news/2024/07/personelle-anpassungen-fc-bayern-verstaerkt-austausch-zwischen-campus-und-profis

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