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リベリが語る「サネへの助言、アラバの去就問題」

—— 以下、翻訳 (インタビュー記事全文)

レロイ・サネは昨夏、FCバイエルンの移籍先のトップだった。このミュンヘンのクラブは、マンチェスター・シティに50百万ユーロ(約60億円)近くを支払い、攻撃のスター選手を獲得した。

しかし、バイエルンのユニフォームに袖を通した今も、彼はいまだ納得のいくフォームになったとは言えない。ミュンヘンのかつてのスター選手であり、クラブのレジェンドでもあるフランク・リベリー(37歳)にとって、これは驚くべきことではないという。「このような大怪我から復帰するのは簡単ではない」と、ドイツ『シュポルト・ビルト』誌のインタビューで、このフランス人は語る。サネは2019年9月に十字靭帯を断裂し、それ以来、かつての強さを模索しているのだ。

リベリーからサネへのアドバイスとは。「選手がピッチに立つ瞬間には、すべてを捧げるべきだ。例えば、レロイが60分間プレーし、全力を尽くしたのならば、監督のもとへ行き、『残り30分間、新しい選手を入れてくれ!』と言うこともできる。それは弱さの表れではなく、強さの表れだ。私はレロイを信じている。彼はまだ若く、クオリティーと才能を兼ね備えているからね。」

リベリーは続けて、「キングスレイ・コマンやセルジュ・ニャブリのような選手は、クラブの在籍期間も長いため、監督のプレー哲学を熟知している。サネはビッグクラブのマンチェスター・シティから来たこともあり、すでに数々の大舞台でそのクオリティーを証明してきた。しかし、サッカーは簡単なものではなく、さまざまな要因が絡んでいる。サネはバイエルンにもチーム内競争があることを知っている。彼がマンチェスターから来たことを考えれば、その点、何の問題もないだろう。バイエルンの4人のウインガーは互いにサポートし合うべきだ。ベンチに座っているからといって、頭を垂れる理由にはならない。残り20分間で、違いを見せることだってできる!」

現在、バイエルンとそのディフェンスリーダーを務めるダヴィド・アラバとの間には意見の相違が見られるようだが、リベリーは双方が「非常に良い解決策を見つける」ことに期待を寄せる。「ダヴィドはバイエルンの選手で、2度もトレブルを達成したんだ!ダヴィドは賢く、もう子供ではない。彼はサッカー界のビッグネームであり、あらゆるタイトルを勝ち取った選手だ。バイエルンは常にこれまでダヴィドの後ろ盾となり、良好な関係を築いてきた。双方が解決策を見つけることができればベストだと思うよ。でも、ときに合わないこともある。それが人生であり、サッカーでもあるんだ。」

リベリはインタビューの中で、アラバとレアル・マドリーの間に入り、裏で接触したとの疑惑を否定した。「そんな事実はない。ジネディーヌ・ジダンとはこれまで、ダヴィドについて話したことはないし、一部メディアが報じているような、私が仲介人となりジダンがダヴィドの電話番号を手に入れたという事実もない」と、37歳のFCバイエルンのレジェンドは語った。「これはダヴィドの人生だ。彼は自分で決断しなければならない。」

▼元記事
https://sportbild.bild.de/bundesliga/vereine/bayern-muenchen/bayern-legende-franck-ribry-mein-rat-an-san-und-alaba-74965134.sport.html


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