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目標は「達成したい!」気持ちが強ければ達成できるわけじゃない

いつもは優しい私ですが(自分で言う(笑))、今日は少し厳しいお話。

目標を持つのはとても良いことです。
·発表会でこの曲を弾きたい
·コンクールで1位になりたい
·大学に受かりたい
·今月中に仕上げたい   など
目標を持ちそれに向かって頑張ることで、モチベーションも上がるし、実際上手になりやすいと思います。

が、しかーし!!
思いが強ければ、思っただけで目標達成できると勘違いしていませんか?

そりゃあ、強い思いは必要ですよ。
「何となくこうできればいいな」なんて、できたら儲けもの、くらいの気持ちでは目標達成は難しい。
だからといって「絶対達成したい!!」と強く思えば叶うと思ったら、それも大間違い!!
そんな甘いもんじゃないのよ。

強い思いがあるのなら、それに伴う努力や我慢や犠牲も必要なのです。

ゲームもテレビもカラオケも、悪いとは思いません。
でも、きちんと「息抜き」の位置付けになっているでしょうか?
「練習足りてないけど遊んじゃえ」と、誘惑に負けていないでしょうか?

あるいは、部活も勉強も頑張って、その上で音楽も、というなら、これは怠けているわけではないので応援したい。
応援したいけど···目標はあるけど練習できません、と言われても困ります。
現実問題としてどのくらい音楽に時間と精神を割くことができるのか、よく考えて目標を決めないと。

目標が具体的なほど、計画や努力も具体的でなくてはいけません。

うちのお教室では、目標がある生徒さんには必ず、達成するために必要なことや目標達成までのビジョンをお話しします。
本人やご家族のお話を聞いて、目標の軌道修正をしたりもします。

でも、正直、「口だけ」の生徒さんもけっこういます。
どうか有言実行、あるいは不言実行してほしい!!

かと言って、キツい、ツラい、シンドい、練習は続かないですよね。
だから、まずは練習を楽しんでほしいと思っています。
これも勘違いしないでほしいのですが、「楽しむ」と「楽する(らくする)」は全然違う!
努力する自分を楽しんでほしい。
「できた!」も「できない!」も、両方受け止めて愉しんでほしい。(そうそう、こっちの漢字のほうが合ってる☆)

「できなかったらまず笑う。落ち込まないでもう1回!」
レッスンでよく言っている言葉です♪

ハイ、優しい先生に戻りました(*^^*)


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