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タイトルに込めた想い。

【ラゴムのコラム 耕すように考える】No.002:2020年2月27日

※コンセプトラボ・ラゴムFacebook「ノート」に掲載した記事の転載です。「ノート」機能がなくなるのに伴い、こちらに引っ越しました。

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私たちは、コピーライターとして
「言葉」の分野でブランディングに関わりたいと思っています。

ブランディングを「デザイン」のことと捉えている方も多いけれど、
まずは「言葉」ありき。

ブランドの核を規定する「言葉」がなければ、
デザインも表現の方向性が定まらないからです。

そして「言葉」は、
単なるひらめきから生まれるわけではありません。

ブランドの核となるもの。いちばん大切なこと。
まずそれをみつけるところから、
私たちの仕事は始まります。

みつかるまで、探して探して、
とりとめもなく考えて考えて、考える。
表現に至る前段階のコンセプトワークこそ、
私たちの本分なのです。

いわば、作物のタネを蒔く前の土づくり。

乾いた畑の土を耕し、空気を入れてやわらかくするように、
思い込みや既成概念の枠を壊し、
できるだけ自由に豊かに軽やかに思考を広げてみる。

そうすることで、要らないものが剥がれ落ち、
隠れていたものが見えるようになり、
本当に大切なものがみつかるのだと思うのです。

そんな想いを込めて、このコラムに
〈耕すように考える〉というタイトルを付けました。

私自身、この歳になってもまだまだ未熟ですので、
このコラムであれこれ綴っていきながら
ブランディングについて、コピーライターの仕事について
新しい気づきが得られたらと思っています。

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