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コンシーラーの私(第十章)

なまぶ意味

人は、なんでそんなに学びたいと思うのだろう?別に学ばなくても、生きていけるしなんの不自由もない。

でも、なんで学びたいと思うのか?昔、ひいおばあちゃんと本屋に行ったことがある。ひいおばあちゃんは、戦争中、勉強ができなかったと教えてくれた。ひいおばあちゃんが、本屋で色んな本を10冊くらい買っていたときになぜか感動した。勉強できない辛さ。やりたいことがあるのに、その当時、知識がなかった。

もし、その当時、ひいおばあちゃんが、本当にやりたいことをできていたら。。。。。それは、素晴らしいことだったのかもしれない。

だけど、そもそも、なんで人は学びたいの?人にえらいねと言われたいから?知識があることを披露したいから?他人と競争したいから学ぶ。それだったら、喧嘩すればいいじゃん。

だから、違うよね。じゃあなんで学びたいの?生き残るため?死なないため?うーん、今の世の中だったら、昔より安全だし色んな物にあふれてるから、そんな心配いらないよね。

学ぶって一体なんなんだろう?お花屋さんである一厘の綺麗な花を見つけた。
その花の名前はよくわからないけど、なぜ、その花の色や形が綺麗に咲いているのだろうと思った。

なぜ、私を魅了する花となったのか気になった。だから、図鑑でその花がどういった環境で育って、他の花となぜ違う形なのか調べてみた。

あっ。。学びって、すごく純粋なところからきている。綺麗だと心の底から魅了されて、その綺麗だと思う中身がなんなのか。そして、なぜという思う気持ちは、自分の真に求める物への探究心じゃないのだろうか。

学び。それは、自分が純粋に感動して起こした飽くなき探究心のように思える。

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