あの時はごめんね(男の恋愛反省談)
僕はかなり良い年なんですが、とにかく女性が苦手です。
そんな僕でも、過去に数回、女性とお付き合いをさせて頂いたことがありましてですね。
ふと思い出して、「あれは良くなかったなあ」と今でもとても反省します。
今回は自分への戒めとして、特に良くなかったと思う事を二点ピックアップしてみようと思います。
1.喧嘩になった時に理屈ベースで応戦してしまったこと
「女性は感情の生き物」というのはよく聞く言葉ですが、当時の僕は、
「その人」自身にフォーカスを置いて、お付き合いするという視点しかなかったんだと思います。
どういうことかと言うと、「女性である」という見方が欠如していたということです。
「女性である」ということを一段飛び越して、
「一人の人間」として向き合おうとしてしまっていたのだと思います。
「人間として」、「一人の大人として」、こうあるべきだという価値観や信念は大切なことだと今でも思っていますが、
真剣にお付き合いをする以上、それらを論じる以前に、
まずは相手が「女性である」ことを理解し、
女性に対する、然るべき対応をできる男でなければならなかったのです。
最大限の敬意を持って、女性である相手へのケアを当たり前のようにできた上で、
初めて「人としてどうあるべきか」なんて偉そうなことを語るべきだったと猛省しています。
やっぱり、同じ人間でも、「男」と「女」ですから、
実は違う生き物なんですね。
だから、考え方のベースが違うのは当たり前。そういう風に考えて接してあげるべきでした。
相手が感情でぶつかってきたら、しのごの言わず、
まずはその素直な感情を受け止めるだけの、柔らかい心を持たなければならなかった。
受け止めて、なるべく穏やかな言葉で話し、そして相手を理解することに全力を注ぐ努力を怠ってはいけないと思います。
理屈よりも、実際に相手が今感じているその「感情」に共感できること、しようとすることが大事だと気づきました。
当時の彼女から見れば、僕は本当に独りよがりで、話の分からない男だったのだと思います。
2.彼女と過ごしたあらゆる時間を覚えておく思いやりが欠けていた
ある日、カフェで二人でお茶をしていた時に、
以前デートで僕が連れて行った居酒屋の話になりました。
僕が大学時代から通うお気に入りの居酒屋で、
当時から様々な友人を連れて何度もお店に通っていました。
あろうことか僕は、その居酒屋に、彼女と行ったことがあるということを忘れてしまっていたのです。
僕が覚えていなかったことを彼女が認識した瞬間、
場の空気が一気に凍りつき、そのまま口論のようになってしまいました。
彼女の主張
一回一回の大切なデートを覚えていないのはひどい
当時の僕の主張
学生時代から年単位で、それも常に色んな友達を連れて通ってるのだから、一度忘れていたくらいでそこまで怒られるのはおかしい
とまあ、こんな感じで完全に平行線だったのですが、
どう考えても、僕が完全に悪い
お付き合いをするということは、お互いが特別な存在になるわけだし、
二人での日々の行動もまた特別なことなのです。
そんな大切な思い出の一つを、僕はある意味軽視して、覚えておこうとしなかった。
彼女に対してとても不誠実な向き合い方だったと思います。
僕が覚えていないことを知った彼女の寂しさは、想像に難しくありません。
もし、今後、なにかの間違いでまた女性とお付き合いすることがあれば、
僕はずっと書き続けようと決めています。
その彼女との一日一日を。
自分だけの日記帳に。
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