見出し画像

上腕二頭筋と猫背

猫背に対して上腕二頭筋(力こぶをつくる)へのアプローチはとても面白い反応が起きます。


そもそも猫背とは、いったいどんな状態を指すのか、イメージできていないと運動や調整は上手くいきません。


ただ私自身、実際に猫背の人の検体を解剖したわけではないので、
知識と経験上での推測ですが、
肩甲骨は外転(背骨から離れる動き)、やや挙上(頭に向かって近づく動き)、前傾(前におじぎするような動き)でしょう。

つまり肩甲骨と繋がっている上腕二頭筋は短縮していることになります。

もちろん、猫背は肩甲骨の問題だけではありませんが、
上腕二頭筋を調整することで肩甲骨の稼働域が改善し、猫背改善へのアプローチがしやすくなったのも事実です。

そこで今回は上腕二頭筋のセルフケアを一部ですがご紹介いたします。

まずは左右の腕を動かし、肩甲骨が寄せにくい側を確認します。

寄せにくい側の肘を曲げて、上腕二頭筋の停止部付近に親指を置きます。

画像1

あとはほんのすこし圧をかけながら、前腕をくるくる動かします。
↓動画をご参考までに

10秒程度行った後、肩甲骨を寄せてみましょう!

動ける範囲や動きの軽さに変化があると思います。


次回のnoteは、肩甲骨を寄せる、について。

じつは動かし方(順序)によっては無理矢理な動作になっていることがあります。

腕を引いているだけで、きちんと肩甲骨を寄せれていない!かもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?