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箱根駅伝5区を走る(20.8km)

箱根駅伝全10区間を走ってみようの第五弾です。
小田原中継所から芦ノ湖に向かって箱根の山を登ります。
箱根湯本駅から登りはじめ、大平台のヘアピンカーブや小涌谷の踏切、国道1号最高点など有名ポイントが多いのも特徴です。

区間記録

2023年時点の区間記録は、城西大学の山本選手です。
2022年の激坂王で2位に入っている選手です。
昨年の激坂王は同じく城西大学の斎藤将也選手でしたが、箱根駅伝ではエース区間の2区を任されていました。
また、現在の区間記録は、2017年(第93回)のコース変更後の記録となっています。
コース変更前だと、2005年(第81回)に今井正人さんが20.9kmを1時間09分12秒という記録で走っています。
新しいコースを68~69分台で走ってくる山の神の誕生が楽しみです。

  1. 2023年 山本 唯翔(城西大学3)1:10:04

  2. 2023年 四釜 峻佑(順天堂大学4)1:10:19

  3. 2020年 宮下 隼人 (東洋大学2)1:10:25

※区間記録等は、2023年(第99回大会)までの情報です。

コース

箱根の坂道は、人間が走るコースではありません。
最大傾斜は10パーミルにもなり、ロードレースよりもトレランに近いです。
道幅が狭く歩道が消える箇所もあり非常に危険なため、もう走ることはないと思います。
毎年11月に「激坂最速王決定戦」が箱根ターンパイクで開催されていますので、安全に箱根の山登りを体感したい方はこちらに出場することをお勧めします。

アクティビティレポート

小田原中継所

鈴廣かまぼこの里でタスキリレーです。
今年は誰が山の神と称されるのでしょうか。

小田原中継所

箱根湯本駅(およそ3km時点)

箱根湯本の温泉街から徐々に登り始めます。

早川と箱根湯本駅

函嶺洞門(およそ3.5km地点)

旭橋を渡ると見えてくる函嶺洞門は現在は通行止めです。
交通量が増えたことで、道幅の狭い函嶺洞門が渋滞の原因になっているということで、バイパスが建設されたということです。

旭橋と函嶺洞門跡

大平台のヘアピンカーブ(およそ7km時点)

大平台のヘアピンカーブです。
まだまだ登りは続きます。

大平台のヘアピンカーブ

小涌谷の踏切(およそ11km時点)

小涌谷の踏切です。
駅伝当日はランナー優先で電車を止めてくれます。

小涌谷の踏切

国道1号最高地点(およそ16km時点)

一度下って、登り切ったところが国道1号の最高地点です。
ここからは芦ノ湖に向かって、下りが多くなってきます。

国道1号最高地点

芦ノ湖(20.8km)

箱根神社の大鳥居をくぐり、松並木を抜けると、おなじみの箱根関所南の交差点を右に曲がり、芦ノ湖の往路ゴールです。

箱根神社の大鳥居
芦ノ湖往路ゴール

個人記録

区間記録

2時間08分01秒

往路記録

9時間17分35秒

総合記録

9時間17分35秒