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メンバーnote 「授業博覧会 それぞれのその後」

メンバーからの寄稿です。

1.  小学2年生 テーマ「元素」

Co-musubiの授業博覧会で「好きなことを授業にしよう」と言われた2年生の娘。
選んだ題材は「元素」
すきな元素を中心にスライドを作成。

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授業博覧会では、元素表の配列や、
星の核融合も鉄までいくと安定する。地球の真ん中には何があるかな?という話もCo-musubi主宰の井上さんからしてもらっていました。「新しい元素を発見してね!」というお題と共に。

それから数日たったある日。
宇宙の本を読んでいた彼女は「宇宙って138億年前にできたんだって。」そこから、延々と質問が始まります。

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地球って46億年前にできたんだよね?
太陽は?
じゃあ原子はいつできたの?
どうやってできたの?
じゃあその前は?
素粒子ってなに?
「素粒子ってなんだろう」を知るために動画を探していて、高速加速器に行きつきます。
宇宙は真っ暗なんだよね?
じゃあ色ってどうやって出てきたの?
ブラックホールはどうなってる?

元素に興味を持ったきっかけはカードゲーム。

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知識の基礎は1冊の絵本。

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いつぞや町内会のイベントで居合わせたおじさまに「水素の核融合によってヘリウムができた」という話をきいていました。
そして、Co-musubiでのいろいろなお話と今回自分でつくった「元素」の授業。

様々な情報が集まって、疑問はさらに深まっているようです。

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2.  小学4年生 テーマ「折り紙」

小4男子。
今回の我が子の授業は「折り紙」でした。


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相手にどうやったら伝わるかを考えて授業を作るということも初めての経験でしたが、今回は、他の子どもたちの授業にも大きな刺激を受けた様子。

授業博覧会後は大忙しでした。
まず、取りにいったのは、ことわざの本。
ことわざの授業をしてくれた女の子の影響です。
ことわざの本を読んだ後、「もしかしたら僕、将来親のスネをかじってしまうかもしれない」と驚きの一言。


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そして、その日の学校の自主学習の宿題では、元素とことわざについて調べました。
元素は、小学2年生の女の子の授業です。


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元素の歌を歌ったり、元素の本を見てその美しさに感動し、元素の名前の由来になっている偉人がいることに気づく。

さらに寝る前には、「どうしても絵が描きたい」と絵を描き始めました。
こちらは、色について授業をしてくれた女の子がいたから。
色の授業を受けて、「色が使いたくなった」そうです。

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授業博覧会から少し経った今も、夜は絵を描いたり、折り紙を折っています。

よく鼻血を出す我が子は、Fe(鉄)が不足すると貧血になってしまうんだよということ。人間の体も元素でできていることを知り、元素を身近に感じるようになりました。

日常会話では、ことわざを使おうという意識がみられます。
「友達と遊べなくて、青菜に塩だ」
「(テストの前日に)後は野となれ山となれだ」

今、使ってみたいことわざは「開いた口がふさがらない」だそうです。

我が家の小4男子は、いろんなことに広く好奇心を持つタイプ。
授業博覧会に参加して、いろんな子の「好き」を受け取ることができました。
一つ一つの好奇心の種はまだ深く根付いてはないのですが、どんな風に芽を出すのか。いつ芽を出すのか。
出さない芽もあるかもしれないけれど、それでもいい。
学校以外に、井上さんから、そして子どもたちから、色んな種をもらえます。
親子でその種をまいて、自分の好きを見つけていってほしいなぁと思います。


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