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かつて生きていた桜の命から服作りを行う作家によるインスタレーション「記憶の中で生き続ける」桜の咲く街で開催

桜が生きていた記憶を服や音として残し、
もういないはずの桜を感じることができるインスタレーションを行います


2023年3月31日(金)- 4月2日(日) もういないはずの桜でお花見を

インスタレーションの一部になっている桜の服は、その場で購入することもでき、自然の風景と同じく、移り変わっていくものになります

桜の咲く街のギャラリーにて、生まれ変わった桜のお花見を体験ください


-命を吹き込み、桜を纏う-


桜染めのブラウスやエプロンドレス、桜の木から手作りしたボタンが付いたパンツ、桜染めの糸でステッチをかけたジャケット、桜染めで染め分けた糸で総刺繍した桜の咲く風景のシャツなどの展示・販売・受注を行います

服として生まれ変わった桜のブラウス。刺繍糸も桜で染めている
桜の木から手作りしたボタン

刺繍糸も全て桜の木から染めた色


-生まれ変わった桜を纏い、あなたの歩く道に花を咲かせて-


昨年、作家本人が3本の桜の伐採に立ち合い、桜を見守ってきた住民の桜への想いに触れ、
桜の木を染料としてでなく一つの命として見つめるようになったところから、今回のインスタレーションを企画しました。

もういない桜を想うことで「記憶の中で生き続ける」というのがタイトルに込めた想いです。服を桜の形見としても感じていただける様、色やボタンとして残しています。
生まれ変わった桜を纏い、再び道に花を咲かせるような気持ちで歩いてほしいです。


-桜を纏うことで桜が増える服-


日本各地で寿命を迎え始めているソメイヨシノ。過去に誰かが植えてくれたように「満開の景色を残したい」という想いから売上の5%を植樹に使います。

※一般的に桜をさすソメイヨシノの寿命は60年。日本の桜の90% 以上を占めている。
※植樹はLOOMNIPPON主催の植樹団体(福島)、伐採のあった地域のみどりを増やす基金(練馬)へ寄付予定


-土に還り、次の命へ-


糸まで天然100%にこだわり、埋めることで土に還った服は
再び桜の木として生まれ変わるかもしれません。

「記憶の中で生き続ける」
開催日時 2023年3月31日(金)~2023年4月2日(日)12-19時(最終日17時まで)
会場 谷中ギャラリーhaco
〒110-0001 東京都台東区谷中6-1-27

音楽:福井樹

1/f
※textile artist:comura sakura & singer songwriter:fukui tatsuki
自然の環の中で成り立つ作品づくりを心がけています

JRでアクセスが良いのは日暮里駅。南改札を出て左に進み、谷中霊園を抜けるとギャラリーの通りです
カヤバ珈琲の3軒となりです


上野恩賜公園からの風が流れてくるようような気持ちの良いギャラリーです!
面白いお店もたくさんある街なので、お散歩がてらお気軽にお立ち寄りください。



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