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消費税導入時の思い出 その2

先日、消費税導入時の思い出について書いたところ、当時の苦労したことなどが蘇ってきたので書き残します。

初めて消費税が導入された時、私は台東区にある会計事務所に勤務していて5~6年経っていました。
顧問先の担当件数も10~15件となっていて、今ほどデジタル化が進んでいる訳ではなかったため、毎月の締日や決算月などは、大量の書類と向き合いながら忙しく処理に追われていたのを思い出しました。


担当している中には飲食店や小売店もあり、レジがあるといっても形だけで、領収書は出ずにご精算書というレシートが出るだけという所もありました。
当然、そのような店舗は消費税導入に合わせてレジを入れ替える必要があり、コストがかかるのはもちろんですが、従業員に使い方を指導するのも大きな負担です。
そして、実際にレジが新しくなっても、日々の売上金額が合わない、一円玉や五円玉の使用頻度が急に高くなり対応に時間がかかるなど、多くの苦労がありました。

今はキャッシュレス決済のサービスが普及していて、お財布を持たなくても買い物に困らない時代になり、本当に便利になりましたね。