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コミュニティ立ち上げ時の秘訣/コミュニティ種類を知る

こんにちは、コミュカル Mitzです。
コミュカルでは常に20以上の企業/コミュニティの企画運営を推進しており、様々な企業やコミュニティ推進者個人の方から毎月「コミュニティ立ち上げ」の相談が届きます。
今回はそんな「コミュニティ立ち上げ」について、重要なポイントのうち「コミュニティ種類を知る」ことについて簡単にお伝えします。


こんな方におすすめの記事です

  • これからコミュニティを始めたい方

  • コミュニティ運営をされている方

  • コミュニティ運営に興味がある方

目的・参加者にマッチしたコミュニティ

過去記事で何度もお伝えしていますが、目指すのは「目的・参加者とマッチするコミュニティ」です。
これが実現できることがコミュニティの成功に繋がります。
これは数多くのコミュニティを運営してきた実体験談です。

「ただコミュニティを立ち上げる」のではなく、この「目的・参加者にマッチするコミュニティ」の実現を目指して考えていきます。

目的・参加者にマッチするコミュニティを立ち上げるのに最低限必要な4つのステップは以下の通り
①自社側の目的を明確にする 👈 過去記事
②顧客の目的を明確にする  👈
過去記事 
③コミュニティの種類を知る 👈 今回記事
④コミュニティが実現できることを知る

9つのコミュニティ種類/3つの分類

ここではコミュニティを9つに分けています。
私たちが実際に推進してきた50以上のコミュニティ運営経験、100名近くのコミュニティ推進者からのヒアリング、そして様々なコミュニティに数百回参加してきた結果を元に、大きく分けて9つの種類にコミュニティを分けることにしました。

※こちらはあくまで現在考えられるコミュニティパターン分けの1例として捉えてください。例外もあれば、時代の変化で新たに生まれるパターンもあるはずです。

目的による分類

まずは「目的による分類
これは参加者の目的を元に基づく分け方です。

■ビジネスに繋げる目的のコミュニティ
こちらは、ビジネスに繋げたい/仕事に活かしたいなど、「仕事・ビジネスへの成果やゴール」に基づいたコミュニティです。

■個人的趣味を満足させる目的のコミュニティ
こちらは、個人個人の趣味や興味について同様の想いを持つ人が集まる「個人的な関心事」に基づいたコミュニティです。

■地域や物理的空間の価値向上が目的のコミュニティ
こちらは、同じ地域や同じ場所や好きな空間(物理的な空間)に人が集まる「近接性」に基づいたコミュニティです。

コミュニケーションの形による分類

次は「コミュニケーションの形よる分類
これはコミュニティ内でのコミュニケーションが構成される場所・手段に基づく分け方です。

■対面コミュニティ
こちらは、コワーキングスペースや会場でのイベントなど「オフライン」でのコミュニケーション・交流がメインのコミュニティです。

■オンラインプラットフォームコミュニティ
こちらは、インターネット上でSNSやチャット専用サービスなど「オンラインプラットフォーム」でのコミュニケーション・交流がメインのコミュニティです。

■オンラインイベントコミュニティ
こちらは、オンライン上でのライブイベントやライブ配信など「オンラインイベント」でのコミュニケーション・交流がメインのコミュニティです。

集まる人同士の関係性による分類

最後は「集まる人同士の関係性による分類
これはコミュニティに集まる人同士の関係性に基づく分け方です。

■サポートコミュニティ
こちらは、ボランティアグループのように、コミュニティに集まる方々が平等に支え合う・助け合って活動することで成り立つコミュニティです。

■ネットワーキングコミュニティ
こちらは、ビジネス交流、同職種での交流、異業種交流など、コミュニティに集まる方々が互いに繋がり合うことで成り立つコミュニティです。

■情報交流コミュニティ
こちらは、製品ユーザー会のように、情報を発信したい側と情報収集したい側が集まることで成り立つコミュニティです。

目的に合わせたコミュニティパターンを選択

コミュニティパターンを知る目的は、企業側目的、参加者目的の達成に最も寄与するコミュニティを正しく選択し形成するためです。
実際ほとんどのコミュニティ推進者は、コミュニティを立ち上げようとした際に、自分の知っているやり方ベースで進めてしまっているのが現状です。
もし参加者に合わないコミュニティ形成を行ってしまうと非常に残念なパターンが発生してしまいます。

■残念なパターン例
・参加者はイベントを求めているのにコミュニティ推進者側はオンラインプラットフォームでのやり取りばかりを求めてしまっている。
・参加者は互いにサポートし合いたいのにコミュニティ推進者側は情報発信と収集に重きを置いた運営をしてしまっている。

まずは様々な種類があることを知りましょう。
様々なコミュニティに実際参加してみたり、他のコミュニティ推進者のお話を聞いてみるのもおすすめです。

最後に

ここまでのお話を、わたしMitzの想いを少し多めに込めたトークで動画にしました。ぜひご覧ください。
※コミュニティを学べる情報を発信していますので、ご興味ある方はチャンネル登録をぜひ

また、コミュニティ運営を学ぶコミュニティも運営しています。定期的にイベントも実施していますのでご興味のある方はぜひご参加ください。

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