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読んだらまじでコミュ力爆上がりした本6選【7000字】


どうも、コミュ力講師のゼロです。


僕はコミュ障から脱するために、
いままで累計で、
500冊以上のコミュ力関連本を読んできました。


なかには、
使えないようなものもありましたが、
僕の人生に大きな影響を与えたコミュ力本も
多々ありました。


なので今回は、
そんな本の中から厳選して、

コミュ力初心者の方が最初に読むべき本

を6つご紹介します。


・コミュ力の基礎となる考え方を勉強したい
・コミュ力を練習するための指針が欲しい
・ゼロが影響を受けたコミュ力本を知りたい


そんな方は最後まで読むことをおすすめします。


いいね数が多ければ、
また続編でおすすめ本を紹介していきますし、
もし反応が芳しくなければ記事自体
お蔵入りにしようかなと考えておりますので
もし少しでも参考になった方は、
スキボタンを押していただけたら幸いです。


では、いきます!


①座右の世阿弥 



日本の伝統芸能、
『能』
についての本です。


著書の齋藤孝さんは東大出身。
1000冊近くの本を出版していて、
最近では脱力タイムとかのテレビ番組にも出演してる

スーパーマンです。


で、今回ご紹介するのは、
そんな彼が
能の極意
について書いた本。


いきなりコミュ力と関係ないやんと
思われた方もいるかもしれません。


が、結論からいうと、
この本には、

「日常のコミュニケーションに実装できる方法論」

が山ほど書かれています。


かくいう僕も、
この本のエッセンスを実践することにより、
恋愛や仕事で結果を出しまくってますw


で、ざっくり本の内容をいうとですね、

能のカリスマである世阿弥が、
一族のために残した秘技秘伝

を現代人にわかりやすく解説したもの
って感じです。


その書物ってのが、
室町時代に書かれた
『風姿花伝』と『花鏡』
と呼ばれるものなんですが、


世阿弥はこれを、
自分の後継者のためだけに書き残したので、
長い間、
『秘伝の書』
とされていたんですね。


ちなみに、
『風姿花伝』と『花鏡』
やっと世に公開されたのは、
明治時代に入ってからです。


ま、それはおいといて、
じゃあ、
その秘伝の書には何が書かれていたのか?
というと、
一言で言ってしまえば、


『能の舞台において、
どうやって観客を魅了し、満足させるか?』

これだけなんですね。


世阿弥は、
「どうやって観客を魅了し、満足させるか?」
という部分を突き詰めた結果、


人の心が動くタイミングやメカニズム』
を分析し、
それらを能の演技に活かすための
手法やテクニック、マインドセットを
具体的に書きのこしました。


それが、長らく秘伝の書であった、
『風姿花伝』と『花鏡』
ってなわけです。


はい、勘の鋭い方はもうお分かりになったと思いますw


これってコミュニケーションにも、
バチくそに応用できますよね。


能において、
「観客を魅了し、満足させる」
ためのテクニックって、
日常生活のコミュニケーションにも
応用できるわけです。


なぜなら、
室町時代においても現代においても、
「人の心が動くタイミングやメカニズム」
なんてのはほとんど同じだからです。


なので、
「能で観客を魅了し、満足させること」
は僕らでいうと、
「関わった相手を魅了し、満足させること」
に置き換えらますよね。


ダラダラと語ってきましたが、要は、

「能のカリスマかつ天才であった世阿弥が、
死ぬ気で編み出した人の心を動かすための方法論は、
現代においても最強に使える」

ってことです。


これ以上説明するより読んだ方が早いので、
とりあえずアマゾンでポチって読んでください。


僕も10回以上は読み返しています。


②営業の神様


世界でもっとも数多くの車を売ったとして、
ギネス認定された伝説の営業マン
が書いた本です。


向上心のある営業マンの方だったら、
ジョー・ジラードという名前は、
聞いたことがあるかもしれません。

(実は、私ゼロも本業は営業マンなので、
彼の本は何回も読んでいます)


で、この本は、
「最強の営業マンになるために何をすべきか?」
ということが書かれているのですが、


営業マンじゃなくても、
日常の人間関係に今日から活かせること
もっというと、
人生の指針になること

がふんだんに書かれています。


僕は最初、本屋で立ち読みしてのですが、
読みはじめて5分で、
「あ、この本は何回も読みまくって血肉にすべき本だ」
と思ったので即買いました。


例えば、

・聞き役に徹すること
・笑顔を見せること

といった本当に基礎的かつ大事なことから、
(聞き役に徹することや笑顔を見せることの
威力を舐めてる人はコミュ障絶対治りません)

・服装が人に与える印象
・五感の全てを使って相手を観察すること

などといった、実践的な内容まで、
彼が徹底して守っている13のルール
が明かされています。


前書きの段階から、

「成功に近道も奇策もない、
ただ一歩ずつ階段を登っていくのみだ」

と書いてあったのが、
才能もポテンシャルも微塵もない
自分に個人的に刺さりましたw


ちなみに、
僕の周りで結果を出している営業マンの方々も、
ジョージラードの本はほぼ絶対に読んでいますね。


ちなみに以下の本もおすすめです。


③心を揺さぶる語り方



この本は、
一龍斎貞水という、
講談師によって書かれた本です。


講談師っていうのは簡単にいうと、
昔の怪談話や恋物語などを、
面白おかしく話すプロ
のことなんですが、


この一龍斎貞水というお方は、
日本に現在111人しかいない人間国宝
に認定されてるくらいのガチな実力者です。


そんな最強の話芸を持った人が、
「人の心を揺さぶる話し方」
について書いたのがこの本なわけです。


なので、
どこぞの恋愛ナンパnoteにあるような
小手先のテクニックめいたものではなく、
完全に本質ベースの極意
で、全ページが埋められています。


なので、本質からコミュ力を学びたい方には、
刺さると思いますし、
特にゼロのNOTEの愛読者さんたちには
がっつりハマると思います。


僕自身も、
人間関係において、技術やテクニックに
頼りがちになってしまっていると感じた時などは、
この本を読み返してマインドを整え直しています。


どんな時代においても、
どの場所においても通用するような、
『本物のコミュ力』
を身につけていきたいのならば、
必読なテキストです。


ってことで、この本から、
ゼロの好きな部分を抜粋するので、
一ミリでも「これは!」と響いた方は、
ぜひ買って読んでみてください。

(アマゾンアフィリやってませんw)


「話術というものは、人間の中身が伴って
初めて価値が出るものです。
逆の言い方をすれば、
その人の人間性を表すものの一部が話術です。」

『心を揺さぶる話し方 人間国宝に話術を学ぶ』一龍斎貞水 p18


これは本当にマジでそう思います。


経営者、パパ活女子、バンドマン、教授、
作家、塾講師、ホームレス、留学生など


いままで数多の人と関わってきて強く感じるのが、
『話し方には人間性が出る』
ってことです。


いくらお金や美貌を持って、
外面を取り繕っていても、
話し方には根本の人間性が出てしまう
んですよね。


これは逆に言えば、
たとえ口下手だったとしても、
思いやりや優しさを持っていれば
それが話し方に表れて相手に伝わる
ってことです。


なので、一龍斎貞水さんも、

『人前で話す時だけはなく、普段からの生き方が大事』

と書いています。


これ、テクニックばっか求めて
即ったのだのなんだの喚いているナンパ界隈の奴らに
本当に聞かせてやりたいです。
(過去の僕を含みますw)


僕も、
自分の腐った人間性を叩き直すために
誰も見ていない一人でいるときこそ

「自分の言動は恥ずべきものではないか、
天に対しても胸張れるものかどうか?」

と自問自答して言葉や行動を選ぶように
しています。


結局、
本当のコミュニケーションっていうのは、
ゲームでもなんでもなく、
人間対人間の真剣勝負
なんですね。


これはいつでも真面目で堅い会話をしろ
という意味ではなく、
人同士が関わった瞬間には意識せずとも、

生き様と生き様のぶつかり合い
人生と人生の溶け合い

が根底において行われている
ってことなんですよね。


これを胸に刻んだ上で、
コミュ力を磨いていくならば、
あなたのコミュ力は本物になっていくこと
間違いなしです。


④カリスマは誰でもなれる


お次はこの本です。


カフェでこの本読んでるのを知り合いに見られたら
赤面する系のうさんくさいタイトルですが、
内容はめちゃくちゃ良いです。

(アマゾンでの評価は謎に低いですが、
おそらく低評価つけた人たちは、
この本の内容を実践してないから
その絶大な威力がわからない
んだと思います)


ちなみに著者のオリビアさんは
スタンフォード大やハーバード大、
国連などでも講演を続けてきたガチな実力者。


で、そんな彼女が、
行動科学や認知科学を研究しまくったり、
カリスマ経営者やセレブたちに会いまくって、

・カリスマ性とは何か。
・カリスマ性をどうやって身につけるのか。


これらを体系的にまとめたのがこの本です。


僕がこの本を読んでていいなと思ったのは、

①カリスマ性を身につけるための実践的なテクニック
②カリスマ性を育むために整えるマインドセット
③上記の二つを身につけるための具体的なエクササイズ


この3軸から構成されていた点です。


例えば、
会話で今すぐ使える実践的なテクニックで言えば、


1 文章の終わりでイントネーションを低くする。
2 うなずく動作を遅くして、頻度を減らす。
3 話す前に2秒の間をおく。

『カリスマは誰でもなれる』オリビア・フォックス・カバン p16


っていうものがあったりします。


まあこれに関しては、
時と場合によって微調整したり
違和感なく使えるようにするために
練習が必要なんですが、
誰でも今すぐ使える超有益テクニックです。


あと、
会話における不快感や気まずさに慣れるため
のメンタルトレーニングとして、

・街中で居心地が悪くなるまで相手の目を見つめる。
・エレベーターに乗る時、皆と向かい合うように立つ。

みたいなのが紹介されています。


で、当然、
コミュ力をなんとしてでも
身につけて人生を謳歌したかった昔のゼロ

全てのトレーニングを猛烈に実践しましたw


特に、
エレベーターで皆と向かい合うようにして立つやつは、
えげつないほどメンタルに負荷がかかりましたが、
完全に何も感じなくなるまで何度でも繰り返しましたw


(今ではコンサル生たちへのミッションとして化すこともありますw)


コミュ力ってまじでメンタルありきというか、
9割9分メンタルで勝負が決まる

みたいな部分があるので、
本当のコミュ力を身につけたいのであれば
メンタル修行は避けて通れないってことは
当時の僕もなんとなく感覚的にわかっていたからです。


ってことで、
この本は具体的なテクニックも教えてくれるし、
メンタルを強靭にするための練習法も教えてくれるしで、
めちゃくちゃおすすめの良書。


あと、
この本あまり知られてないし誰も読んでないので、
あなたが密かに読んで実践するだけで、
周りとの差を猛烈広げられるという利点もありますw


ってことでぜひ。

⑤面白い話「すぐできる」コツ



「面白い人って思われたいのに、
いつも会話がカタくなってしまう…!」

そんな方に超絶おすすめの本です。


ちなみ著者の渡辺龍太さんは、
アメリカで即興会話を学んで日本に帰国後、

「面白い話をする能力」だけで
偉い人たちと仲良くなり、
実績ゼロなのにNHKのディレクターに就任したり、
いろんな番組の放送作家をやったりする

という正真正銘のコミュ力お化けです。


この手の、
”面白い会話をするためには?”
的な本って、

「これ、コミュ力の初心者にとって難易度高すぎん?」

というものも多いんですが、


この本には、

「うんうん、これやっとけば会話盛りあがるし、
だれにでも出来るよな」


ていうような、

具体的かつシンプルな方法”

を書いてくれてるので、
今回はこの本を選びました。


エッセンスだけ取り出していえば、

あなたの感情を語るだけで、会話は盛り上がりまっせ。

ってことです。


「なんだこんな簡単なことかいな」
って思う人もいるかもしれませんが、


これ、

・初対面の人との雑談
・アッチングアプリでの電話
・デート時の深い会話


など、
どんなシチュエーションにおいても、
超絶大事になってきます。

なぜ大事なのかという解説は本書を
読んでもらうとして、


話しててもつまらない人って、
自分の感情をあまり語らないんですよね。


逆に、
話の内容が特段おもしろいわけではないのに
なんか聞いてられる話って、
「語り手の感情がちゃんとノっている話」
です。


っていうようなことを分かりやすく
書いてあるのがこの本。


それらに加えて、

・そもそも「笑い」のメカニズムは?
・つまらないと思われる人の特徴

なんかについても解説してくれてます。


ただ、実は、
僕がこの本でいちばん好きなのは、
あとがきにある以下の部分です。


それにしても、
「おもしろい話をして、まわりの人と笑い合う」というのは、
誰にでも平等に開かれた実にすばらしいフィールドです。
年齢、容姿、体格、体力、性別、国籍、頭脳、収入、
その他一切が関係ありません。

ってとこです。


なんでこの部分が好きかというと、
これって、

コミュ力でもまったく同じことが言えて
めっちゃ共感するから

です。


コミュ力があれば、
ルックス、年齢、人種、ステータス、経歴など
いっさい関係なく、
あらゆる人と仲良くなれて、
人生の可能性があらゆる方面で広がっていきます。


これは実際に僕も経験したし、
僕のコンサル生の変化も目の当たりにしてます。


例えば、
25歳まで童貞だったにも関わらず
コミュ力をゼロから身につけ彼女を作った人や、

自己肯定感が低いがゆえに、
他人を遠ざけがちだったのに、
ヒッチハイクやフリーハグなどでメンタルを鍛え
今では人の集まるイベントに積極的に参加し、
自分のビジネスも展開するようになった人なども
僕のコンサル生の中にいます。


何が言いたいかというと、

コミュ力鍛えると人生エグいほど変わる。
だからまじで皆コミュ力鍛えようぜ。

ってことです。


不確かで変動的な時代、
いちばん頼りになるのは
コミュ力です。


その信念があるので、
こういった発信を続けています。


と語っているうちに
熱くなりすぎてしまいそうなので、
次の本の紹介にうつりますw


⑥人を動かす




僕が紹介するまでもない名著で、
世界で1500万部以上売れています。


かのスーパースター矢沢永吉の自伝、
『成り上がり』にも、

「十回ぐらい、リフレインで読んだよ、
  えらい気に入ってね、
  キザに友だちの誕生日に贈ったりしたよ。
  無意識のうちに、ためになってるみたい」

『成り上がり』


と書いてあるほどの絶賛ぶりです。

ちなみに、
刃牙の作者である板垣恵介さんも、
成り上がりのこの箇所を読んで、
すぐに『人を動かす』を買い、
影響を受けたらしいです。


つまり何が言いたいかというと、
各界の一流たちもこの本をこぞって読んでますよ
ということ。


最近の人だと
ホストのローランド氏なんかも
人生で影響を受けた一冊として紹介していましたね。



なので、
もしまだ読んでない人がいたら
今すぐ読んで欲しいですし、
すでに一度読んだ方は
何回でも読みかえすことをおすすめします。

やはり古今東西の名著って、
読むたびに新しい発見や学びがありますから。


僕のコンサルにおいても
この本に書いてあることを
僕とコンサル生の共通認識として話を進めるくらい、
大前提の基礎知識となっております。


で、この本に書いてある内容を
あえて一言で要約するならば、


人に動かしたいなら、
相手の立場に身をおいて考え、
相手の自尊心を満たすべし。


ということです。


それが例えば、

・誠実な関心を寄せる
・心から褒める
・関心のありかを見抜く

などです。


で、これらの習慣ってシンプルすぎるし、
変わったテクニックでもないので、
えてして忘れがちになってしまうのですが、
ちゃんと意識して発動させられたときに
相手に与える影響のデカさは半端じゃありません。

(もっというと最終的には意識せずとも
自分のコミュニケーションスタイルに実装されている
状態になれば無敵)


なので、
この本を読む時には必ず
「実践しない知識は何の意味もない」
と肝に銘じ、

各項目を読みつつ、同時進行で実践していく


という読み方がおすすめです。


ゼロも初めてこの本を読んだ中学生の時は、

「よし今日は笑顔を意識するぞ」
「次は相手を褒めてみよう」

みたいな感じで読んだらすぐにアウトプットして、
すこしずつ本に書いてある項目を習慣化していきました。


結果、もう意味わからんほどコミュ力上がりましたね。


特に初対面で悪い印象しか持たれていなかったのが、
この本を実践するようになってから、
「ゼロと話していると楽しい」とか
「今度別の友達も紹介したい」
なんて言われるようになりました。


そういう経験が重ねって、
「本に書いてあることをちゃんと実行すれば
結果出るんだ!」
という成功体験が刷り込まれ、
そこからいろんな本を読み漁るようになりました。


で、
今いろんな本を皆さんにご紹介することができているというわけですw


最後話がちょっとそれましたが、
とにかくこの『人を動かす』は、

コミュ力を上げたい人が真っ先に読むべき本、第一位

です。


必読なのでぜひ読んでみてください。


まとめ


コミュ力を上げるために真っ先に読むべき本
をご紹介してきましたが、
いかがでしたでしょうか?


ここでご紹介した本以外にも、
あなたのコミュ力をぶち上げる系の本は
たくさんあるので今後も記事で書いていきます。


もし今回の記事が少しでも参考になった方は
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を下さると次回以降の記事を書く励みになります。


ぜひあなたも本を読んだ感想を聞かせてくださいませ。


comuking7@gmail.com


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