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【お知らせ】書いた脚本が立川市のイベントでリーディング上演(朗読)されます!

2024年10月13日(日・祝)に東京・立川で開催される『ファーレ立川アートミュージアム・デー2024 秋』にて、ファーレ立川アートをモチーフに執筆した演劇脚本『ゼロとイチのはざまのTACHIKYAWA』がリーディング上演されます!

「ファーレ立川アートミュージアム・デー2024 秋」公式サイトより
https://www.faretart.jp/event/5201/

定員はありますが参加費無料で、事前申込だけで見ることができます。お近くの方はぜひお立ち寄りください~!

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さて、なんでいきなりそんなことになったかというと……実は年初から、立川で開催された『市民創作ゼミ』に参加していたんですね。

シナリオのことをもっと勉強したいな、って気持ちで参加したんですが、これが……めっちゃ……おもしろくて……!!

街を歩いて心に残ったことの中からアイデアを広げる。それを、ゼミで参加者や講師・ゲストの方と深掘りしていき、プロットに落とし込んでいく。そういう内容でしたが、集まったのは私も含め“市民”。舞台に興味がある、ということ以外は共通点もバラバラなメンバーでした。

そんな中、同じ街並みを見ていても着眼点が違う、更にそこから広がるアイデアも、こめたいメッセージも違う――一見当たり前のようで、しかし普段は忘れがちなことを、全3回・各4時間という濃密なゼミの中でまざまざと体感できる、非常にエキサイティングな時間でした。

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また、立川駅前には『ファーレ立川アート』という芸術作品が点在しているのですが、よくよく見ないとそれとわからないほど風景に溶け込んでいるものが多いんですね。

ヘッダーの写真も、実は「ある特定の場所から見たときだけ顕れる円」というアートだったりします。知らなきゃわからん!!

ファーレ立川アートや各作品について、ボランティアの方の解説を聞きながら造詣を深められたのも大変心躍る体験でした(解説がこれまた熟練していて聴きごたえたっぷりなんですよ……! 申し込めば聞けるので、興味のある方はぜひ!)。

そうして知ったファーレ立川アート作品から着想を広げプロットを作ったわけですが、私がひときわ惹かれたのが宮島達男氏の『生命の時計』でした。

宮島氏はデジタル数字を駆使したアートで世界的に有名ですが、その作品がなんと街の只中にあるのです。しかも、震災のため壊れてしまって、修理にも多額の費用が掛かり、そのままになっている。その話を聞いて、もう、涙腺あっちっちになっちまいまして……!

物語の中でもいいから、『生命の時計』がもう一度動いているところを観てみたい。そんな想いで脚本を書いたのですが、それがこうして今回のイベントでリーディング上映されることになったので驚きです。オラびっくらこいたぞ。

どんな話かっていうと雪魚堂in立川~プリパラ風味~って感じです。わかんないよね。詳細はぜひ聞きに来てくレンブラント。役者さんがきっといい仕事をしてくれるダ・ヴィンチ。

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イベントでもう一つ同時上演される『立川オーバーツーリズム』は、同じく市民創作ゼミでジンタロウ氏が発表されたプロットを脚本化したもの。

こちらは、ファーレ立川アートの作品を手掛けた109人のアーティストを、手違いで全員記念式典に招待してしまってどうしよう?! という聞いただけでワクワクするコメディです。もちろん109人役者さんが舞台に上がるわけではないので、どうやって演出されるのか……一観客として私も楽しみです!

まったく毛色の違った2作品の演出をされるのは、ゼミで講師をしてくださった倉迫康史先生! ゼミでは、あたたかく柔和なやりとりの中、舞台・創作に対してすごく真摯でいらっしゃる倉迫先生から、短い期間ながらたくさんのことを学ばせて頂きました。

その倉迫先生に自分のシナリオを演出して頂けるなんて、嬉しさと楽しみで心臓が不穏なほど高鳴っております……!

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そんなこんなで、10/13(日・祝)、お時間のある方はぜひ立川までお立ち寄りくださいませ! 当日はなんだか、他にももりもりイベントやってるようです! あとこの日はシネマシティで『劇場版 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』やってるってよ! 世界の果てからぶっ飛び出ようぜ!



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