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近藤碧とは

プロフィールを作るためのメモでもあります。

はじめまして

ご覧いただきありがとうございます。作編曲家の近藤碧(コンドウ アオイ)です。プロフィール書いててまとめるためにメモがいると思ったので、ついでにここで公開します。

プロフィール

2001年2月生まれ、宮城県出身。
「音楽を描写する作曲家」として活動。アコースティック楽器を用いた作曲を主軸としている。
現在国立音楽大学作曲専修に在籍。映像制作団体REIKIFILMSに所属。東北の作曲家、作曲の会「Sining」会員。
作曲を菊池幸夫、宮城純一、エクリチュールを吉田真梨、市川景之、渡辺俊哉の各氏に師事。ピアノを関すみ子、井上郷子、篠田昌伸、加藤真一郎、インド古典音楽(サーランギ、声楽)をAmit Royの各氏に師事。
REIKIFILMSでは作曲のみならず、録音、演者としても活動する。

これは以前虚無森ホルンさんに撮影していただいた宣材写真です。

作曲作品でよく言われる感想

「色彩豊か」「綺麗」「絵画を見ているような感覚」「川が流れ、色とりどりの花が咲いている中にいる気分だった」
特に「From Rain」「四季の巡り」「印象Ⅰ〜雨の香り〜」「瑠璃の空」「変容Ⅱ〜無伴奏クラリネットのための〜」はそのような感想をいただくことが多いです。

これからのイベント

Ensemble Coeur de Roseau

Trio Konzert in Berlin
26 Juli 2024 19:00
Ort: Schwartzsche Villa
Grunewaldstraße 55,
12165 Berlin
(以下省略。下記リンクにドイツ語で詳細記載)

ドイツのベルリンにて《変容Ⅱ〜無伴奏クラリネットのための〜》が演奏されます。

REIKIFILMS Film Festival

第8回:2024年9月1日(日)
第9回:2024年11月下旬
第10回:2025年2月下旬
年4回行っております。その度に宣伝していきます。

大学のイベント

国立音楽大学芸術祭
2024年11月2〜4日
3日間のいずれかで何かはやります。色々未定です。

さらに作曲の会「Shining」の演奏会もあります。より詳しいものはこちらに掲載しています!

過去の作品、受賞歴等

過去の作品や受賞歴について、特に私がどんな作品を製作してきたか記します。

1.《From Rain》

https://youtu.be/OhFh74yhwPM

描写というところに重点を置いた初めての作品になります。
雨、そして水の循環というものをホルンとピアノで表現しました。
未来の作曲家コンサートin東北2020にて初演され、再演もされています。
(色々な理由があってソフトの音源です。)

2.《四季の巡り》

こちらは自作自演した作品です。非常に緊張しました。
ピアノソロで四季の特色あるものを表現した、と言いたいところですが、最終曲の〈海辺の風〉はどこか秋らしくないというか、風や涼しさを表現するのにタイトル決めで苦慮しました。いわゆる秋という感じも差をつけようとした結果です。若いですね。
国立音楽院宮城キャンパスの演奏会で初演しました。この時は無観客だったかな……?

3.《変容〜無伴奏ヴァイオリンのための〜》

演奏はこの動画の1:27:45からとなります。
これは私が調性から明らかに逸脱した初めての作品です。なんとこの時はシリーズにするつもりがなかったのでナンバリングしていません。この後変容Ⅱがあるというのに……。
ヴァイオリンの特徴である5度、そしてそれと対となる要素として移調の限られた旋法を用いました。
まぁ弾きにくいです。弾けないわけではないですが、完全5度の重音、跳躍が多いです。ただこの頃から調性からの逸脱を試みていました。
未来の作曲家コンサートin東北2021で初演となりました。

4.《印象Ⅱ〜瑠璃の空〜》

愛着がある作品です。
国立音楽院宮城キャンパスにいた時作曲した中で最も大きい編成の曲です。
この作品は吹奏楽作品《瑠璃の空》の元になっています。吹奏楽の方は2022年11月に大学内の公募で入選、初演となっています。
印象Ⅱ、もとい木管アンサンブルのほうは国立音楽院宮城キャンパスのコンサートで初演されました。

5.
と、書きたいところなのですが、実はかなり飛ぶので書きません。

受賞、入選について

未来の作曲家コンサートin東北(旧ヤングコンポーザーコンサート)2019〜2023まで5度入選
国立音楽大学吹奏楽作品学内公募(2022年度)入選
眞壁の野望作曲コンテスト最優秀賞

実は受賞は少ないです。
眞壁の野望については別なタイミングで書きます。これは結構特徴的な公募でした。
ここからは映像作品について書きます。

REIKIFILMS

現状公開されている映像作品が私の確認した中だとREIKIFILMSのものしかないのでそれに絞りました。多摩美術大学の卒業制作にも関わったことがありました。

1.『フィクサー』

ドロドロです。とても人間関係のドロドロが見れます。
この前にもいくつか書きましたが、代表作と呼べるのはこれの他2作品程度です。
これは中村春斗の初監督作品で、YouTubeにて公開、またREIKIFILMSの映画祭でも上映されました。
ちょっと小ネタも挟んでいます。また部分的に多調も取り入れ、変質した和声も使っています。とても良いです。

2.『退行願望』

空木空の初監督作品で携わりました。非常に断片的な作りの作品だったこともあり、音楽という要素で繋ぎ止めるような、あるいは色付けや香り付けのような、そんなものを目指しました。
こだわりも色々入れましたが、とりあえず観ていただきたいです。
この後製作した『営み』という作品では録音作曲だけではなく、出演もしました。ここだけの話ですが、REIKIFILMS主催の映画祭で助演俳優賞を取るんじゃないかと思っていたと2人ほど言われました。
『営み』は今後YouTubeにて公開となる予定ですので、公開されたら更新いたします。

映像作品は作曲で関わっている数が少ないこともありこんな感じです。

録音でのこだわり

こちらは鈴木麗輝監督の作品です。
めちゃくちゃマニアックな話になりますが、録音で音に対するこだわりが出ました。もう撮影も大変でした。音がよく入っていたことは感動しました。本当に上手いこと演出の役にも立っていて感動しました……。いわゆる感動とはちょっと違いますけどね。とても嬉しかったです。
団体の中でも録音の技術には定評があるようで、耳の良さが役立っていることを実感しています。

よく入るように、そして監督が何の音を求めているのか、それを探求して私自身も工夫しています。

個人的な話

私の個人的な話です。

昔から聴覚過敏があり、特に小中では椅子を引く音や人の声で苦痛を感じていました。耳が敏感、そして取り入れる情報の量が多いのです。
最近になって、取り入れる情報の量を制限したり、逆により多くの情報量を取り入れて使うということもしています。録音では普段半分無意識でカットしている音も聞くようにしています。
そのこともあり、作曲した作品は静かなものが多いです。以前作曲した作品の録画を確認したときに、普段聴くときには絶対上げないところまでボリュームを上げないと聴こえなかったということがありました。

そしてこれは作曲した作品を演奏していただく時の話です。
基本的に楽譜を見やすいようにしてから演奏者に楽譜を渡しています。
演奏時に質問が少なくなるよう、そして自分自身も曲について答えられるようにすることを心がけています。でも昔の作品は「なんでこれやった?」というのがあります。びっくりする発想もあります。
ありがたいことに、演奏家たちから演奏したいという声も多く、モチベーションになっています。
作曲家は演奏家無しに生きていけないので、大切にしていきたいと考えています。

お問合せ

お問合せフォームを作成しました!
何かあればここからお問い合わせくださいますようお願いします。

これからも近藤碧のことをよろしくお願いいたします!

見出し写真、文中の宣材写真は、創増コンパス代表の虚無森ホルン。(地代所さちほ)さんに撮影していただきました!
宣材写真も使っていきます!ありがとうございました!

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