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【レポート】school for life compath秋のショートコース2020《day3-4》

こんにちは!秋のショートコース参加者である、まゆこがレポートを書いております。Day1・2のレポートはこちらからどうぞ!


【3日目/Reframing】

9月21日(月)晴れ
8:00-8:30 朝の会&朝食
9:30-12:30 くじらナイフでバターナイフづくりワークショップ
13:30-15:00 北の住まい設計社の工房見学
17:30-19:30 ご飯づくり&夕飯


頭より、手と心を使う時間

 この日の日中は、北の住まい設計社にお邪魔しました。
 まずはバターナイフ作り。講師の清水さんと遠藤さんの「私たちは先生ではないので、困った時にちょっと手伝うだけ。皆さん自由にやってください」というスタンスが心地よく、印象的でした。
 黙々と手を動かしながら聞くおふたりのこれまでのストーリーに、背中を押されたのは私だけではなかったはず。東川町には、チャレンジを応援してくれる人生の先輩がたくさんいます。

 完成した自分のバターナイフを使ってジャムを塗り、青い空の下で仲間と共に食べる焼き立てスコーンは、もう最高!言葉になりません。

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なっちゃんの真剣さよ…!
一人ひとり個性的なバターナイフが出来上がりました。

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 午後は北の住まい設計社を見学させていただきました。

 廃校になった小学校・35年かけて育まれた自然・想いとこだわりのたっぷり詰まった手仕事には、痺れました。大量生産・大量消費、安いからという理由だけで深く考えずにしてしまいがちな日々の買い物。それが本当に私たちにとっての豊かさなのか?綺麗に整えられて掃除の行き届いた工房から、様々なことを問いかけられているように感じました。
 こだわりを持って作られたものは、こだわりを持った人が選ぶ。なんてかっこよくて、なんて優しいんだろう。

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安井バースデー

 ショートコースが始まる10日ほど前、ふと自分の部屋で「安井って9月生まれだったような…」と思い出しました。調べてみるとやっぱり9/22生まれ、ショートコース開催中。
 これは何かやるしかない!とすぐにCompathのもう片方、かおるちゃんに連絡しました。実はその時はまだ直接会ったことも話したことも無かったのですが、そんなことは気にせず「とにかく何かやろう!」と一緒に決めて、少しだけ買い物をして、東川へ。

 ショートコースが始まると、みんなにコソコソと説明して、写真を撮って印刷して、カードにメッセージを集めて、作戦を練り直して、ケーキを予約して取りに行って…。そして誕生日前夜にサプライズを決行!
 かおるちゃんとの秘密の連携、小さくてもみんなでひとつの物を作る経験、安井のあのきょとん顔、もっとみんながお互いを知りたいと感じている事、一番お気に入りの写真。

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 あの時の思い付きとワクワクに従って行動したら、いろんなものを貰いました。

 これもやっぱり「余白」があったからできた事です。時間の余白、心の余白、関係性の余白。プログラムには無かったイベントは、私の中でのハイライトのひとつになりました。

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きっとこの写真は、私だけじゃなくみんなのお気に入り


【4日目/Space】

9月22日(火)晴れ
8:00-8:30 朝食
【〜余白day〜】


ただの散歩

 4日目はまるまる余白DAY!みんなそれぞれ、行きたいお店に行ったり、旭岳に登ったり、自転車を走らせたりして過ごしました。
 私はまず、翌日の食事担当に備えてグループのみんなと買い出し。その後は14:00のバスで旭岳の麓の温泉へ行き、さらにロープウェイに乗って旭岳を少し登る約束をしていました。

 買い出しの後、気付けば次の約束までの自分ひとりの時間は40分ほど。特別行きたい場所も無く、一度自転車を借りてはみたもののなんだかしっくりこなくて、やっぱりすぐに返却しました。「そうだ、私は知らない土地を歩くのが好きなんだった。」と思い出して、目的地もなくただ散歩しました。
 適当に歩いて、時間が半分過ぎたら引き返すだけ。でもゆっくりとひとりで歩いていると、いろんなお気に入りが見つかります。古い建物をそのまま使った新しいお店、風に乗ってきた臭いで気が付く耕したての土、貼られたままの古いポスター。
 私は特に帰り道が好きです。行きは地図や時間を気にしてソワソワするけれど、帰りは気にせず、ぽけーっと来た道を帰るだけ。視点が変わるからまた違うものが見つかるし、同じものでも違う側面に気が付きます。午前中の買い出しの帰り道で出会った2頭のゴールデンレトリバーとその飼い主のお兄さんと再会し、少しおしゃべりをしました。

 ただの散歩なんてどこでもできます。わざわざ東川町に来てやることではなかったかもしれないけれど、自分だけの良い時間でした。
 どこにいてもこうやって自分自身で余白の時間を作り出せるとわかった事は、ひとつ良いお土産です。

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 その後は、みんなでゆっくり温泉に浸かってからロープウェイで旭岳へ。楽しみ方も人それぞれ。ゆっきーといおちゃんは、鏡のように旭岳を映す池に向かって、ウサギの姉妹のようにぴょんぴょん先へ。私はこの時期だからこそのグラデーションに心惹かれました。帰りはつよしさんの運転でドライブ。良い時間だったなぁ。

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(Day5へ続きます)


【NEWS】
11月に新しいプログラムを実施します!
東川町でリモートワークをしながらフォルケを体感する内容です。
説明会が来週10月14日にあるので、気になる方は是非ご参加ください!
https://peraichi.com/landing_pages/view/compathwinter2020
↓企画の背景と詳細はコチラ↓
https://note.com/compath/n/nde1e9f68de70

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