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【募集終了】親子で参加できる3泊4日コース「育てる」-子育て中の"今"をそっと抱きしめる-

8/23(金)更新:こちらのコースの募集は終了しています。ご応募してくださった方、ご興味を持ってくださった方、ありがとうございました。

▼ Compathでは、25年冬にも親子コースを開催する予定です。
もし今回の記事を読んで、親子コースに興味を持っていただいた方がいらっしゃいましたら、下記のフォームからお問い合わせください。
コース開催詳細が決定次第、優先的にご案内させていただきます。
詳細お問い合わせフォーム

こんにちは、Compathの吉井・坂本(かなえ・さっち)です。

長い雪の季節が終わりを迎えようとしている、雪解けの東川町。春に向けて人も農作物も準備がはじまり、ちょっとそわそわ。4月に本格オープンする校舎も、みなさんをお出迎えするための最終段階に進んでいます。

新しい校舎にて。Compathの運営メンバーです(撮影:畠田大詩さん)
親子コースの担当 吉井:後列 真ん中 坂本:前列 左から二番目

このnoteでは、Compath初の試みとなる、
2024年6月27日(木)〜6月30日(日)に開催する
親子コース(3泊4日)の詳細
をお届けします。

気付いたらあっという間に過ぎ去ってしまう、
愛おしい子どもとの日々。

同時に、親ではない、ひとりの自分としての時間は
取りにくいのも、子育て期間。

そんな貴重で、慌ただしい時間のなかで
親御さんには、じっくり自分の時間を、
お子さんには、思いっきり自然と遊ぶ時間を、

過ごしてもらえたらと思います。


親子それぞれが思いっきり楽しめる余白時間を

圧倒的に余白時間が少ない
子育て中の方にも寄り添いたい

Compathには様々なバックグラウンドを持つ、多様なみなさんが日々寄り道してくださっています。私たちは大人のための学び舎ですが、これまでのコース(短期)には、およそ各回1組ずつお子さんと一緒に参加してくださる方がいて、子どもたちの存在の大きさを感じていました。

すっとどんな場所にも馴染んでいく、遊びを見つけて楽しむ子どもたちの姿は、私たちをいつもハッとさせてくれます。

そして、お子さんと一緒に参加する親御さんの様子も印象的でした。コース中、自分以外の大人たちに触れて、変化していく子どもたちの様子を楽しんでいたり、他の参加者の方がいるからこそ、じっくりと親御さん自身がこれまでとこれからを考えられる時間を取れることを喜んでいたり…

もっとこの、親御さんと子どもたちが一緒に学べる場が広がったら、「親も子どもも、それぞれが楽しめるコースがあってもいいのでは」という思いが少しずつ湧いてきました。

色んな世代の方が集まる短期コース(撮影:畠田大詩さん)

今回、この親子コースを企画する2人は、子育て中であり、ここ東川町への移住者。友人の子どもたちが東川町に遊びに来てくれた時に、芝の上で思いっきり走り回ったり一緒に土いじりをしたり、全身で自然を楽しんでくれている様子を見て、「感性が育まれる大切な時期だからこそ、もっと多くの子どもたちに自然を五感で体感してほしい」という思いも持っていました。

そんな出来事や思いが重なり、ちょうどCompathの校舎が完成し皆さんをお迎えできる場を持つことができたタイミングで、この親子コース開催が決まったのです。

子どもも”一人の人”として扱う

Compathは、北欧で約200年続く、大人のための学び舎「フォルケホイスコーレ」をモデルに学びをつくっています。その発祥の地 デンマークには、子どもであっても一人の人として尊重し、幼い頃から本人の意思を大切にする文化があります。
※Compathについてはこちらをご覧ください

極力大人は介入せず、自然の中で子どもたちから自然と湧いてくる好奇心や自発的な行動を大切にし、新しいコミュニティで色んな大人や異学年のお友だちと共同生活をともにすることは、きっと子どもたちの世界を広げてくれるはず。

自然の中で、色んな人と体験をともにする(撮影:三村直輝さん)

自分の心とじっくり向き合う贅沢な時間

Compathでは”余白”を大切にしていますが、子育てって本当に余白を作るのが難しく、目まぐるしく毎日が過ぎ去ってしまいますよね。。

今回の3泊4日間では、親御さんには、お子さんから少し離れたところから、ゆっくり見守っていてもらえればと思います。

「親子セット」という考え方から離れて、子どもと大人、それぞれが学べるプログラムを用意しています。

プログラムで出会う、仲間との対話もお楽しみに。異なるバックグラウンドの方が集まる学び舎だからこそ、対話に、たくさんの視点が詰まっています。子どもとの関係性やパートナーシップについて考えたり、ご自身の心の声に、いつもとは違った角度から、耳を傾けたりできるかもしれません。

6月下旬の北海道は、緑が生き生きと眩しい絶好の季節。本州は梅雨時期ですが、こちらはカラッとしていて過ごしやすいです。大人も子どもも全身で東川町の風を感じて、一緒に夏を迎えにいきましょう。

さわさわと葉っぱの声が聴こえてくる(撮影:清水エリさん)

テーマ 「育てる」

今回のコースには「育てる」というテーマをつけました。

森を育てる人、卵を育てる人、畑を育てる人、、東川町にはユニークな「育てる」人がたくさんいます

そんな町民の方々と話すと、育てるものは違えど、子育て同様、どれもじっくり時間をかけることは共通していて、子育てにも重なること、活かせる考え方をたくさん持っている、と感じています。

さらに、東川町自体は、文化を育てる町であり、たくさんの子育て世代が、この町に惚れ込んで、移り住んでいます(私たちも、そのうちの二家族ですね)。

今回のコースでは、「育てる」町で、「育てる」人たちに触れてもらいながら、みなさんの気づきや学びを、育んでいけたらと思います。

プログラムの内容

タイムテーブル

2024年3月時点でのイメージ

Day 1: 離れることで、見えてくること

いつも暮らしている街から離れ、景色がガラリと変わります。これから4日間ともに過ごすみんなと、はじめましての1日目。Compathでは、肩書きのない出会いを大切にしています。ここでは、年齢も立場や役割を一度 脇に置いて、同じタイミングで集ったひとりの人間として、出会い、交わっていきます。

【For Parents】
森の中に繰り出し、森にあるもので自分を表現した「森のMEISHI」を使って、自己紹介をします。

森の中でどんなものが見つかるかな?(撮影:清水エリさん)

この日は、みなさんからこれからどんな時間を過ごしたいか?リクエストを出してもらう時間も予定しています。このタイミング、この仲間だからこそ生まれる学びがあると信じて、みなさんの声とともに、プログラム内容を、柔軟にアップデートしていきます。

【For Kids】
「自分の居場所探し」
心地よい場所を見つけて、あたらしい場所でも、思いっきり遊べるように。

夜は早めの夕ご飯を食べ、寝る前に満点の星空を見て、身体も心もほぐしながら1日を終えていきます。

Day 2: 体と心を馴染ませる

ゆっくり起きて、少しずつ目と感覚を覚ましていきます。お子さんたちは、だんだんお父さん、お母さんと離れて過ごせる時間が出てくる頃かもしれません。

裸足で芝生の上を歩く(撮影:清水エリさん)

【For Parents & Kids】ヨガでグラウンディング
新しい場所の生活で、きっとまだ身体がふわふわしている状態。お子さんと一緒に楽しみながら、芝生の上でヨガをしてゆっくり深呼吸。緑の香りを感じながら、心と体をほぐしていきます

【For Kids】森の中で絵本の読み聞かせ
自分の好きな絵本を読むことで、安心を感じてもらえたら。子どもたちには、絵本を読んでもらう時間もつくります。事前にどんなお子さんか、どんな内容だったら楽しめそうかを聴かせてもらって、ひとりひとりに合わせて、絵本を用意しておきます。鳥さんのさえずりがBGM。

午後は、自由時間。お庭でお花摘みや虫捕りしたり、川で魚を釣ったり、各々好きな時間を自由にお過ごしください(どんなことができそうか、ぜひ運営メンバーに相談してくださいね)。

とっても綺麗な川ですが、雪解け水でとても冷たいのでご注意を(撮影:清水エリさん)

Day3: 育てる

【For Parents】育てる実践者の方と交わる(5/31 情報更新)
東川町にて、[すべての子供たちが安心して暮らせる社会を造る]を経営理念に掲げ、稲作や養鶏などを行う、ファーム・レラの新田みゆきさんを講師に迎えます。

(撮影:畠田 大詩さん)

娘さんを想う気持ちから生まれた、飼料から安心安全な「大雪なたまご」など、みゆきさんから、長い時間をかけて「育てて」きたもの、や「育てられた」と感じていることをお話ししてもらいます。

その後、みなさんと一緒に、身体の声にじっくりと耳を傾けたり、料理を作ったりながら「わたしを育てる食と向き合って」いきます。

【For kids】Just fun
あえて、オールイングリッシュで、キャンプに挑戦。子どもたちだけでみんなで協力しながら火起こしや飯盒炊飯にチャレンジします。言葉が上手に使えないからこそ、五感が研ぎ澄まされたり、子どもたちの自発的な表現が増えたりするはず。アメリカ人のアクティビティトレーナーがキャンプを通して"楽しく生きること”を伝えていきます。

(撮影:清水エリさん)

Day4: 綴じる時間

東川町で、お子さんと仲間とともに、感性を大事に過ごした4日間を、丁寧に綴じる時間。どんな時間、どんな方法で、締めくくるのかは、この時間に至った時の、みなさんの気持ちを聴きながら、アレンジしたいと思っています。

2023年5月コースの最終日。「自分にとっての心地よさ」をアートに(撮影:畠田大詩さん)

様々なニーズの方が集う場

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
ピンと来た方は、ぜひ東川町まで、足を運んでもらえたら。

こんな方々に、おすすめです。

【自分の時間が取りたい親御さんのために】
・ 
今の子育てに違和感、揺らぎを感じている
・ 子ども、パートナー、家族との向き合い方に悩みがある
・キャリアや暮らしについて、じっくり見つめたい
(パートナーやご家族の方に、お子さんとご参加いただいて、ご自身はおうちでゆっくり、という方法も)

様々なバックグラウンドを持つ仲間たちとの出会いたい方、Compath、東川町に興味を持ってくださっている方にも。

【子どものために】
自然の中で、いっぱい遊ばせたい
・子どもとの時間をゆっくり楽しみたい

親子コースの概要

開催日程:2024年6月27日(木)〜6月30日(日)
集合:1日目(木曜) 13:30 @旭川空港 or 校舎
解散:4日目(日曜) 13:30頃 @旭川空港 or 東川町中心部
子ども対象年齢:4-10歳(年少~小学校4年生)
募集人数:7組(大人1人・子ども1人)
参加費:150,000円(税込)
募集締切:2024年6月6日(木) 23:59 

・プログラム中の移動は、Compath運営が行いますので、東川町にて、お車をご用意いただかなくても、ご参加いただけます。集合地(旭川空港)までの交通費は、各自ご負担ください。
・大人1名追加:75,000円(税込)、子ども1名追加:75,000円(税込) / 3歳以下のお子さん同伴の場合は無料(布団なし、食事なし、預かりなし)/ 参加費には、一部 食事代・宿泊代・授業料・材料代 を含みます。
・お部屋は、2名部屋と4人部屋があります(2段ベッド)。

・参加条件や人数は、フレキシブルに対応可能なので、まずはお気軽にご相談ください(お問い合わせ:compath.organizer@gmail.com)。

モニター参加のお誘い

今回のプログラムは、私たちとしても「初」の試みです。参加してくださるみなさんにとって、最善の場を考えていきますが、開催することで、見えてくることもあると思っています。

また、子育て中の親御さんに、もっとCompathの存在を知っていただき、少しでも力になれることがあれば、と願っています。

そこで、下記にご協力いただける方には、お礼の気持ちとして、参加費を3万円(税込)割引させていただければと思います。

モニター参加のお礼:参加費3万円(税込)の割引
募集人数:3組(先着順)
ご参加の条件:
・参加中や参加後に、ご自身のnote や 他SNSに、コースの体験と感想を綴り、発信(ご自身のアカウントが無い方や、プライベートアカウントを使うことに抵抗がある方は、Compathアカウントを利用可)
・参加後、オンラインにて、コースの感想やご意見を運営メンバーに伝える

モニター参加希望の方は、参加フォームにて、その旨、お知らせください。

オンライン説明会・コースへのお申込

ここまで長いnoteを、、読んでくださって、ありがとうございます。

コースに参加したい、という方は、下記からフォームをご提出の上、お申込ください。

もっと詳しくコースのこと、Compathのこと、モデルとする学校「フォルケホイスコーレ」のことが知りたいというみなさんは、先月に開催したオンライン説明会のアーカイブ動画をご覧ください。(下記のフォームをご回答いただいた方に、動画のURLをお渡ししています)

オンライン説明会のアーカイブ動画

コースキュレーターの紹介

今回のコースのメインキュレーター(企画と編集)は、
吉井佳奈恵(かなえ)と、坂本佐紀(さっち)でお届けします。
子育て中の移住者コンビです。
もし少しでも気になることや不安なことがあればお気軽にご連絡ください。皆さんとお会いできることをとても楽しみにしています。

吉井佳奈恵
北海道出身。桜美林大学短期大学部英語文学コース卒業後、主に金融機関にて約15年社長秘書に従事、その後SBIグループ会社の総務人事部長として組織開発、人材育成に携わる。2022年11月に横浜から東川町に教育移住。人が好きで誰かをサポートする職業観をもっており、現在は子どもの強みを伸ばす学習スタイルコーチ。
毎日の子育てからリトリートして、みんなに支えてもらう子育てを体験し、親ではない「私」を感じ、子どものまだ見ぬ「才能」を見つける時間になればうれしいです。

坂本佐紀
奈良県出身。慶応義塾大学SFC卒業後、広告やデジタルマーケティング、地域活性化に従事。9年前に東川町のPRに携わり「いつか東川町で子育てしたい」と夢見て、2020年8月に移住。念願叶って2023年8月に男の子を出産した新米ママです。
東川町が都心で暮らす子どもたちにとって、「僕たちの夏休み」のような田園風景が広がる、どこか温かい”ふるさと”的な存在となる機会になればと思っています。東川町の自然の中で深呼吸しに来てください。


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