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【卒業生インタビュー・後編】Compathに参加したからこそ見える景色がある。

この記事はCompathが大好きな卒業生よっしーが、長期コースを経験したCozy・つぼに長期コースで学んだことをゆるりと聞いた記録になります。

前編ではCompathに出会ったきっかけから、参加後にCompathでの学びがどのように変化しているのかを聞いてきました。後編では、参加後の変化をより深掘りしつつ、Cozyのある挑戦から感じたことも聞いてみました。

▼前編はこちらからどうぞ




Compathで社会を見る眼鏡が変わった


よっしー:では2人の話に重ねるかたちで、私も帰って来てからの変化を話してみるね。

まずは「ゆるさ」って大切だなって思ったの。参加する前は、常に何か足りないと感じて、頑張らなきゃみたいな感覚が強くあった。でもCompath に参加してみて、ふっと肩の力が抜ける瞬間が何回もあって。ゆるむって大切だなって思ったの。

あとCompathに参加してから、自分の日常にあったけど自分が見えていなかったものに目が向くようになったり、対話する機会とか面白そうな人や場所が身近にあるじゃんって気付いたことは大きな変化だったと思う。この現象を私は「社会を見る眼鏡が変わった」って私は表現しているの。

2022年2月のワーケーションコースに参加しているよっしー(撮影:清水エリさん)

つぼ:すごくわかる。私もただ大学に通っていた時より、知り合える大人の幅が広がったし、面白そうなものに飛び込むことへのハードルが下がった気がする。

よっしー:この変化は私が大学生である時期に、Compathに参加したことが大きく影響しているかなと思ってる。大学生は自由な時間がたっぷりある中で、自分が興味のあることにどんどん飛び込んでいける身軽さがある。だから、社会を見る眼鏡が変わると、一気に見える世界も広がっていくと思う。

あと、私は今まで経験にお金をかけることがよく分からなかったけど、Compath に行って少し分かった気もするんだよね。

正直、最初はCompathで何をするのかもよく分かっていなかったし、値段もちょっと高いと感じてた(笑)。でも参加した後は、そもそも体験に値段を付けること自体が難しいけど、コースで学んだことが値段以上の価値があるとすごく自然に思えたんだよね。

Cozy:お金を使うハードルや、物理的に移動するハードルがアップデートされる体験だったんだね。

つぼ:そうだね。その後の自分の生活に、Compath で学んで感じたことが響いているのは、結構大きな学びなのかもな。


Compathを起点とした恩送りの循環に自分も参加したい

よっしー:ちょっと話が変わるんだけど、Cozyに1つ聞きたかったことがあって。Cozyはロングコースに参加した後、ワーケーションコースの参加者をサポートするサポーターとしてもCompathのプログラムに関わっているよね。

参加者としてロングコースに参加したときに比べて、サポーターとしてコースに参加したときに感じた気づきはある?

Cozy:そうだね。そもそも参加している立場が参加者と運営のサポーターでは違うから比べることは難しいと思ってる。そのうえで話すと、10週間のロングコースと1週間のワーケーションコースでは、初めましての人と関係を築いていく密度が違うなって感じたかな。

10週間だとじんわりと関係を深めていく感じがあった気がする。コース内で実施するプログラムも違うし、一緒に話せる会話の総量みたいなものも関係していると思うけど。

2023年5月ワーケーションコースでのCozy(撮影:畠田大詩さん)

よっしー:なるほどね。サポーターは難しかった?

Cozy:確かに、難しさは感じていたかも。サポーターは完全に参加者でもないし、完全に運営側でもない間のような立場。だから、今は参加者寄り、今は運営寄りと自分で切り替えることを意識していたけど、難しいと思った。あと、そうやってずっと力んでいると疲れて1週間持たなくなってしまうから肩の力を抜く時間もないといけない。難しいけど面白い体験だったね。

よっしー:Cozyにとって、サポーターはちょっとした挑戦だったと思うんだけど、Cozyはどんな経緯でサポーターをすることになったの?

Cozy:Compathメンバーから「サポーターやってみない?」って声を掛けてもらったのがきっかけかな。単純に「東川に行ける!ラッキー!」っていう気持ちと、自分はリーダーはちょっと苦手だけど、フォロワーとして何かをやる人のサポートは好きなので、自分を活かせそうな気持ちが背中を押した気がする。

あとはCompath に何か返したい、貢献したいみたいな思いもあった。だから声を掛けてもらったのなら、出来るかぎり応えたいなって気持ちもあったと思うな。

よっしー:Cozyの恩返し!

Cozy:(笑) けど、まさにそうだね。何か恩返ししたいって事は自分は恩を貰っている感覚はあるんだと思う。自分は参加者として行ったはずなのに、何かを持って帰ってそれをまた返そうとしている。そして、それは直接Compath に対してというよりは、Compathを起点にした恩送りの循環に自分もいたいんだと思うな。

つぼ:確かに。私も恩送りの輪の中には参加したいな。

よっしー:私も、今こうやってインタビューしたりしているのも、Cozyが話してくれたことと同じような感覚かもしれないなってふと思ったよ。

あっという間に時間が経ったね。改めて、今回は2人の話が聞けて面白かったよ。インタビューさせてくれてありがとう!


よっしーのインタビュー後記

「Compath のコースに参加した」という共通体験を通して、年齢やバックグラウンドの違う人と繋がれることができ、「久しぶり」と言える関係性が築ることはとても嬉しいことだなと改めて感じました。

いつも近くにいるわけではない。でもオンラインで近況を話したり、遊びに行ったり、そんなゆるい繋がりを持つことが出来ることもCompath の1つの魅力に感じます。



Compathでは、2025年冬に長期コースを開催予定です。東川町にしっかりと根を下ろしながら、自分の問いを実験していく数ヶ月間。あなたもCozyやつぼのように、自分の問いの種を見つけることができるかもしれません。

運営メンバーが今年の長期コースに込めた想いと構想を紹介しています。気になる方は読んでみてください。


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