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”人生を振り返る”とは自分をre-createすること


最近、なかなか他の人のnoteを読めていなかったのだけど、今日何気に読んだnoteが面白かったので紹介します。

「beの肩書き」とは、元greenz.jp編集長の兼松佳宏さんが提唱する、自分自身の肩書きを考えるための方法論(アイデア)のことです。このnoteは、その「beの肩書き」をやった過程で見えてきたセミナーレポートのようなものです。

私は「beの肩書き」自体もこのnoteで知ったのですが、「beの肩書き」は、どうやら幼少期から現在までの人生を振り返っていき、その中から自分の肩書を探っていくようです。この、いわあゆ@世界🌎豚汁協会🐷会長(名前もセンス感じる)さんもその振り返りの様子を写真で挙げているのですが、これが面白い。かなりご自身を客観視されている印象を受けました。


文章を書くのは、どうしても読者を意識したアウトプットに偏ってしまうのですが、自分の人生の振り返りは、自分にも矢印が向けられているため、アウトプットと同時にインプットもなされています。

そのため人生の振り返りを行った後は、自分の頭が整理され、やることがハッキリと見えているのが実感できます。高齢者へのリハビリの一環として「自分史を作ろう!」というのも、こうした意味合いがあります。

いわあゆさんも上記のnoteの中でこのように書かれています。

「私はこういうことを大事に生きている人です」という、私を一言で表すと・・・の解になるものなので、自己紹介には使えるなと思ったし、何かに夢中になって我を忘れそうな時に、立ち返る場所・基準点になると思った。


自分の人生を振り返るという作業は、現在の固定観念を再創造する、いうなればre-create(リ・クリエイト)の作業です。定期的にこのre-create作業を行っていなければ、考えがどんどん偏った人間になっていきますし、何か問題が起こった時の初動が遅くなっていまいます。(ちなみに、よくレクリエーションと言われますが、これらはre-createからきています。レクレーションではありません)


しかし、どストレートに「自分自身を振り返ろう!」と言われると、なかなか重い腰を上げることが出来ません。そういう意味でも、この「beの肩書き」というのは、かなり面白いフレーズとアイデアだなあと感心しました。


「beの肩書き」の本読んでみようかな、と感じさせるnoteでした。
みなさんもよかった是非。


余談ですが、このnoteを読みながら、以前プロフェッショナルでやっていた訪問診療医、小澤竹俊さんを思い出しました。この方も、書くことが出来ない高齢者から何度も話を伺って、その患者目線からご家族へ向けた手紙を書くということをやっていました。



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