【SHOWS STORY】亀野瑞希
今回はオンラインサロンSHOWSで北野唯我さんの「内定者への手紙」のプロモーションを担当している亀野瑞希さんにお話をお伺いしました。インタビューを通じて、仕事・趣味・オンラインサロンでの活動に一本の軸があることが分かりました。さてそれは何でしょうか。
SHOWSに入ったきっかけ
「転職の思考法」を読んで、北野さんの思考の深さに感銘を受けたことと、自分自身がちょうど仕事と家以外の”サードプレイス”を求めている時期だったからです。
「転職の思考法」を読んで以来、北野さんの思考に興味を持ち、セミナーに参加したり、インタビュー記事を読んだりするようになりました。その北野さんがオンラインサロンをするということを知りました。まだどこのオンラインサロンにも入っていなかったので、どんな活動をするのか、どんな人がいるのか、不安な気持ちもありましたが、応募することを決めました。
SHOWS内での活動について
「内定者への手紙」のプロモーションと北野さんとSHOWSメンバーとの1on1の運営が主な活動です。
「内定者への手紙」のプロジェクトでは、第一巻の過去本紹介・プロモーション用画像・巻末の次号予告のコピーを提案し、メンバーと共に最後の詰めを行いました。最近だと、プロモーションの一環で、朝渋のイベントの担当をしました。
手紙のプロジェクトは北野さんの初稿を読めるファンとしての喜びと、そもそもこの「内定者への手紙」が出版業者を挟まない新たな試みで、それを拡げることの楽しさがあります。
1on1は、SHOWSメンバーが15分間、北野さんと話が出来る特典です。北野さんはどんな話でも受け止めてくれ、新たな気づきを与えてくれます。1on1が終わると皆さん大変満足していて、その気づきを共有する機会を作ってみてはどうだろうと思い、SHOWS内のアクティビティの1つである「ドタサン」を活用して、1on1の気づき・行動の共有会を企画しました。
仕事について
現在2社目で、インターネットに特化した大手旅行代理店でコンサルティング営業をしています。その前は国内大手Eコマースの会社で営業を3年、企画を3年担当しました。
まず、1社目のEコマースの会社を選んだ理由ですが、若くて活躍できそうな文化、留学経験があったのでそれを活かすことのできる海外への展開をしていること、また自分自身がその会社のサービスを使っていたことで馴染みがあったからです。
新人研修後、すぐに広島に転勤となりました。新規顧客獲得の営業の辞令に戸惑ったものの、この広島での2年半が私の仕事をする上での礎となっています。最初はなかなか顧客を獲得できず苦労しましたが、ハイパフォーマーが何をしているのか学び、試行錯誤を繰り返しました。PDCAを回し続けたことで営業成績は伸び、結果的に何がなんでもやり切る精神を身につけることができました。
その後、半年間の大宮での営業を経て、本社で新規店舗の売上を伸ばす仕組み作りを行う企画等に携わりました。企画職もやりがいがあり、とても楽しかったのですが、もう少し裁量を広げたいと思い、転職を決意しました。
転職活動の際には「転職の思考法」を読んで、伸びる産業・会社を選ぶのが良いということを理解していました。そこで旅行業界という歴史のある産業の中で、新たな価値観を提供している会社を選びました。また、中小規模の方が前職よりも裁量が大きいだろうと考えました。「20代は、専門性を取るべき」という所も参考に営業職を選びました。
現職の旅行会社で最初に担当したのは、バケーションレンタル事業の営業です。バケーションレンタルとは、”別荘を借りて休日を過ごすこと”で、参画している高級別荘の売上を伸ばすコンサルティング営業のことです。
この事業は3年目のサービスで、事業を「1→10」にしていくフェーズでした。とにかく事業を拡大させることが最優先だったので、裁量を持ち、全国出張をしながら営業と提案を繰り返していました。自分の頭で考えて行動に移せる職務は、自分にとって天職と思える程に楽しかったです。
現在はコロナの影響で旅行業界は大打撃を受け、事業再編があり、別事業の営業推進の仕事を任されています。その仕事もやりがいを感じているのですが、「1→10」のフェーズの中で裁量を持って働いていた時期が一番輝いていたと感じました。既にスケールされたものよりも、新しいものをスケールさせて行く仕事の方が自分には合っている。バケーションレンタルの営業は、「自分がイキイキと働ける環境とは何か」と向き合う1つのきっかけとなりました。
趣味について
趣味は旅行・読書・お酒です。
旅行は、国内は既に42都道府県に行き、海外も27カ国へ行きました。1人で海外旅もします。旅行の醍醐味は想像を超える景色とそこに住む人との出会いです。ペルーのような異国感がある地域ほど、第六感のような動物的本能を使うことができるので、そういった場所に好んで出かけています。旅行をするときは行き先だけ決めて、あとは現地に行ってから考えるスタイルです。航空券の手配が出発の2日前というのもありました。
印象に残っている場所はスイスのユートリベルクで、電車に乗って灯台へ行き、絶景が眺められる場所です。友人と一緒に行きましたが、涙を一緒に流したのを覚えています。なぜ自然と涙が出てきたのか説明が難しいですが、全身でその景色のエネルギーを感じ取ったと思っています。
最後に、お酒はビールと紹興酒が好きです。お勧めのお店があったらぜひ紹介して欲しいです。
#この1冊からはじまった (自分のキッカケになった一冊)
ゆかさんに引き続き1冊と言われながら2冊あるのですが、1冊が宮部みゆきさんの「魔術はささやく」で、もう1冊が大前研一さんの「質問する力」です。
「魔術はささやく」は中学生の時に読み、この本をきっかけに、面白い本は朝まで没頭して読むようになりました。推理小説ですが、結末を読むまで止められなかったです。主人公は高校生の男の子です。当時はその主人公と年齢が近いこともあって、その男の子に感情移入をして読み進めましたが、最近改めて読むと、殺される側の妙齢の女性に感情移入をするようになっていました。推理小説でも、年齢に合わせて、読み方が変わるんだなと思います。
「質問する力」は高校生の時に父の本棚にあった本で、ビジネス書好きになったきっかけの1冊です。高校生にも分かりやすく、漠然としていた論理的思考が、こういうものなのかと理解することができました。また、大前さんは「常識に囚われず、自分の頭をフルに使って考え続けろ」と常に語っています。「常識は、疑っていいんだ」ということを理解したのはこの本がきっかけです。
最後に
手紙の第一号の巻末のコピーを作ったあとの北野さんとの1on1で、北野さんから「時代の感覚を捉えていると思う」という言葉を頂きました。一介の社会人としてなかなか頂けないフィードバックで、このプロジェクトに関わって本当によかったと思いました。
また、SHOWSに入っている皆さんが素敵過ぎです。入会前はオンラインサロンってどんなところだろうっと思って不安な気持ちもありましたが、サロンメンバーの皆さんのGiveの精神がすごくて、関われば関わるほど魅力的だと思いました。
SHOWSに入って毎日が本当に幸せです。
編集部あとがき
亀野さんのインタビューをしている時に、一本の軸が全ての活動の中心にあると思いました。それは「まだ見ぬ世界への渇望」です。亀野さんがイキイキとして話してくれるエピソードはどれも知らない世界を知った時、まだ誰も答えのない中で自分で考えて答えを探す時でした。SHOWSでの手紙のプロジェクトも初めての試みなので亀野さんの気持ちが前向きなのもこのインタビューが終わって納得感がありました。そんな亀野さんですので、新たな試みばかりのSHOWS内での活躍はもちろん、仕事においても我々の見たことのない正解を作り出してくれそうな予感がします。新しいプロジェクト、新しいサービスを作り出すときはぜひとも亀野さんをお声がけしてほしいなと思います。
SHOWS STORY(SS)とは
SHOWSメンバーの魅力をインタビューと写真で紹介するプロジェクト。
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