”コミュニティ哲学“を見つけるところから
昨夜、Wasei Salon主催イベント「”自分の色”を持つフリーランスが考える、これからのキャリアとは」を開催しました。
テーマである“自分の色“。
「自分の強みってなんだろう?」「自分らしさってなんだろう?」と、フリーランスのように自分の名前で活動している方は、一度は考えたことがあるテーマかもしれません。
僕にとっての”色”とは、突き詰めていくと「哲学」のようなものな気がしていて。他者に対して「この人は色が強いなぁ」と感じるのは、スキルに対してというよりも「自分の哲学を持っている」という部分にだなと、イベントの中で感じました。
ゆずれないこだわりとか
突き詰めたい納得感とか
無視できない違和感とか
そういう部分をちゃんと自己認識できている人こそ、自分なりの哲学を持っていて、自分の色を持ち合わせているなと思っています。
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誰しもがそうだと思うんですけど、僕も最初から色を持っていたわけじゃなかったんですよね。
様々なひととの出会いがあって、数多く打席に立って失敗を重ねて、抱いた気持ちをひとつずつ言葉にして、気がつけば“色がある“と周囲から言われるようになっていました。
当時は…今もそうだけど、目の前のことに集中していて「自分の色を持ちたい!」「自分の哲学を見つけるぞ!」とか考えたことはないんですよね。
Wasei Salonの発起人である鳥井さんもブログの中で書いているけど、こういう部分は目的を持って身につけるというより、勝手に滲み出ているものだと思っています。
だからこそ、自分の色を持つことを目的にしてしまう人を見かけると違和感を感じざるを得ないし、「下手すると迷路に迷い込んでしまうリスクがあるな…」と外から勝手に感じています(余計なお世話ですみません)。
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ここ最近特に、コミュニティに関する相談を受けたり、コミュニティにまつわるイベント登壇依頼を受けたりすることが増えてきていて。改めて思うことは「施策ベースで考えるのではなく、そこにどんな哲学を持つか?で考えなくてはいけないな」ということ。
これは自戒を込めてでもあるのですが、人はどうしてもわかりやすい答えを求めてしまいがち。でも、その部分しか見れていないうちはなかなかうまく前に進まないものですよね。
コミュニティに関して言えば、根本にある自分なりの“コミュニティ哲学”に沿って考えていけば、自ずとやるべきことが見えてくると思っていて。コミュニティの道を歩む上で、最初に大事になるのはこの部分だと思っています。
コミュニティというものをどう捉えて、どんなこだわりを持ってコミュニケーションをとって、コミュニティを通じて何を生み出していきたいのか?
その部分を見つけるところが、きっとコミュニティのプロになるための最初の目的地かもしれないなと考えています。
それを身につけるためには、少しでも多くの時間をコミュニティに向き合っていく必要があるし、足と手を動かさないといけない。それを積み重ねていく過程こそが、コミュニティを仕事にしていく上で、とても大事なことだなと。
最近毎週Twitterのスペース機能で、元noteの水野さんと「コミュニティの仕事どうやって生み出す会議」という番組をしているので、改めて言葉で置いときたいと思い、こんなnoteを書いてみました。
ラジオ番組、聴きに来てね。
それでは。
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