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Wasei Salonと生きた1年間

こんにちは。Wasei Salonコミュニティマネージャーの長田(@SsfRn)です。

もう年末ということで、恒例の振り返りをしようかなと。こういう時にでも振り返っておかないと、なかなか振り返りができないので。

この一年を振り返った時、思い出すのはほとんどが仕事のこと。無事にフリーランスとして1年を迎えたなとか、色んなことに挑戦してきたなとか、たくさんの人に支えて来られたなとか。

もちろん、良いことばかりではなかったです。やってるのが辛い仕事もしたし、急に仕事が減って経済的にやばくなったし、ドタバタしていた1年でした。

ただ、どんなことがあっても、そんなに不安に押し潰されるところまではいかなかった気がします。それは、Wasei Salonという大切な場所が側にあったから。


Wasei Salonの大きな変化

Wasei Salonとしても、かなり変化があった一年でした。

21人で走ってきたこのコミュニティも、リニューアルオープンして今では90人近い人数になっています。より多様な人が集まってくれていて、これまで感じてこなかったような感覚を持って運営しています。人数が増えたこともあり、新しい取り組みもスタートできました。それは大きく3つあって。

ひとつは、コミュニティ内ポイント制度が導入されたこと。Wasei Salonでは活動すればするほどポイントが貯まる仕組みがあります。それをデニムとか財布など、メンバーが手掛けているプロダクトと交換できるようになっています。いわゆるコミュニティ通貨が実現しました。

ふたつめは、co-ba ebisuに拠点を構えたこと。Wasei Salonはオンラインサロンなので、基本コミュニケーションはオンライン。ただ同時にオフラインの重要性も感じていました。その話はずっとしていたしクラファンで挑戦しようと考えたこともあった。そんな中、こうやってオフラインの空間に踏み込めたことはシンプルに嬉しい。最近は毎日のようにいて、ふらっとメンバーに会えるのが嬉しいし、オフラインの価値を改めて感じています。

みっつめは、コミュティアシスタントが誕生したこと。これまで運営は3人でやってきていて、全員男でした。そこに「コミュニティアシスタント」という形で、山田美緒さんが運営にジョインしてくれました。メンバーがどんどん多様になっているので、運営も多様になっていかないと。ということで初の女性運営メンバーです。これがどうなっていくのか?個人的にめちゃくちゃ楽しみなんですよね。

ということで、どんどんアップデートしているWasei Salonです。


生んでいきたいのは「コミュニティの関係人口」

僕自身の変化としてあったのは、外に目を向けるようになったこと。

これまで、コミュニティがいかに活性化していくか?ばかり考えていて、目を向ける先は基本的に内側。特に最初は土台づくり・文化づくりが必須なので、そこだけに着手していました。外に対しては発起人である鳥井さんが、がつがつやってくれていた感覚です。

それが今では外に目を向け「コミュニティの関係人口」をどんどん生んでいきたいと考えるようになりました。この1年半でずっと運営をしてきて、それなりに土台や文化は築かれてきました。それは、率先的に動いてくれるメンバーがどんどん現れていて、圧倒的な安心感を感じているのがなによりの証拠だと思います。「任せれば大丈夫だ」と思える頼もしいメンバーで溢れているのが今のWasei Salon。

そうなった時、僕の役割も広げる必要があるなぁと思い、外にどんどん足を運んで関係性をつくって、それをWasei Salonに還元していくことをしたいと考えるようになったんですね。

「コミュニティの関係人口」ってなんやねん、と思われる方もいらっしゃると思うので説明すると、”メンバーではないけど共感したり気になっていたりする人”のこと。僕らは無理やりメンバーを増やそうというスタンスは一切なく、関わり方は自由なのかなと思っています。メンバーじゃないからと言って、排除する気なんてない。むしろ外から一緒に価値をつくることだって出来るはずです。実際にWasei Salonとしても、サイボウズ式第2編集部・TEAMKIT・サンクチュアリ出版・co-ba ebisuなど、様々なところとタイアップしてプロジェクトやイベントをつくりました。

こういった「コミュニティの関係人口」を生んでいくことは、PRやマーケティング的な視点での話ではありません。これに取り組むことの本質は、「小さな経済圏の実現」。あらゆる関係性が生まれることで、挑戦できる幅も増えるし、様々な価値交換が実現するようになる。それがいつかセーフティーネットになっていく。立ち上げ当初から目指していた「小さな経済圏の実現」は、この「コミュニティの関係人口」にこそ可能性が詰まっているような気がするんですよね。


Wasei Salonを語る人が増え、僕も語り続けた

なにより、この1年間で嬉しかったのが「Wasei Salonを語ってくれる人が増えた」こと。

毎日のようにTwitterでエゴサをするのですが、圧倒的に「Wasei Salon」と付けて発信してくれる方が増えました。中には、Wasei Salonメンバーではないのに周りにWasei Salonの魅力を伝えてくれる方まで。感謝の極みです。。

どこか作為的なものを好まない傾向がある僕らは、なるべく自然で在りたいし、ピュアな言葉を紡ぎたいと思っています。そのスタンスを読み取ってくれたからか、溢れ出る愛を感じてくれたからか、自発的に語ってくれる人が現れたのは、めちゃくちゃ嬉しい出来事。Wasei Salonらしさが伝播したような感覚です。

もちろん、メンバーの皆さんがWasei Salon愛を語ってくれるのも最高に嬉しいこと。特にメンバーのかさぐちさんが取り組んでくれている「Wasei Salonラジオ」の放送の中で語ってくれた愛には、本当に感激しました。感激しすぎて、勝手にpolcaしてラジオ用のスピーカーファンをプレゼントさせていただいたほど。ぜひ皆さんにも聴いて欲しい素晴らしい番組です。

僕自身も、人にWasei Salonの話をすることが増えたように思います。もちろんイベントごとにしっかりと説明しているのですが、もっとラフにぽろっと「Wasei Salonがさ、、」と話している。その時の表情はめちゃくちゃイキイキしているそうで、決まって「大事な場所なんだね」と返ってきます。

こんな感じで愛を叫べるなんて、数年前の僕はイメージすらできなかった。なんならそういう人のことを「寒い」と思っていた頃もあったほど。それが今全力で愛を叫んでいる僕がいる。その変化がもたらしたのは、圧倒的な多幸感でした。


最後に

振り返りのつもりが、Wasei Salon愛を爆発させてしまい、すみません。

でも、それほど僕にとって思い出が詰まった場所なんです。

2020年も、もっと先も、この空間やここに集まる皆さんのことを大切にしつつ、走っていきたいなぁと思っています。

それでは!


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