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博報堂→フラー→コミューンへ。マーケットをつくる挑戦

こんにちは!コミューン編集部です。今回は、コミューンでCMOを務める杉山さんにお話を聞きました。

杉山 信弘
大学卒業後、新卒で博報堂へ入社し、営業・データ分析・広告ビジネスを学ぶ。その後、フラーにCMOとして入社し、マーケティング組織の立ち上げやサービスの事業責任者を担う。2021年3月にコミューンへ入社し、2022年より執行役員CMOに就任。


博報堂、フラーCMOを経て、コミューンへ

──これまでのキャリアを教えてください。

大学の時に、Webサービス・スマホアプリで起業しようとしたものの失敗しまして、新卒で広告代理店の博報堂に入りました。赤坂で働くと思っていたのですが、なぜか大阪に配属になりました(笑)現場配属後は、大手製薬会社、アパレルメーカー、大手ファッション通販運営企業、ゲームメーカーのマーケティングを担当し、営業・データ分析・広告ビジネスを学びました。

博報堂で4年ほど働いた頃、学生時代からの友人であるフラー株式会社の渋谷さんに声をかけていただき、同社にCMOとして入社することを決めます。マーケティング組織の立ち上げ、コーポレート、サービス双方のマーケティングの統括を行ない、AppApeというサービスの事業責任者も務めていました。

その後、代表が変わったり色んな変化があったタイミングで次のキャリアをどうしようかと検討していた頃、コミューンと出会いました。

──コミューンとの出会いのきっかけは?

元々、コミューンでマーケティングの業務委託をしていた友人から「一緒に働きたい」ということで紹介いただいたことがきっかけです。業務委託からはじめて、いい会社だなと思ったので入社しました。その際、4社ほど業務委託で働いていたのですが、一番成果を出せそうだと思ったのがコミューンだったので、正社員になる道を選びました。

──最も成果を出せそうだ、と思えたのはなぜですか?

SaaS且つマーケティング領域という、いずれも自身が経験してきたことだったから、ということが大きいですね。マーケティングで成果を出す、それは良いプロダクトがあり、優秀な営業やCSがいて、経営陣が意思決定を間違えないことによって成り立つと考えています。それらの要素を考えたときに、コミューンにはすべて揃っていて、正しく大きな成果が出せそうなイメージが持てました。

コミューンは情報の透明性が高く、業務委託で働いていた私自身でも現状のコミューンはどうなっているのか、なぜそうなっているのか、今後どこを目指し、どういうシナリオを描いているのか、などが開示されていました。この環境であれば、仮に意思決定を間違えたとしてもすぐに分かるし、周りからも指摘ができる。だからこそ、この環境でちゃんと成果を出したい、出せそうだと思えました。

情報開示も意思決定も"クリア"

──入社を決めたきっかけは?

"経営陣の意思決定のクリアさ"と業務委託時の"情報開示のクリアさ"です。自分の頑張りが事業成果に素直に反映される土壌が揃っていると感じましたね。

情報開示がクリアであることって、捉え方によってはリスクだと思うんです。人によって情報の捉え方が様々であるからこそ、意図している伝わり方と異なる形で情報が独り歩きすることを恐れる。ただ、コミューンは一人ひとりをプロフェッショナルとして向き合い、対等に接する会社だからこそ、情報もフェアに得られる環境作りを大切にしています。

良いと思ったことを真っ直ぐに提案できる組織

──これまでの仕事について教えてください

コミューンに入社してからは、マーケティングマネージャー → インサイドセールス立ち上げ → PMM立ち上げ → CMO・SuccessHub立ち上げ → CMO専任、という流れです。その間に自分自身で営業もしています。

コミューンのCMOとして、全社のマーケティング戦略の立案・実行を行い、現在・未来の商談数・売り上げを事業計画に合わせることに責任を持ってます。

──コミューンの仕事はどんなところが面白いですか

コミューンのCMOとしての面白さであり難しさは、マーケットづくりからやらなければならないということです。世の中が感じている可能性と、私達が感じている可能性を一致させたい、世の中が感じている可能性や期待をもっと引き上げたいという想いがあります。

今でこそ、commmuneを導入してくださる企業は増えてきましたが、最初は1社からコツコツと、その1社の事例が同業界の企業に少しずつ影響を与え、興味を持っていただけ、また1社契約いただけて…と紡いできました。私は、どのようなお客様が相手でも、必ずコミュニティが大事で、コミュニティを創造することが必要であると考え、伝えることができると自負しています。

ただ、お客様はコミュニティ=難しそう、いまいちイメージが持てない、あったほうが良いとは思うものの必ずしも必要とまでは思えない、などの印象をお持ちのことが多いです。だからこそ、その乖離をどう埋めていくのか、プロダクトの汎用性が高いからこそ提案次第で様々なビジネスのお役に立てるところに面白さ・可能性を感じています。まだ世界にもデファクトスタンダードがない領域なので、世界で戦えるところがとても刺激的でワクワクしますね。

──コミューンの好きなところを教えてください

無駄がないところです。伸びている会社なのに油断・慢心が無いところはすごく誠実で堅実で好きですね。あるべきに向き合うことができるので、自分にも合っていると思います。

──コミューンには「How Commmune Works」という行動指針がありますが「How Commmune Works」の中にある20の行動指針のなかで、日々仕事をする中で特に意識していることはありますか?

「中長期な事業成長の最大化を図る」です。

直近と未来の話を行き来しながら仕事をすることを大切にしています。目の前のことに集中することはとても重要ですが、未来を見据えて今に集中しないとあらぬ方向へ行ってしまうこともあります。また、未来への投資をしなければ、進みたい方向へなかなか進めないこともしばしば。だからこそ、今すぐには成果に繋がらないが未来のあるべきを実現するには大切になるブランディングや、今までに取引のない領域には時間や労力を惜しまず投資することなどを大切にしています。

「ユーザと市場にフォーカスする」も大切にしていますね。

私はお客様と商談させていただく際には、必ず商談前にお客様が提供しているサービス・商材を買って、一人のユーザーとして自分が体験してから商談に挑むようにしています。

──最後に、杉山さんがどのような方と一緒に働きたいか教えて下さい!

私はコミューンをサステナビリティがあって時代と共に変わっていける会社にしたいと思っています。そのためにも、お客様・チーム・自分に真摯に向き合える人と一緒に働き、ともに事業を大きくしていきたいですね。


杉山さん、ありがとうございました!

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