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大人としての振る舞いと、アグレッシブに楽しく成長する子どもっぽさを体感できる会社、コミューン

こんにちは!コミューン編集部です。今回は、コミューンのフロントエンドエンジニアとしてはたらく野川さんにお話を聞きました。

※コミューンの表記は2024年4月3日より、「Commune」に変わりました

野川 成己 Narumi Nogawa
新卒で株式会社MonotaROへ入社しECサイトを開発するエンジニアに従事。その後、2023年12月にフロントエンドエンジニアとしてコミューンへ入社。


顧客のビジネスを成功に導く手段としてコミュニティを活用する

──これまでのキャリアを教えてください。

2021年に大学院修士課程を修了し、新卒で株式会社MonotaROに入社しました。ECサイトを開発するエンジニア部門に所属し、推薦商品の機能拡充・リファクタリングを主軸にGA4移行、QA・E2Eテスト改善、開発環境保守運用と複数の業務を経験しました。

──コミューンとの出会いを教えてください

ある転職エージェントの方から「とても面白そうな会社です!」と紹介され、そのまっすぐな訴求によって興味を持ちました。最初は、コミュニティをビジネスにするというイメージが思い浮かばず、「一体どんな活動をしているのだろう?」と、その会社で働く人たちに好奇心が湧きました。さらに、会社の説明やnoteでの記事を読むうちに「顧客のビジネスを成功に導く手段としてコミュニティを活用する」というアプローチを知り、非常に興味深いと感じましたね。ただ、コミュニティという概念が抽象的であるため、「本当にこれでビジネスが前進するのだろうか?」という疑問が湧いたのも事実です(笑)でも、売り上げは順調に伸びてそうだというところが私の興味を一層深めることになりました。

※コミューンの表記は2024年4月3日より、「Commune」に変わりました

より手触り感のあるプロダクト開発を

──入社を決めたきっかけは?

前職を辞める際に、自分の中で何を重視したいか深く考えた結果、自分が求める職場の条件がはっきりとしてきました。大事にしたい点は3つあります。

  • 自社サービスをもっていること

  • 組織もプロダクトも成長過程であること

  • リモート勤務の比重が高いこと

コミューンはこれらにピッタリ当てはまった環境でした。実は、前職も素晴らしい会社で、ネガティブな理由での退職ではありませんでした。とてもデータドリブンで仕組みもしっかり整備されていて、組織もひともプロダクトも成熟しつつあり、今も新卒で入社して本当に良かったと感じています。当時は、開発する機能は、主にデータサイエンティストがデータをもとに仮説を立て、プロダクトマネージャーやデザイナーと詳細を詰めた後にエンジニアに詳細を渡す、という流れが確立されており、エンジニアはABテストとして機能開発をすることがメインでした。そんな恵まれた環境で優秀なエンジニアや他職種の人たちと一緒に働くうちに、自分の中でもっとプロダクトを、ルールや仕組みを1から作るフェーズにも携わってみたいという気持ちが大きくなっていきました。だからこそ、自社サービスがあり、組織もプロダクトもまだまだ過渡期であるコミューンは、より手触り感みたいなものを感じられそうで自分の転職軸にピッタリだと思いましたね。

──入社前後でギャップはありましたか?

入社前には、会社のルールや仕組みがまだ固まっていない部分が多いと聞いていましたが、実際には想像以上に整備されていないところが多く、しっかり仮説を立てさえすれば自由に動ける環境だと感じました。確かに、仮説はその検証方法もしっかり用意しておく必要があり苦労するところも多いですが、すぐに実行に移せることも多くそのスピード感も魅力のひとつと捉えています。
また、ギャップと呼べるほどではありませんが、プロジェクトや仕事を自分のこととして捉え、責任感を持って取り組む人が多いと感じますね。「○○時間働く」ではなく「○○を達成するまで働く」というお客さんに提供する価値にフォーカスしている人が多い印象で、とても素敵な人たちだなと思ってます。

不確実性の高さが面白さであり難しさ

──現在の仕事内容を教えてください

コミュニティサクセスプラットフォーム Commune の日本語版のWebアプリケーションを開発しています。私はエンジニアチームの一員であり、チームリーダーを務めており、メンバー全員でフロントエンドとバックエンドの両方に触れ、チーム一丸となって価値創出に励んでいます。
その中でも私はチームリーダーとして、技術面と組織面の双方に取り組んでいます。技術的な挑戦が必要な場合は、チーム内のテックリードにサポートを依頼しています。チーム運営では、スクラムイベントの改善を通してチーム内外とのコミュニケーションの効率化に注力しています。
もともとフロントエンドエンジニアとして入社しましたが、システム上の課題により現在はバックエンド開発に主眼を置いています。新機能のAPI開発や既存APIの改善、APIのスキーマ定義や運用方法の見直しなど、バックエンド関連の業務が中心で、入社前に想定していた作業とは違いますが、とても楽しんでいます。一方で、日々バックエンドの知識不足を痛感しており、各業務に必死に食らいついていますが、この苦労は、フロントエンド開発はもちろん、システム全体の設計にも役立つと感じています。

──コミューンの仕事はどんなところが面白いですか

開発するプロダクトの不確実性です。
コミュニティは、できた後に持続することが難しいと思ってます。そのため、コミューンの事業は時間が経つとともに難しくなり、数年後に組織やプロダクトがどうなるか…正直、全く予想ができてません。ただ、この不確実性に向き合ってプロダクト開発することが面白いなと感じています。
1人のエンジニアとしては、プロダクト開発に「貢献している感」が得やすい点が面白いですね。良くも悪くも成長期のプロダクトのため、自分の関わった機能がサイト上でアクセスしやすく、仕事を自分ごととして捉えやすいと思っています。
そして一緒にはたらく人がいいと思ってます。単に波長が合うという話ではなく、業務を進める上で「どうしたら達成できるのか」と問題解決の糸口を積極的に探そうとする人が多い印象です。他力本願とはまた違うのですが、仕事で詰まったときも「みんないるから間に合う、大丈夫だろう」と思うことが多く、信頼関係があると思ってますし、信じてます。

一方で難しいところは、まず事業の難しさです。コミュニティという抽象的な概念を扱っており、これをどうプロダクトに落としていくかは簡単でないと思います。それゆえシステムに求められる要件も複雑になりがちで、いかにエンジニアリングしていくか毎度試行錯誤するところが難しいです。
他にも、仕事中に感じるものとしてはステークホルダーとのコミュニケーションの仕方です。会社やプロダクトが成長しているので業務や人が増えていますが、業務や人が増える過程では、コミュニケーションする内容が増え、コミュニケーションパスが増え、コストが跳ね上がることもあります。そうなると、今までのやり方では思ったように進まなくなるので、ここでいかに今までのやり方を改めて効率化していくか考える場面が多いです。

──一言でいうと、コミューンはどんな会社ですか

ティーンエイジャーです。
プロダクトが市場に受け入れられてきたのでしっかりした大人の振る舞いを求められつつ…同時にまだまだ学んで成長することを期待される重要なタイミングです。

──コミューンには「How Commune Works」という行動指針がありますが「How Commune Works」の中にある20の行動指針のなかで、日々仕事をする中で特に意識していることはありますか?

決めるまでは反対してもOK。決まったらそれに向かう です。

これは、日々実感しています。私たちのチームは機能開発の際、全員が設計プロセスに参加します。ここで、メンバーは自由にアイデアや懸念を共有し、互いの提案に対して率直なフィードバックを交わします。議論が激しくなることもあり、時には疲れが見えることもありますが、設計が決まれば一致団結してプロジェクトに取り組みます。
もちろん業務を進める中で「○○した方がよかった…。」と思うときもありますが、それを人のせいにしたりぐちぐち言うことは全くなく、「やるかやらないか」「やるならいつやるか」といった次のアクションに繋がる問いかけが始まります。

また、リスペクトある心地よいコミュニケーションをする もとても大事だと思います。

これは、個人的に気をつけているところです。建設的な議論には時として批判が不可欠ですが、伝え方に工夫が求められます。意見を述べることは得意ですが、相手を傷つけないよう配慮する点については、まだ改善の余地があると認識しています人とのコミュニケーションは、ただ自分の考えを伝えるだけではなく、相手の感情にも配慮した上で、より良い形で伝えることが大切だと思っています。

──これからやりたいこと・挑戦したいことを教えて下さい。

日々複雑化するビジネスの要件に対していかに複雑でないシステムで表現するか試行錯誤し続け、その結果持続可能なシステムを作り続けることをやりたいですね。
周囲のメンバーは「これを追加すれば解決する」という足し算のアプローチに長けているので、私は「これをせずにどう解決するか」という引き算の発想を大切にし、皆と協力してシステム開発に取り組みたいです。この引き算の視点を持って、要件を効率的かつ効果的にシステムで表現し、場合によっては既存のシステムを作り直すことに挑戦し続けたいです。

──最後に、野川さんがどのような方と一緒に働きたいか教えて下さい!

向いていそうな人は、

  • 抽象的な課題があったときにどんどん仮説を立てて向き合える人

  • ルールを作るのが好きな人

  • 正直なフィードバックを与えれる人・受け止められる人

  • 業務における自分の状況をオープンにすることが得意な人、ためらいがない人

一緒に働きたい人は、

  • 忌憚なく意見を述べれる人

  • 今ある物事に対して疑いの目を向けれる人

  • 引き算の思考ができる人

です。

※コミューンの表記は2024年4月3日より、「Commune」に変わりました

野川さん、ありがとうございました。

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