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インスタグラム集客を成功させる8つのコツ!メリットや事例などを徹底解説

デジタル化やインターネット、スマートフォンの普及により、年齢問わずSNSを日常的に使う人が増えています。

SNSのなかでもインスタグラムは世界的に見ても利用者が多く、インスタグラムの投稿で見た商品をそのまま購入するというケースも珍しくありません。

インスタグラムを活用した集客はビジネスにおいてスタンダードとなりつつあり、マーケティング戦略として利用する企業が増えています。

インスタグラム集客を適切に行うためには、まずその機能やメリットについて把握しておくことが大切です。

この記事では、インスタグラム集客の概要やメリット、利用すべき機能や集客を成功させるためのコツ、成功事例について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • インスタグラム集客の概要

  • インスタグラム集客のメリット

  • インスタグラム集客で活用できる機能

  • インスタグラム集客の成功事例

こんな方におすすめ

  • インスタグラムで集客する方法が知りたい

  • インスタグラムを活用するメリットについて知りたい

  • インスタグラムにどのような機能があるか知りたい


1.インスタグラム集客とは

インスタグラム集客とは、言葉の通り、インスタグラムを活用して集客を狙う手法です。

デジタル化とインターネットの普及が進んでいる現代では、インスタグラムをはじめとしたSNSを利用する人は多いです。

インスタグラムに自社の商品・サービスをアピールするような投稿をし、人々の目に留まる機会を増やせば、売上向上につながる可能性があります。

ここでは、インスタグラム集客の概要について詳しく解説します。

1-1インスタグラム集客について

オンラインでショッピングする際、気になる商品のレビューや口コミを見てから購入するという人が多いです。

オンラインでは商品の実物を直接見ることができないため、レビューや口コミは一つの判断材料となります。

しかし、一部のショッピングサイトでは、信憑性に欠けるようなレビューや口コミがある場合もあり、判断が難しくなっているのが現状です。

一方で、SNSの場合は、ユーザーの商品に対するリアルな声が聞けるという特徴から、一つの指標として活用する人が増えています。

特にインスタグラムは写真と動画の投稿が中心であるため、必要とする情報を直感的に得られることが特徴です。

インスタグラムに自社の商品・サービスをアピールする投稿や広告を出すことで、人々の目に留まる機会を増やせます。

また、自社アカウントをフォローしてくれた人に対しては確実に情報を届けることができ、ファンになってもらえれば、長期的な関係の構築も可能です。

1-2インスタグラムと他の媒体の違い

現在では、インスタグラムに加え、TwitterやFacebook、LINEなど多種多様なSNSが存在しています。いずれもPRやマーケティングなど、集客目的で活用されることが多いです。

インスタグラムとその他の媒体の主な違いは、ユーザーの年齢層にあります。

例えば、国内のユーザー数が最も多いと言われているTwitterは、20代が大きな割合を占めており、年代があがるほど男性の割合が上がる特徴があります。

Twitterは文字のみの投稿も可能であり、リツイート機能を活用すれば、フォローしていないユーザーにも情報を届けることが可能です。

定期的に投稿を行えばユーザーとの距離も縮めやすく、効率的に認知度を広めることができるでしょう。

一方で、Facebookは40代以降のユーザーが多く、特定のターゲットを絞り込むための設定が豊富です。

投稿をシェアしてもらえれば、ユーザーの友人、その友人の友人まで情報が届くため、集客に適しているといえるでしょう。

インスタグラムについては、メインとなるユーザーが20代〜40代と年齢層が幅広く、投稿も画像か動画のいずれかに限定されます。

文字のみの投稿ができないことをデメリットに感じるかもしれませんが、画像や動画は一目見るだけで理解することができ、言語の壁もないため、幅広いユーザーに商品・サービスのアピールをすることが可能です。

また、近年ではインフルエンサーを起用した集客戦略をとる企業も増えており、商品・サービスのアピールを効率的に行っている事例もあります。

1-3インスタグラム集客が効果的な業界

インスタグラムは集客に向いている媒体ではありますが、すべての業界に適しているとは限りません。

自社の商品・サービスがインスタグラム集客に向いているか判断するためには、インスタグラムのユーザー層とターゲットとしたい層が合致しているか把握することが大切です。

一般的にインスタグラム集客が効果的な業界は以下の通りです。

  • ファッション

  • 化粧品

  • アクセサリー

  • 飲食

  • テーマパーク

  • ホテル

  • 旅行関連

  • 子供用品

  • エステ

  • ジム

  • ブライダル など

上記からもわかるように、インスタグラム集客に効果的な業界は若年層や女性が関心を持ちそうなジャンルばかりです。

インスタグラムは女性のユーザーが非常に多いため、これらに関連する商品・サービスは支持されやすいといえるでしょう。

特にファッションや化粧品、アクセサリーなどは男女問わず関心を持つため、インスタグラム集客と相性が良いです。

また、近年では子育て記録をインスタグラムで行っている人も増えているため、子供用品やマタニティ関連の商品・サービスも向いているといえます。

ここで注目すべきは、これまで紹介してきた業界がすべて一般消費者向けであることです。

インスタグラムは個人で利用している人が大多数であり、企業向けの商品・サービスに関する情報を探しているという方はほとんどいません。

そのため、BtoBの商品・サービスを展開している場合はインスタグラム集客は失敗に終わる可能性があります。

また、保険や金融などの形が見えない商品・サービスもインスタグラム集客には適していません。

前述したように、インスタグラムは画像と動画で投稿を行うため、形が見えない商品・サービスはアピールがしにくいです。


2.インスタグラム集客の6つのメリット

インスタグラム集客は、企業にとってさまざまなメリットをもたらします。

自社でインスタグラム集客を行うか迷っている場合や検討している場合は、メリットを把握しておくことで、自社に合った取り組みか判断できるはずです。

ここでは、インスタグラム集客のメリットを6つ紹介します。

2-1購買に繋がる情報収集が盛んに行われている

近年では、インスタグラムを気になる商品・サービスの情報収集に利用している人が多いです。

インスタグラムをはじめとしてSNSでは、ユーザーのリアルな声が聞けるという特徴から、商品・サービスに関するレビューや口コミ目当てで検索をかけるという人が大多数です。

また、商品・サービスはもちろんですが、遊びに行く場所を探すためのツールとして活用している人も多く、幅広いニーズに利用されていることがわかります。

言い換えれば、これは購買意欲が高いユーザーが多いと捉えることができます。

インスタグラムで集客を行おうと考えている企業にとってこれは大きなメリットです。

ターゲットとするユーザーが興味関心のある内容の投稿を心掛けることで、自社の商品・サービスを効率的に購買へつなげられる可能性があります。

2-2自社商品・サービスが拡散されやすい

インスタグラムをはじめとしてSNSでは、投稿された内容を拡散(シェア)する機能が備わっています。

これはユーザーの任意によって行われるものであり、投稿を拡散した際は、拡散したユーザーのフォロワーにその情報が届くという仕組みです。

情報を受け取ったフォロワーがさらに投稿を拡散すれば、これまで接点がなかった新たなユーザーに商品・サービスの情報を届けられます。

拡散はボタン一つで行えるため、ユーザー側は気軽に投稿を拡散する傾向にあります。

これは企業にとってもメリットであり、自社の商品・サービスに関する情報を手軽に幅広いユーザーに届けられるようになるといえるでしょう。

インスタグラムを利用するユーザーは見た目を重視している場合が多いため、自社の商品・サービスをアピールする際は、視覚的に魅力がある画像や動画を投稿することが大切です。

2-3ブランドの価値観を視覚的に訴求できる

画像と動画の投稿に限定されているインスタグラムでは、視覚的に情報を発信できます。

文字に比べ、画像や動画は考えることなく情報を認識することができ、印象にも残りやすいです。

これは企業にとってもメリットであり、目に留まるような画像や動画を作成することができれば、自社の商品・サービスを視覚的に訴求できます。

画像や動画はユーザーにとってもわかりやすく、一目でどのような内容の商品・サービスか理解でき、ブランドの価値観や世界観をイメージしやすくなります。

また、画像や動画であればユーザー自身が商品・サービスを利用している際の自分をイメージできるため、購買意欲につなげられる可能性が高まるといえるでしょう。

2-4コンテンツとして半永久的に残り続ける

インスタグラムへの投稿は自身で削除しない限り半永久的に残ります。

この特性は企業にとって大きなメリットであり、投稿の数が増えれば、自社の商品・サービスに関する情報が蓄積されていきます。

営業や宣伝活動を頻繁に行う必要がないため、低コストで自社の商品・サービスに関する情報をアピールすることが可能です。

インスタグラムでは、数百円という予算から広告を配信することができ、企業の負担を最小限にして情報発信ができます。

また、過去に反応が良かった投稿をそのまま広告として利用することも可能であり、コンテンツを自社の資産として運用できます。

営業ライクな内容は控え、自然な内容の画像や動画を投稿することで、自社の商品・サービスの魅力を多くの人に知ってもらえるはずです。

2-5意外とEC売上アップに直結する

インスタグラムには決済機能はありませんが、ショップ機能というものがあります。

これはユーザーをECサイトへスムーズに移動させるためのものであり、有効活用すれば自社のEC売上アップにつながる可能性があります。

ECサイトへのスムーズなアクセスを確保していれば、ユーザーの購買意欲が高まったタイミングでニーズに応えることが可能です。

これまでは、検索エンジンを利用してECサイトにたどり着くというのが一般的な流れでした。

しかし、近年ではインスタグラムで商品・サービスのリサーチを行い、そのまま購入に至るというケースが増えており、消費行動の拠点が変化していることがわかります。

ユーザーにとってわかりやすい・使いやすいコンテンツを整えることができれば、自然とECサイトの売上が伸びていくはずです。

2-6ユーザーとの長期的な関係構築がしやすい

インスタグラムでは、投稿に対するコメントやメッセージでユーザーとコミュニケーションがとれることが特徴の一つです。

ユーザーは電話やメールによる問い合わせをする必要がなく、気軽に商品・サービスに対するコメントを自由に投稿できます。

この特性を有効活用するためには、ターゲットとするユーザーに響く投稿を継続的に行うことが大切です。

投稿を続けていれば自然とフォロワーが増え、画像や動画に対するコメントや質問などが寄せられるようになります。

ユーザーの疑問や質問に答え、意見交換を重ねていくことで信頼関係を構築できます。

インスタグラム集客は短期的な戦略で成功する確率は低く、中長期的な目線でファンを増やしていくことが重要です。

ユーザーのニーズに応え、友好な関係を築くことができれば、商品・サービスの安定した売上が期待できるでしょう。


3.インスタグラム集客で利用すべき7つの機能

インスタグラムには集客に役立つ機能が多数あります。

インスタグラム集客を成功させるためには、これらの機能を効果的に使うことが大切です。

ここでは、インスタグラム集客で利用すべき7つの機能を紹介します。

3-1ハッシュタグ検索の活用

ハッシュタグ機能を活用することで、自社の投稿にユーザーを誘導しやすくできます。

ハッシュタグとは、投稿に付与できる一種のしるしのようなものであり、投稿内容に合致したキーワードを選定します。

自社の商品・サービスに関するキーワードやユーザーが検索する可能性のあるキーワードをハッシュタグとして付与することで、検索された際にヒットしやすくすることが可能です。

インスタグラムでは、1つの投稿につき、30個までのハッシュタグを付与できるため、自社の商品・サービスに関連あるキーワードはリスト化しておくと便利です。

また、ハッシュタグ選定に迷った際は、ユーザーのニーズと自社の商品・サービスの共通点や関連性を意識すると選定しやすくなります。

自社の商品・サービスの内容とユーザーのニーズに合致したハッシュタグを付与することができれば、潜在的な顧客にも情報を届けられるはずです。

3-2ストーリー機能/ストーリーズ

ストーリー機能もしくはストーリーズは、スライドショーのように画像や動画が投稿できる機能です。

BGMを追加したりスタンプを押せる機能があり、さまざまな加工機能を利用できます。

インスタグラム集客にストーリー機能を活用する場合は、最新情報のお知らせやキャンペーンのお知らせなどに利用すると効果的です。

ストーリー機能には、質問や投票機能が備わっており、適切に使用することでユーザーとのコミュニケーションを活発化させることができます。

ユーザーが自由に発言もしくはアンケートに応えられる場を設けることで、思わぬニーズ発掘につながるかもしれません。

ユーザーが見て楽しめるような内容や反応したくなるような内容を意識することで、より密なやりとりが実現できるはずです。

ただし、ストーリー機能を利用した投稿は24時間で消えるため、時間を有効活用する必要があります。

3-3ハイライト機能

ハイライト機能はストーリー機能で投稿した内容を保存するための機能です。

ストーリー機能を利用した投稿は通常24時間で消えてしまいます。

しかし、ハイライト機能を利用すれば、本来消えるはずの投稿をインスタグラム上に残しておくことが可能であり、これまでの投稿をアーカイブ化することが可能です。

ハイライトはプロフィール画面にある自己紹介の真下に丸い枠で表示されるため、任意のタイミングでユーザーはアクセスできます。

また、ハイライトをジャンルに分けて整理することで、ユーザーにとっての利便性を高めることが可能です。

ファンになり得るユーザーがいつ、どこで現れるかわからないため、チャンスを逃さないためにも、コンテンツを適切に保存しておくことが大切です。

3-4インスタライブ

インスタライブとは、インスタグラム上でライブ配信できる機能です。

スマートフォンのカメラを使用して気軽に配信できるため、リアルタイムでユーザーとコミュニケーションを取りたい時に便利です。

集客を狙うのであれば、既存商品の紹介や新商品の発表、キャンペーンの呼びかけなどを行うと、既存ユーザーに加え新たなユーザー層の獲得につながる可能性があります。

ただし、インスタライブを突然はじめてしまっては思うように人が集まらない可能性があるため、事前告知を徹底することが重要です。

また、配信内容とスケジュールをあらかじめ組んでおくことでスムーズかつ洗練された配信ができます。

インスタライブで一番重要なのは、ユーザーに対して誠実な対応をすることです。

3-5IGTV機能

IGTV機能とは、インスタグラム上で動画を共有できる機能です。

インスタグラムで投稿できる動画は通常1分が限界ですが、IGTV機能を利用すれば、最長60分の動画を投稿できます。

ただし、長すぎる動画はユーザーの離脱を招く恐れがあるため、注意しなければなりません。

インスタグラムを見る状況は移動中や休憩中などの隙間時間が多く、長い時間を確保できない・しない人がほとんどです。

投稿する動画は5分以内に納まるように意識し、限られた時間でいかに自社の商品・サービスに関する情報をわかりやすくユーザーに届けるかが重要になります。

離脱率が高い動画はインスタグラムのアルゴリズムによるアカウントの低評価を招く可能性があるため、注意が必要です。

3-6リール動画

リール動画とは、最長90秒の縦型動画であり、スマートフォンであれば全画面表示できる特徴があります。

IGTV機能と近しい印象を持つかもしれませんが、リール動画はフィードやプロフィール、検索タブなど、さまざまな場所に表示されることが最大の特徴です。

複数の場所に投稿されることで、ユーザーの目に留まる機会が増え、自社の商品・サービスを知ってもらうきっかけ作りになります。

リール動画で意識すべきは、サムネイルです。

ユーザーのほとんどはサムネイルの印象で動画を見るか決めるため、ユーザーの興味関心をひくようなものにする必要があります。

また、設定する音楽も重要であり、ブランドイメージと合致したものを選ぶことが大切です。

ブランドイメージとあまりにもかけ離れた内容では、自社の商品・サービスを正しく理解してもらえない可能性があります。

3-7まとめ機能

まとめ機能とは、ユーザーやアカウントがおすすめする商品や投稿、スポットなどをまとめて表示する機能です。

これは自社がおすすめしたいコンテンツを発信するだけではなく、ユーザーと共有することができる機能であり、伝えたい・紹介したい情報をまとめて届けることができます。

一つのまとめのなかに複数のカテゴリーを設けることができるため、カタログを意識した構成にするとよりわかりやすくなります。

まとめは更新順にならぶ性質があるため、積極的に更新していくことで、最新情報をいち早くユーザーに届けることが可能です。

また、ハッシュタグを追加しておくと、接点がないユーザーにも見つけてもらえる可能性があるため、丁寧に作り込むことをおすすめします。


4.インスタグラム集客を成功させるための8つのコツ

インスタグラム集客はノープランで成功するものではありません。

成功させるためにはいくつかのコツをつかんでおく必要があり、しっかりと計画や方向性を練ってから行うことが大切です。

ここでは、インスタグラム集客を成功させるためのコツを8つ紹介します。

4-1投稿の統一感・世界観を意識する

インスタグラム集客を行う際は、プロフィールの作り込みはもちろん、投稿内容の統一感や世界観を意識することが重要です。

統一感や世界観がまとまっていない投稿をしてしまうと、ブランドのイメージや方向性をユーザーに認識・定着させることができません。

投稿に統一感を出すためには、まず自社の商品・サービスのコンセプトや伝えたいイメージをどのように表現するか考えなければなりません。

例えば、スッキリとした印象を与えたいのであれば、装飾や派手な色を避けたシンプルな構成にする、高級感を演出したいのであれば、煌びやかな雰囲気にするなど、さまざまな手法があります。

4-2定期的に投稿する

インスタグラム集客を行う際は、定期的に投稿することを意識することが大切です。

投稿頻度が不規則な場合や投稿自体が少ない場合は、ユーザーに対して十分にアピールができず、印象に残らない可能性があります。

しかし、投稿回数が多ければ良いというわけでもありません。

多すぎる投稿はユーザーから不快に思われる場合もあり、運営側にも大きな負担がかかるため、避けるのが無難です。

商品・サービスに関する投稿であれば、2日〜3日に1回の頻度がおすすめです。

4-3インスタグラム広告の運用

インスタグラムには、フォロワー以外の人に画像や動画などの広告を配信できる機能があります。

インスタグラム広告の特徴は以下の通りです。

  • 年齢や性別、居住地や興味関心など、ターゲットとする層を細かく絞り込める

  • 数百円からの予算で広告を出せる

  • 広告を配信する期間は任意に設定することができ、中止するタイミングも自由

  • 何人のユーザーが見た、クリックしたなどのデータ分析ができる

  • 過去の投稿で評判が良かったものを広告として使用できる

上記からもわかるように、インスタグラム広告には集客をサポートしてくれるような機能が多数備わっています。

フォロワー以外の人にも広告を配信できるため、これまで接点がなかったユーザーや新たな層へのアピールに役立つはずです。

費用も一般的な広告に比べ安価であるため、実験的に運用する場合でも最小限の負担で行うことができるでしょう。

4-4顧客ニーズに合わせた配信・企画

インスタグラムで定期的に投稿をしていても、フォロワーや売上が伸びないというケースは珍しくありません。

これは主に、顧客ニーズに合っていないコンテンツの配信や企画を行っていることが原因と考えられます。

ユーザーから求められていない投稿を繰り返していては、集客を成功させることは難しいです。

インスタグラム集客を成功させるためには、有益な情報を配信することが大切です。

ユーザーが自社の商品・サービスに対して何を期待しているのか、何を知りたいのかなど、ユーザー目線を意識した投稿を意識すれば、自然とファンが増えていきます。

4-5UGC投稿の活用

UGC(User Generated Content)とは、ユーザーによって作成されたコンテンツのことをいいます。

インスタグラム集客で活用する場合は、自社の商品・サービスに対するユーザーからの口コミやレビューなどの投稿を自社のアカウントでコンテンツとして紹介する形になります。

一般ユーザーからの投稿は営業や広告のような雰囲気がないため、他のユーザーも親しみが持ちやすいです。

また、ユーザーの投稿を起用することで、自社は広告やコンテンツにかかるコストを削減することもできます。

4-6インサイト分析と運用改善

トレンドの移り変わりが激しい現代では、単純なフォロワー数やインプレッション数を増やすだけの施策では、継続的に集客を行うことができません。

集客を継続的に行いたい場合は、インサイト分析を行い、しっかりとしたデータを基に今後の運用方法を考える必要があります。

インサイト分析では、インプレッション数をはじめ、ECサイトへ移動したユーザー数やリアクションなど、ユーザーに関するさまざまなデータを解析することが可能です。

適切に分析し、ターゲットとするユーザーの動きや考えに合わせた運用をすることで、安定した集客を狙うことができるでしょう。

4-7コンバージョンに繋がる導線設計

インスタグラム広告や日頃の投稿から、問い合わせや商品・サービスの購買につなげるためには、コンバージョンにつながる導線を設計する必要があります。

単にリンクを設置するのではなく、ユーザーにとって違和感のない導線を考えることが重要です。

スムーズな導線を確保できれば、ユーザーの購買意欲が高まった段階や興味を持った段階でECサイトへ誘導することができます。

4-8インフルエンサーマーケティングの実施

インスタグラム集客のなかでも効果的な手法の一つがインフルエンサーマーケティングです。

インフルエンサーマーケティングとは、人気のあるインフルエンサーに自社の商品・サービスを紹介してもらうという広告手法です。

人気のインフルエンサーはフォロワー数が多く、商品・サービスに関するコンテンツを発信してもらえれば、効率的に集客につなげられる可能性があります。


5.インスタグラム集客に成功している事例3選

最後に、インスタグラム集客の成功事例を3つ紹介します。

5-1SHEIN

SHEINは、世界各国で売上が好調のファストファッションブランドです。

インスタグラム集客を成功させたことでユーザー数を大幅に伸ばした実績があり、日本でも200万人以上のユーザーがいるといわれています。

SHEINが行った施策は主に、広告とインフルエンサーマーケティングの2つです。

インスタグラムに限らず、その他のSNSやWebサイトなど、あらゆるメディアで広告を配信することで、多くのユーザーの認知を獲得しました。

また、人気のインフルエンサーとのタイアップも積極的に行うことで、そのフォロワーにも情報を届け、ファンを増やしていったと考えられます。

インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサー自身が商品・サービスに対するレビューをしている場合が多く、ユーザーにとっても信憑性が高い情報となります。

5-2LYFT

LYFTは、トレーニングウェアやプロテインの販売を専門とした企業です。

トレーニングのモチベーションを上げてくれるようなスタイリッシュなウェアと材料にこだわったプロテインは、若年層を中心に人気が高まっています。

LYFTが行った施策は主に、インフルエンサーマーケティングです。

創業者は19万人以上のフォロワー数を誇るインフルエンサーであり、自らが広告塔になって自社商品のアピールを継続して行ったことで、集客に成功しました。

近年ではジムに通う方が増えており、ウェアやプロテインにこだわりをもっている方が多くいます。

そんなユーザーが求めている商品をアピールすることで、短期間で幅広いユーザーの獲得につなげました。

5-3Blue Bottle Coffee Japan

Blue Bottle Coffee Japanは、若年層を中心に絶大な人気を誇るカフェです。

新商品やオリジナルグッズに関する広告や店舗に関する投稿など、幅広いコンテンツの配信を行い、集客に成功しています。

Blue Bottle Coffee Japanの投稿はどれもブランドイメージの世界観を意識したものであり、統一感やまとまりがあることが特徴です。

また、ユーザーとのコミュニケーションも頻繁に行っており、しっかりとした信頼関係を築いていったことが成功の要因の一つと考えられます。

インスタグラムをはじめとしたSNSは、ユーザーと気軽にコミュニケーションが図れることがメリットであるため、ユーザーとの距離を縮めたいのであれば、有効な手法といえます。


6.まとめ

インスタグラム集客は、現代には欠かせないマーケティング手法の一つです。

インターネットやスマートフォンが普及している現代では、SNSを利用している人が大多数であり、投稿された情報をもとに買い物をするというケースも少なくありません。

インスタグラム集客を成功させるためには、インスタグラムの機能把握はもちろん、ユーザー目線に立ち、求められている情報を配信していくことが重要です。

ユーザーの動向に関するデータ分析を適切に行い、ユーザーの興味関心を引くようなコンテンツを意識していくことで、安定した集客が実現できるでしょう。


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