茜色の夕焼け
精神科閉鎖病棟
3回目の入院
1ヶ月と3日目
茜色の空があまりにも綺麗で
病室の灯りを消して
眺めている
朝焼けより
夕焼けの方が大好き
今日一日頑張った
今日一日生きたと
ほっとする
あとは
入浴したてのほかほかの身体を
眠りに持っていく作業だ
歯磨きをして
歯間ブラシして
諸々だ
私は自分だけの力で眠る事はできない
多量の睡眠薬が処方されている
それでも早朝覚醒である
4時か5時前には目が覚める
以前はもう少し少ない量で
ガッツリ6時7時まで寝て
眠気が残っていた
入院直前は
3時に起きて夕方の17時くらいまで動き続け
夕方動けなくなりそして死にたくなった
躁の時の無敵感
あれは快感だ
ここまで書いているうちに
日は沈み
あとは夜が更けていくだけとなった
この入院3回目の1ヶ月の間で
ずいぶん波は落ち着いてきたけど
まだまだしんどい
生きたい気持ち
死にたい気持ち
アップダウンに疲れたな
茜色の空が綺麗だった
そう感じれる自分は好きだ