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甘やかすとは経験や自信、そして未来を奪う行為なのかもしれない
対処する力を身につけるのが、自信をつける一番の近道。過保護な親や上司の元で人が"自信"をつけるのは不可能。
— 田口淳之介@対話の専門家 (@c_junnosuke) November 25, 2021
こんなツイートをした。
要は、子どもでも部下でも甘やかしていたら、ロクなことにならない。という話。
甘やかすと、なぜロクなことにならないのか?
ボクが思うに、甘やかすとは「奪う行為」なのだと思う。
悩む体験、乗り越える体験、そういった人間が成長するために必要な体験を奪ってしまうのだ。
年齢は大人、でも「中身は悪い意味でガキ」なんて人が、あなたの周囲にもいるかもしれない。
自分で調べない、自分で決められない、責任をとれない。
これらは長い間、甘やかされてきた人がもつ特徴だ。
子供が寝坊した時に「なんで起こしてくれなかったんだ!」と親に怒ることがあると思う。
アレを大人になって周囲の人にやっている人。
責任と才能は密接な関係にある。
やっぱり甘やかされた人間は、本来持っている才能なんかを活用できなくなるからダメだ。
こんな風に"反甘やかし"な意見をいうと、こんな時代から「厳しけりゃいいってもんじゃないだろ!」と怒る人がいるかもしれない。
ボクも「厳しけりゃいいってもんじゃない」とは思う。
ただ、人の成長をサポートする立場の人は、本人が見ている未来の、その先の未来を見なくてはいけない。
そして、本人が見えていない未来に意識を集中させ、「本人に与えられている課題」に気がついている必要はあると思う。
「大変だとは思うけど、その課題から逃げるなよ」くらいの気持ちをもって関わるのがボクの理想。
本人の成長に必須の課題に、何人たりとも介入してはいけない。
わざわざ親や上司が厳しくしなくても、仕事していれば。
生きていれば「厳しい〜」と泣きたくなることなんて腐るほどある。
けど、辛くて厳しいことも、人間の成長を考えると大切なことなんですよね。
甘やかすその心は、相手のことを想っているのではなく、自分の心を満たす為なんですよね。無意識に。
人の成長をサポートする立場にある人、つまりはボク自身もよくよく考えなくてはいけないテーマだと思う。
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