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甘やかすとは経験や自信、そして未来を奪う行為なのかもしれない


こんなツイートをした。

要は、子どもでも部下でも甘やかしていたら、ロクなことにならない。という話。


甘やかすと、なぜロクなことにならないのか?

ボクが思うに、甘やかすとは「奪う行為」なのだと思う。

悩む体験、乗り越える体験、そういった人間が成長するために必要な体験を奪ってしまうのだ。


年齢は大人、でも「中身は悪い意味でガキ」なんて人が、あなたの周囲にもいるかもしれない。

自分で調べない、自分で決められない、責任をとれない。


これらは長い間、甘やかされてきた人がもつ特徴だ。

子供が寝坊した時に「なんで起こしてくれなかったんだ!」と親に怒ることがあると思う。

アレを大人になって周囲の人にやっている人。

責任と才能は密接な関係にある。

やっぱり甘やかされた人間は、本来持っている才能なんかを活用できなくなるからダメだ。


こんな風に"反甘やかし"な意見をいうと、こんな時代から「厳しけりゃいいってもんじゃないだろ!」と怒る人がいるかもしれない。


ボクも「厳しけりゃいいってもんじゃない」とは思う。

ただ、人の成長をサポートする立場の人は、本人が見ている未来の、その先の未来を見なくてはいけない。

そして、本人が見えていない未来に意識を集中させ、「本人に与えられている課題」に気がついている必要はあると思う。


「大変だとは思うけど、その課題から逃げるなよ」くらいの気持ちをもって関わるのがボクの理想。

本人の成長に必須の課題に、何人たりとも介入してはいけない。


わざわざ親や上司が厳しくしなくても、仕事していれば。

生きていれば「厳しい〜」と泣きたくなることなんて腐るほどある。

けど、辛くて厳しいことも、人間の成長を考えると大切なことなんですよね。


甘やかすその心は、相手のことを想っているのではなく、自分の心を満たす為なんですよね。無意識に。

人の成長をサポートする立場にある人、つまりはボク自身もよくよく考えなくてはいけないテーマだと思う。



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