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【謎解き怪談。】 アンケート結果【アンケートのご協力ありがとうございました】

はじめに

当記事は、謎解き怪談のアンケート結果となります。
お読みになられていない方は、下記リンクよりご協力をお願いいたします。

https://note.com/comingant/n/n9497cd65080e

なお、謎解き怪談は 、すでに、完成しております。

貴方が回答を行い、読み進めた時点で、完結しております。

これはあくまでも蛇足です。
謎解き怪談ではなくなってしまう、
要するに、面白く無くなってしまう前に、
画面を閉じることを強く推奨致します。


アンケート結果

回答は想定回答、もしくはそれに準ずる回答が8割ほどでした。

想定回答としては、枯れていた花束となっております。

別解としては、
花束とともに地蔵が置かれていた、
お供えされている物品が腐っていた、
置かれていたメッセージの日付から先日の事故ではないことがわかる、
昨日轢いた跡のついた花束があった等がございました。
ありがとうございました。

また、花束には触れず、人ではなく幽霊を轢いたと理解し、
ホッとしたという回答のみも多くありました。
ありがとうございました。

私としても想定はしていなかった、
面白いと思った回答をいくつか紹介させていただきます。

花束だけが置かれており、目撃情報を求める看板等がなかった為、
犯人を捜しているわけではないとホッとした。

お供えされている物品がアルコールやタバコであることに気づき、
子供を轢いたわけではないとホッとした。

お読みいただき、また、ご回答、拡散のご協力いただき
ありがとうございました。

謎解き怪談をお楽しみいただけたのであれば、
うれしいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

ご満足いただけた方は、どうぞ画面をお消しください。

ここから先はご興味のある方のみお進みください。



蛇足

初めにお伝えした通り、謎解き怪談はすでに完結しております。
あくまでもあとがきとしてお楽しみください。
満足でき次第、適宜読み終えていただければと思います。

ですが、誠に申し訳ございません。
下記項目をお読みいただいた場合は、
お手数ではございますが、
最後の項目の『終わりに』を
必ずお読みいただくようお願いいたします。

以下、トピックスをお伝えさせていただきます。
順に読まず、ご興味のあった項目のみ
お読みいただくのもよいかと思います。

「感想まとめ」 
皆様からの感想をご紹介させていただきます。

「没案のオチ」
検討していた謎解き怪談のオチの案をいくつか紹介します。 

「人を轢いてホッとしたサイコパス殺人鬼と考えた回答についてのアンサー」
いくつかこの回答に類するものがあったため、
この回答を正答であったとして解釈し直した怪談をお伝えします。

「魂の殺人」
人格の生成と破壊に伴う影響について

「メタ的な謎解き怪談の存在理由」
謎解き怪談自体の存在理由についての考察をいたします。

ご興味ありましたら、どうぞお楽しみください。
読み終える際は
「終わりに」をお読みすることを忘れずにお願いします。



「感想まとめ」

感想としては、やはり、
幽霊ではなく人を轢いたことに安堵をする方が多くいらっしゃいました。
また、謎解きがあることで、怖さが緩和された方、
それはそれとして、音の想像で怖がっていただいた方も多くいたようです。

そのうえで、怖さについて、より掘り下げていただいた感想もありました。
人をひき殺してしまえば、社会的にも、
人の命を奪ってしまった罪がありますが、
幽霊であれば、ホッとしてしまう。
そのこと自体に怖がっている感想もありました。

幽霊は怖いが、人を傷つけることの方が怖い方は多いようです。
自分もホッとしてしまうと思うし、
それが嫌になるとお考えの方もいらっしゃいました。
ありがとうございました。

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「没案のオチ」

この話を思いついた際にはいくつか、パターンがありました。
なぜ幽霊がいたのか。そして、語り手がどうなってしまったのか。
そういった点で差分があります。
最終的に、トラックとの正面衝突事故で死んでしまい、
幽霊は自分の存在をもって伝えようとしていた。
ほかには、最後、幽霊相手ではなく本当の事故を起こしてしまうパターン。
いずれも、怪談としてはまとめられますが、少々後味が悪すぎるため、
あまり何もなかったお話として着地させております。

以前の事故が起きた際と同じ速度で走ることで
幽霊が表れてしまうような条件を作る案もありましたが、
そういった条件なども意図的になくしました。

「人を轢いてホッとしたサイコパス殺人鬼と考えた回答についてのアンサー」

回答の中には、人を轢いていたことにホッとしたというものもいくつかありました。単純に事故が起きてしまったというオチにするには、
衝突防止の警告音の話がノイズになってしまいます。
では、なぜ、アラートが鳴っていたのか、数人の回答結果と
自身の解釈を合わせたものをお伝えします。

暗い横断歩道には、毎日、徘徊をしている老人が渡っていたのではないでしょうか?車のヘッドライトによって遠くから照らされると同時に渡り始め、
毎日轢かれかけていたのではないでしょうか?もちろん、速度を上げれば上げるほど、近づいてしまいます。実際に轢いてしまった後は、側溝や暗がりに転がってしまい、気づかなかったのではないでしょうか?



魂の殺人

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【?を忘れないで】を忘れないで(Vtuber凸待ち配信ホラー作品の備忘録)|coming ant (note.com)



「メタ的な謎解き怪談の存在理由」

謎解き怪談を作った理由はなんだったのでしょうか?
楽しませるために、虚構だけで作成した作品を作るとのことでしたが、
本当にそうだったのでしょうか?

虚と実

例えば、実際のアンケート結果を混ぜることで虚と実の境目は曖昧になっていくのではないでしょうか?最近流行りのモキュメンタリー作品などでは、実際の視聴者の回答や、インタビュー自体を実際に映像として混ぜることで、リアリティラインを意図的に変化させる手法が使われております。
アンケート結果という形で実際の事故や事件を想起した方の回答を
吸い上げることで、フィクションではなくなってしまう可能性はあるのではないでしょうか?創作の怪談を本物の怪談にするために行われた可能性はないでしょうか。

ホラーに限らず、
参加者を用いて現実と虚構を曖昧にする作品は多くあります。
実際に存在する何かや誰かに近づきすぎてしまうと、
暴力的になりすぎてしまいます。
フィクションとしての線引きは必要なようです。

以下、最近の作品をまとめさせていただきました。
ご興味のある方はご覧ください。

これはやばいやつ……。前代未聞、100枚以上の「怪文書」を展示する“考察型”展覧会が渋谷で開催へ (buzzfeed.com)
なぞのSCAPERを追え! | ほぼ日刊イトイ新聞 (1101.com)
スケーパー研究所 (sukeken.jp)
祓除 | TVer TXQ FICTION | TVer
【?を忘れないで】を忘れないで(Vtuber凸待ち配信ホラー作品の備忘録)|coming ant (note.com)

嘘を集めるため

アンケートという形で行うことで、より分かりやすく面白い、納得のできる話を集めることができます。よりもっともらしい嘘を読者に考えさせることができます。作者はアンケートを使い、読者に考えてもらったのではないでしょうか?怖い話を作るためなのか、それとも、

本当の話を嘘のエンタメとして上書きする

本当にあった話だったのかもしれません。何か近しい出来事があって、それを忘れるために、逃避するために、消費するためにお話をつくったのかもしれません。何かを轢いたのか、それとも、何かを見てしまったのか。

感情を集めるため

怪談を語るだけでなく、謎解きという形にして、アンケートも入れたことには、おそらく意味があるのでしょう。考察することの強要、そして、感想の強要という意味があるかと思われます。

謎解き怪談自体が認識災害

謎解き怪談は、作り手に取り憑き、問いかけの構造を作らせる。そして、読み手の回答や感想をもとに、成長をする怪異である。単純に読まれること、拡散されるだけでなく、言葉を受け取ることでより強固になる。受け取ったにんげんに言語化を強いることで、物語によりむき合わせる。
それが謎解き怪談である。

思考実験

謎解き怪談は思考実験である。
受け取り手の想像力を図るために生まれた。
ある程度同じモチーフ、流れを共有することで、同じ回答を導き出せる。
それは幽霊を共有するのと同じである。疑似的な集団ヒステリーの誘導といえる。逆説的に想像力の限界を示しているともいえるが、実際の回答としては、想定を超えていたため、怪談に対するアンチテーゼとしての役割は担うことはできなかったといえるだろう。

同調効果(同調現象)とは|具体例をわかりやすく解説 (theories.jp)
〔研究者コラム〕「あまり知られていない犯罪心理学の世界(第3回)」―目撃者の証言― - 「あまり知られていない犯罪心理学の世界」|コラム|福岡大学 (fukuoka-u.ac.jp)
https://karapaia.com/archives/52252970.html


終わりに

念のためお伝えさせて頂きます。
もちろん、今回のアンケート結果自体も【謎解き怪談】となります。

もちろん恐ろしい論理体系や事件についてはまったくの嘘ではありますが、
感情や、思考力の肩代わりの強要という点はあるかと思います。

頂いた感情や思考のご負担に対して、
面白さが足りていないとお考えの方につきましては、深く謝罪いたします。

あなたの中の「私」をいたずらに塗りつぶす行為の強要に関しても、
謝罪させていただきます。誠に申し訳ございませんでした。

皆様から頂いたものを糧に、
より善くなってお返しさせて頂ければと存じます。

では最後に、今回の謎解き怪談のオチをお考えください。
私は何を意図して謎解き怪談を作ったのか。

この謎解き怪談を作った本当の理由は、
お伝えした中にあるのか、ないのか、
それとも、初めから理由なんて存在しないのか。

もしよければ、
いつでもお声がけください。

謎解き怪談は、
coming antは、
いつでも貴方をお待ちしております。
ご協力ありがとうございました。

P.S.
この記事は一部を除き、すべてフィクションです。

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