成功要因の一つ・【素直さ】が必要な理由
「成功者の人は、素直」な人が多い
ということを、
どこかで成功法則を唱える人や、自己啓発本などで聞いたり見たりしたことがありませんか?。
あなたも、どこかで見たり、聞いたりしたことがありませんか?。
成功の定義は、ビジネス的なことや大金を手にすること以外にも、大きなことも小さなことも含めて
人生を、自分の思うよう生きている人
自分自身の理想を、実現している人
仕事やプライベートで充実している人
自分の理想を叶えることに、時間を使っている人
としても、やはり人生の中でその人の理想を叶えている人は、やなり素直です。
その素直さが、なぜ必要なのか、そして、そうできない根底にあるのはなぜか?。についてお伝えします。
成功要因の一つ・素直さとはなにか?
●そもそも【素直さ】が意味すること
上記のような成功法則を語る人、自己啓発本などで書かれている「素直さ」「素直な人」とはどのような意味を指すのか
人のアドバイスや意見を、素直に受け取れる人
人に言われたことを、肯定して行動できる人
つまり、“「人がいいよ」ということに対して取り入れ、素直にそのことを行動できる人”ということを意味しているようです。
しかしその時はどのような時かというと、
・何らかの目的や理想をもっていてそれを達成したいけれど、方法に行きづまっている時
・何か悩みや問題を抱えていて、別の方法や解決法を教えてもらった時
とうように、
【別の方法】、【考え方】、【視点】、【解決策】が提示された時にそれを受け入れる・受容
【別の方法】、【考え方】、【視点】、【解決策】が提示された時にそれをやってみる・行動
が必要な時で、受容や行動に対してそれまでの固定化したやり方ではなく、別の方法を受け入れるという【柔軟性】こそが、成功法則や自己啓発本の中の【素直さ】の意味です。
成功法則に必要とされる柔軟性は、
人に言われるがままに「ホイホイ」ということを聞くということではありません。
人に言われるがままに進められたものを買うことでもありません。
そうしたことに乗せられるのは、何も考えずに詐欺に遭う人の間違った【素直さ】であり「柔軟性」です。
本来の柔軟性は、自分の現状の問題や課題を理解した上で、【他の方法はないか】、【解決策はないか】ということを模索している前提があり、その上で他の人からのアドバイスも含めて最良の策を、最適解を見つけて、判断し、コレが良いとした上で、それを行動する(実行する)ということです。
【成功要因として素直が大切】
という言葉の表面的な意味だけを捉えて、「これいいよ」と勧められるががまま、自分で何も考えずに、自分の現状を考えもせずに、【素直さが大事だから】というのは、違うのです。
そうした人は、自分で解決策となることを見つけようともせず、後になってから考え、「あれ?なんか違った?」、「自分の望んでいるものじゃなかった」と後悔することもしばしばです。それは、そもそも自分自身で「どうしたいのか」「自分のこれまでのやり方はどうなのか」という検証をすることなしに、人のアドバイスに乗っかってしまったからです。
そして、成功要因としての柔軟性は、人のアドバイスをただただ受け入れることだけではありません。
●自分の持っている欲に対しても【素直】
先に述べたように、
叶えたい目標、理想に対しても素直に、それを実感して得たいと感じている
自分自身が抱えている問題・悩みは不快な状態だから、それを解決したい
つまり自分の欲に対しても【素直】だからこそ、それを自分のこととして認識できます。
実のところ、私たちは自分が叶えたい目標、理想であっても、「だれかのため」「誰かがもっている」目標や理想を自分のこととしてしまうことがあります。もちろん、それ自体は悪いことではありませんが、その「だれかのため」「誰かが持っている」が、自分自身の心の奥にある【本心】を隠してしまうのです。
その【本心】の中にある、目標、理想を感じることなく、叶えるための行動をしてもどこかチグハグだったり、本心とは違うために必要な情報に巡り合うことはなく、いつも迷ってばかりで「本当にこれでいいのかな」とやっていることに対していつも懐疑的です。
自分の本心とは違うためそこに意識を向けて目標や理想に必要なことに取り組むことができず、いつも周りの人がしていることが気になり、なかなか自分の思うようになれません。
あるいは問題や悩みを抱えていても、それを「辛い」とは感じても、「本気でどうにかしたい」というところまでの感情を抱かず、「問題や悩みのある自分はかわいそう」とかわいそうな人であろうとしつづけます。身体的な不調や病気を抱えて改善しない人の中にはこうした深層心理を持つ人もいます。辛い状態の自分に対して【素直】ではないのです。こうした心理状態は、二次的に問題を増幅させ、身近な周りの人間に対しても、愚痴や不満を言うようになり、人間関係が悪化してますます「かわいそうな」人となっていきます。
こうならないためには、【自分の欲】に気づくことです。【自分の欲】に対して素直に受け止めることです。
欲と言う言葉は、「強欲」、「欲深い」など、あまり良い意味にはとられませんが、他者から何かを奪うのではなく、法律に抵触しないものでなければ、私たちは本来欲をもっているからこそ、「こうありたい」と思うからこそ、この世に生を受けて生きて活動しているのです。もっとコアの自分自身の欲に対して素直になりましょう。そうした欲は、人に迷惑をかけるどころか、周りの人に対しても、気持ちの良い関係を生みプラスの作用となるのです。
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