正社員を新卒1年目で辞めた話

こんにちは！うみかです。

わたしの働き方シリーズ、今回は「正社員を新卒1年目で辞めた話」です。

わたしは、大学を卒業して信用金庫に就職したのですが、ちょうど1年のタイミングで退職しました。

そして、1年で「正社員」という雇用形態も手放しました。

色々書いたんですが…今は元気に生きてますので、大丈夫です。

今回、イメコンの話はあまり出てきませんが、イメコンを目指すまでの話もこちらに書いてますので、良ければぜひ！

2020年6月　支店に配属

信用金庫から内定をいただき、2020年4月に入庫。

しかし、コロナの影響で、十分な研修がないまま6月に支店へ配属されました。

詳しくは上の「イメコンを目指すまでの話」に書いているので、もしよければ見てみてください。

正直不安しかなかったです。

この研修の状況がどこまで支店側に伝わっていたかわかりませんが、「こんなこともわからないの？」とか「研修でやらなかったの？」とか思われるのが怖かったです。

しかも、例年であれば後方事務を1年ほどやってから窓口に立つのが基本ルートでしたが、なぜかわたしたちの代から後方事務を1か月だけやって7月には窓口に立たされることに。

後方事務とは…基本的には窓口には立たず、混んでいる時に、窓口が受けた定期預金や定期積金の作成、新規口座開設などの時間のかかるものの処理だけやる人。その間に窓口では次のお客様を呼べるので、お客様の待ち時間を少し短くできます。ほかには、渉外という外回りの人が受け持っているお客様から預かった手続きをやったりもします。要は、お客様の前に立つわけではないので、先輩にずっとついてもらって教えてもらいながらできるポジションです。（※あくまでわたしが勤めていたところの話なので、多少の違いはあるかもです）

なんで研修が短かった今年からこうなったのか、ま〜〜じで意味がわからなかったです。

後方事務がわかってないと、窓口に立っても処理ができないっていう状態になるんですよね。

結局先輩に教えてもらいながらやるわけですが、お客様側からは「あの子で大丈夫なの？」と思われてそうだし、忙しい時は先輩にも聞きにくいし。

そしてわたしは悪運が強くて、先輩ですらやったことないような、滅多に来ない面倒な処理ばかり引き当てる。笑

基本的に予約制は取っていないので、いつどんな手続きのお客様が来るか、全くわからないんです。

毎回ビクビクしながら次の人を呼んでました。

2020年10月　大好きな先輩が退職

だんだん1人でできる処理も増えてきた頃、一緒に窓口をやっていた先輩が退職することになりました。

わたしの支店には同期がおらず、周りが先輩だけだったので、話しやすい先輩はとてもありがたい存在でした。

本当に大好きすぎて、「この先輩が異動するか辞めるかになった時はわたしも辞めようかな」と冗談半分ではありますが、そう思っていたくらいでした。

でも、あまりにも早くその時が来てしまったので、さすがに辞めるのはなぁと踏み留まりました（まあ結局その半年後にはわたしも辞めてるんですけどね）。

2021年1月初め　もう1人退職して人いなさすぎ地獄

そして、10月に退職した先輩の代わりに窓口担当になった先輩も、とても話しやすくて大好きだったのですが、その先輩も2021年1月初めに退職。

で、ここからが地獄でした。

わたしがいたところは、7月と2月に大きな異動があり（金融機関は、不正を防ぐために、同じ支店にあまり長い間はいられないようになってます）、そのほか、人が辞めたりしたらちょこちょこ異動がある、みたいな感じでした。

ですが、同じ課から2人退職しているにもかかわらず、人の補充が1人もないままでした。

窓口は基本2人体制でしたが、先輩が辞めたことにより、わたし1人だけに。

窓口が開いている時間は、後方事務の先輩も手伝ってくれたりして、まあどうにかなるのですが、15:00で閉店してからが地獄。

後方は後方でやることがあるのでそっちの仕事に戻ってしまうし、今まで2人で分担していた仕事を、1人でやらなければいけなくなるわけです。

当然、仕事が終わるわけもなく。

しかも、元々先輩がやっていた仕事のうちの1つは、途中でシステムが変わったことにより、支店にいる中では直接引き継ぎを受けたわたししかやり方を知らないっていう。

誰にも聞けないし、他の人もそもそもやり方を知らないので手伝いようがないのです。

よく考えたらこれやばいよね。

1年目の職員1人しかわからない仕事があるなんて普通じゃないよね。笑

でも、それくらいみんな余裕がなかったのです。

2021年1月末　ついに心が折れる

1月末、詳細を書くのは避けますが、わたしが担当することになったお客様が、まあまあやばい人でした（相変わらずの悪運の強さ）。

怒鳴られて、「店長を呼べ」と言われたので、店長を呼びに行ったところ、「次長のがいいんじゃない？」と謎の一言（これ読んでいる人みんな「？？？」となっていると思いますが、わたしも同じ気持ちでした。この間の描写を省いたわけではありません）。

結局次長が出てくれました。

でも、店長にも見捨てられ（？）、他の先輩・上司からも何のフォローもなし。

別に心配してほしいわけではないですが、これだけ色々言われてる人に対して「大丈夫だった？」の一言も言えないのって、人としてどうなんですかね？

お客さまが怖くなってしまったというのもありますが、こんな人たちと一緒に働くの無理〜〜〜！と思ってしまったんです。

そして、次の日、家から最寄り駅までバスに乗っている時、仕事に行くのが嫌すぎて涙が出てきて止まらなくなってしまって。

これは普通じゃないと思ったので、仮病を使って休みました。

今思えばですが、その前から仕事に行く前、よく泣いてました。

朝起きてすぐとか、準備している時とか。

1人目の先輩が辞めてしまってから、だんだんしんどくなっていって、「今赤信号渡ったら仕事行かなくて済むかな」とか「いっそのこと倒れたりして合法的に仕事休みたいな」とか思ってました。

うーん、普通に病んでる。

もういよいよやばいなと思ったので、辞める方向で動くことにしました。

最初は、正社員として仕事を続けながらイメコンの活動もしていこうと思っていましたが、もうそれは難しいなと。

元々わたしが思い描いている未来にはなれそうにもなかったので、長く続けるつもりはなかったし（詳しくはこちらを見てね）

それならいつやめても変わらなくない？ていうか辞めたい仕事に人生の時間割くの嫌だわ〜〜と思って、1年の区切りで辞めることにしました。

わたしってこういう時の思い切りがいい方で、あまり後先考えずに行動してしまうんですよね。

実際、上司に辞めることを伝えた時も、2年目から派遣社員になろうとは思っていて派遣会社に登録はしていたものの、派遣先が決まっていたわけではありませんでした。

無事辞める前に決まったけど、もうちょっとよく考えてほしい。。

金融機関、正社員をやめることへの不安

不安は全くなかった（お願いだからもうちょっと不安がってくれ）。

話はさかのぼりますが、わたしが金融機関に就職が決まった時、「なくならない仕事でよかったね」「もう安定だね」などと言われることが多かったです。

でも、金融機関だってつぶれることもあるし、これからキャッシュレス化が進んだら、リアルのお金がなくなって金融機関いらなくなるのでは？少なくとも窓口は必要なくなるかもな、というのは思っていたので、わたしとしては「金融機関＝安定」みたいな公式はあまり頭の中にはなくて。

「正社員」という雇用形態もそう。

今の時代、何が安定かなんてわからないし、「正社員でいなきゃ！」と思いすぎる必要はないのかなと思います。

安定かそうじゃないかって、業種や職種、雇用形態によって決まるものではないと思うのです。

安定かどうか、結局誰にもわからないから、それなら別に雇用形態にこだわる必要はないなと思って、正社員を1年で辞める決断をしました。

あと、私の場合はイメコンとの両立が前提だったので、ある程度時間の余裕が欲しかったこともあり、正社員でいることを辞めました。

ちなみに、わたしは辞めて本当に良かった。

身体的にも精神的にも余裕ができたし、生々しい話ですが、給与面でも、正社員と派遣社員、派遣のほうが働く時間としては短いのに、わたしの場合いただくお金はそこまで変わらなかった（月給でいえばのお話です。派遣は基本的にはお給料上がらないし、ボーナスもないので）。

でも、これで仮に、正社員の時にもっとお給料が高くて、派遣社員になったことでお給料が下がったとしても、わたしは正社員を辞めることを選んでいたと思います。

わたしにとって「余裕」が手に入ったことは、お金以上に大きなことでした。

もし迷っている人がいれば、参考になればいいなと思います。

今回のお話はここまでです。

次回は、そもそもなんで金融機関に就職しようと思ったかの就活のお話をしたいと思います。

就活、もう3,4年前なので覚えてるか不安ですが頑張ります。笑

就職活動中、転職活動中の人には参考になるのではないかと思います。

もし、この話題で聞きたいことがあればコメントなどで質問してください～！

できるだけ盛り込んでお話したいと思います！

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最後までお読みいただきありがとうございました！

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【うみかって何をしてる人？】

✔️社会人3年目
✔️元金融機関職員
✔️2021年4月に転職し、会社員＆イメコンとしてパラレルキャリア開始
✔️半年で50人診断

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