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私の2022年

街中で流れる音楽が
クリスマスソングから第九に移り変わり、
また年が終わろうとしていることを教えてくれる。

2022年
まさに私にとっては、変化の年だった。
年の初めに見ていた景色と、
今見えている景色は全然違う。

ゆるやかに、
だけど確実に変化して、
気付くと遠くまできていた。そんな感覚。

21歳。等身大の2022年を綴らせてください。


2020年。2021年。
私にとって、暗黒時代でした。


コロナ禍ということはもちろん、
「大人の事情」というひとことで
制限される学生生活が続きました。

上京して、叶えたかった夢は叶いませんでした。

他の何で埋めても、心は埋まらなくて。
気付いた時には、
8個以上のやりたくもないタスクを抱えて、
パンク寸前だった。

そこに加えて、
不器用さを隠し、
みんなからいいと言われる自分であるために
必死に取り繕っていた。
ダメな部分が見えて、嫌われないように。
そんな想いがいつもあった。
だから、心ない言葉もやりたくない仕事も
全部笑顔で受け止めていた。
そして、1人で泣いていた。

正直、自分のことが好きではなかった。
ひとりぼっちだと思い続けていた。

そんな中で、
ずっと夢だった
「ウェディング業界で働きたい」
その想いに蓋をして、就活を始めました。


2022年はやってきた。

今年立てた目標は覚えていない。
なぜなら、目標とは全く違う方向に
人生が動き出して、
あっという間に過ぎてしまったから。

今まで"見ているだけだったセカイ"の中で、
私は自分の想いを口にしている。
ちゃんと心から笑えている。

あの頃、思いもしなかった場所で、
今、私は生きている。


きっかけとなったのは…


2022年。5月。
これからの結婚式を創り上げる
全国で唯一の学生団体「Change Wedding」に
加入しました。

▽Change Weddingの詳細はこちらから▽


心をすり減らしていた時に、
たまたまTwitterのおすすめに出てきたツイート。
それが"Change Wedding"の新メンバー募集でした。


「新しい環境に飛び込むのは正直苦手だし、
今更うまくいくわけがない。」
「でも、なんか心惹かれる。」
そんな想いが行き来して。

最終日。
「お話だけ聞かせてください。」
とその門を叩きました。

どこかでウェディングへの想いを捨てきれなかった私は、ChangeWeddingの面談を通して感じた"想い"に突き動かされて、加入を決めました。



加入から半年。
Change Weddingは今の私に欠かせない居場所。
大好きみんながいる大好きな居場所。


Change Weddingに出会って、
育った志や愛。
広がったセカイ。
忘れたくないみんなとの思い出。
大好きな場所を守りたい、この場所をつなぎたい。
そんな想いで、人事部のみんなと走り抜けてきました。


私1人では未来は変えられない。
だけど、みんなとならできる。そう信じています。

そのために、私は私にできることを。
目の前のことに本気で向き合い続けていく。

そんな一人一人の頑張りが積み重なった”未来”。
10年後の未来が楽しみだったりする。



ウェディングサービスとの出会い


Change Weddingから広がったセカイ。
その1つが「wetukuアカデミア」。

wetukuアカデミアとはこれから“志”を持って、ブライダル業界での活躍を目指す学生の方々を対象に、ブライダル業界に精通した方々(プロフェッサー)と共に、業界を深く研究し、プロとしてブライダルの現場に携わる際に、活かすことができる本質的な学びを得ていただく実践型プログラムの提供を行う場です。

公式HPより引用

2022年6月から
wetukuアカデミア2期生として活動させていただき、

2022年10月25日
最終報告会をもって、wetukuアカデミア2期生としての活動を結びました。

wetukuアカデミアでの活動を通じて、
私は、”一人の業界人”として、
"この世界を生き抜く一人の人間”として
成長できたと思っています。

ウエディングのことを学びながらも、
人として大切なことを学んだ時間だった。

▽wetukuアカデミアの詳細はこちら▽


そんなwetukuアカデミアで、
私が研究していたのが
「プロフェッショナルウェディングサービス」

「ウェディングサービスとはウェディング専門のサービスのことです。仕事内容としては、お料理やドリンクの配膳、演出、タイムコントロール…という感じです。でも、本質的な価値は、ゲストの1番近くにいる存在だからこそ、ライブで動くゲストの感情に気付き、様々なアクションを通じて、心に秘めていた想いを結ぶ、これがウェディングサービスの本質的な価値だと思ってます。」

wetukuコラム「明日も」より引用

研究を通して、
これまで多くのクリエイター達が、
自身の想いやスキルを磨き上げ、
婚礼文化を進化させながら、
現在まで紡いできた歴史に触れました。
これからは、本質的思考が高まる世の中になる
と言われています。
そんな世の中で、
私たち結婚式の創り手に求められるのは
「より本質的な価値のある結婚式を創り、届ける」
ことなのではないかと思うようになりました。
そして、その可能性を秘めているのが
「ウェディングサービス」だと信じたい。

そして、研究が終わって、私の中に残ったのは
「ウェディングサービスやってみたい」
そんな純粋な気持ちだった。


加えて、21歳の私として成長した時間でもあった。
私の大好きなチーム"MAKING HERO"で過ごした
12人のヒーローたちの物語。

笑って、泣いて、ぶつかって。
時には自分の弱さを曝け出して。
それでも手を取り合って、寄り添って。
誰1人として最後まで諦めなかった。

最後の最後。
私は人間の温かさだったり、底力、そして愛を
見ることができた気がしている。

私にとっての
「愛し、愛され、愛に守られてた時間」だった。

▽私のwetukuアカデミアでの活動記録▽



そして、次へ

今、私は
HEART ARROWS CREATION」(通称:HAC)
というサービスチームに所属させていただいています。

HEART ARROWS CREATIONの詳細はこちらから▽
(新メンバー募集中です)


「私たちのウェディングサービスは結婚式の体現を変える」というコンセプトのもと
結成されたサービスチームです。

私の中では、
「人生に本気で向き合い、未来を創る」
ウエディングサービス
を提供できるサービスチーム
になると思っています。

その可能性を、私は信じています。

そんな素敵なチームの中で、
私はサービスクリエイターのひとりとして、
「人生の糧となる瞬間」を
目に見えない"ココロの真ん中"に
私なりのウエディングサービスで
創り、届けていきたい。

いつか届く。その日を信じて。
磨き続けていきたい。


2022年の終わりに


私にとっての2022年は、賑やかで、愛しい年だった。
少しだけ、年が終わるのが寂しいなんて感じる。

思い返すと、
忘れない。忘れたくない。と思う瞬間で溢れている。


例えば、
「”どんな人生も美しい”と心から思い、涙した日」
「新しく広がるセカイに心の音が鳴ったこと」
「汗だくで創り上げた”フォトウェディング”や
”WeddingEggs”」
「午前5時の渋谷。
”幸せだね”なんていいながらわけあったからあげくん」
みんなと一緒に心が動いていた瞬間

例えば、
「朝まで語りつくした”みんなのいいところ”」
「私の分まで悩んで、怒ってくれた友達」
「ちゃんと私のことを見て、
いつでも優しさで包んでくれたこと」
「電話越しにもらった”頑張れ”」
注がれた愛に気付いた瞬間

例えば、
「初めて受け止めてもらえた私の夢」
「深夜zoomを繋げて語ったウエディング業界の未来」
「自分の弱さを超えて、想いがちゃんと伝わった瞬間」
未来に想いを馳せて、一歩踏み出した瞬間

きっと私の人生の糧となってくれるんじゃないかな。
そんな風に思える愛おしい瞬間たち。



人生の糧

「結婚式は人生の糧となる時間を創ることができる」
私は、そう信じています。

ただ、ずっと
「何が人生の糧となるんだろうか」
なんてことを思っていた。

2022年を生きてきて、
人が生きていくために、
自分の人生を愛するために必要な人生の糧とは

「心が動く瞬間」

「愛に気付く瞬間」

「未来を創る瞬間」

この3つを指すのではないだろうか。
そんなことを私なりに思っていた。

少なくとも、私は、
大好きな人たちと
この3つの瞬間を過ごしたことで、
自分の人生に対して、
"愛おしさ"みたいなものを
感じられるようになりました。


だからこそ、結婚式を通して、
創りたい。届けたい。

人生の中で忘れられない「心が動く瞬間」を。
大好きな人たちの、自分の「愛に気付く瞬間」を。
そして、これから。「未来を創る瞬間」を。

1人でも多くの人が、
自分のことを少しでも愛せるように。




そして、今こうして愛にちゃんと気付けるのは、
愛されてきたからなんだと思う。

ひとりぼっちだと思い続けていたあの頃の私も
ちゃんと愛されていた。

今まで愛されてきた。
今もたくさん愛されてる。
そして、これからも愛されていく。
だから、大丈夫。どこにいても。



来る2023年

2022年。
理想を思い描き、肯定し合う一年だった。
今年も私らしく生きてきた。
今の私から見える景色は、美しい。

私のウェディング人生第1章も残すところ、3ヶ月。
やりたいこともやるべきことも決めている。


そして、
私のウェディング人生第2章が始まろうとしている。
ついに始まる社会人生活。
今年育んだ想いを胸に、現実と向き合っていく。
そんな"耐える一年"になる覚悟はしていて。
未来で花を咲かせるために、
1つ1つ全力で向き合い、
自分のものにしていきたい。
未来のために、諦めない私でありたい。


最後になりましたが…
2022年お世話になりました皆様。
ここまでお付き合いいただいた方。
ありがとうございました✨
2023年もよろしくお願いいたします🤲








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