「被災者」という言葉の重みに 少し狼狽えてしまった。 出身地を答えたら 「被災者だったんですね」という言葉が 私の元に返ってきた。 ?が私の頭の上には浮かんでいた。 たしかに いわゆる「被災地」と 呼ばれるところに住んではいたけれど、 被害は少なく、 大切な人もモノも失ってはいない。 だから、 自分を被災者だと思ったことはなくて。 だからこその違和感。 なんなら申し訳なさも感じていた。 だけど、 「東日本大地震」という出来事が 何も私の人生にもたらしていないともいい
街中で流れる音楽が クリスマスソングから第九に移り変わり、 また年が終わろうとしていることを教えてくれる。 「2022年」 まさに私にとっては、変化の年だった。 年の初めに見ていた景色と、 今見えている景色は全然違う。 ゆるやかに、 だけど確実に変化して、 気付くと遠くまできていた。そんな感覚。 21歳。等身大の2022年を綴らせてください。 2020年。2021年。 私にとって、暗黒時代でした。 コロナ禍ということはもちろん、 「大人の事情」というひとことで 制限さ